福岡県築上町の農業公園「しいだアグリパーク」の貸し農園で、収穫間近の野菜(ジャガイモ、ニンジン等)が根こそぎ盗難される事件が発生したとのこと。
・ジャガイモ、ニンジン、大根… 野菜、大量に盗難 築上町の貸農園 / 西日本新聞
・盗難:「夢」を盗まないで!! 農園の野菜が根こそぎ--築上町 /福岡 - 毎日jp(毎日新聞)
上記リンク先記事と「しいだアグリパーク」のサイト[1]によると、同パークは旧・椎田町が、農業観光の振興を目的に開設したもので、貸農園の詳細は、
・広さ:約2,000m2
・区画:
1区画20m2が、98区画整備されている。
また、障害者向けの棚式農園(車いすのままでも農作業が行えるように設計されている、1区画約7m2)等も設置。
・利用料:1区画あたり年1万2,000円
・利用状況:
一般市民や企業に対して貸し出しており(会員制)、現在は12個人・団体が利用している。
等とのこと。
そして今回の事件の詳細は、
・発見日時:
2010年6月8日の午前8時半(出勤した職員が発見)
・被害場所:
・貸し農園:5区画
・障害者向けの棚式農園:10区画
・盗まれた野菜:
・ジャガイモ:約60kg
・ニンニク:約10kg
・ニンジン:約30本
・大根:約30本
・チンゲンサイ:15株
・ニンニク:10kg
など。(被害額は3万8,500円)
・対応:
築上町から管理・運営を委託されている第三セクター「しいだサンコー」社は6月10日に、豊前署に被害届を提出した。
同署では、窃盗事件として捜査を開始している。
等となっています。
また記事では、「しいだサンコー」社の社長の方の、
・「野菜を作る人はこういう取り方はしない。
作っていない人の犯行と思われる」
・「丹精込めて育ててきた会員の無念は計り知れない」
・「再発防止のため、監視カメラの設置を検討したい」
・「手作り野菜を自分で食べることを楽しみにしている人の夢をつぶす悪質な行為で、絶対にやめてほしい」
等のコメントが紹介されています。
時間と労力をかけて面倒を見てきた野菜が、何者かの手により突然無くなってしまうことで、利用者が少なからぬ精神的なダメージを受けることは、個人的には容易に想像がつきます。
盗んだ人間がどのような意図があったのかは判りませんが、このような行為は盗難に遭った当事者は元より、地域の住民や、このニュースを伝え聞いた人間にもマイナスの影響(他人に対する不信感の増加など)を及ぼすことを、理解してもらいたいものです。
(尤もそのような想像力・認識力があれば、このようなことはしないのかもしれませんが・・・)
※参考
・[1]築上町文化会館コマーレ「アグリパーク」
http://www.comare.org/agripark.html
※参考
・京都府城陽市の農家・家庭菜園で、荒らしが連続発生(※ブログ「野菜つくりをやってみる。」、2010/04/25)
2010年6月13日日曜日
2010年6月6日日曜日
横浜市保土ヶ谷区内に、プロの農家からノウハウを学習できる「体験ファーム」がオープン
神奈川県横浜市保土ヶ谷区内に、プロの農家からノウハウ(土作り~収穫)の指導を受けられる参加型農園「体験ファーム」がオープンしたとのこと。
・学ぼう"プロの野菜づくり" | 保土ケ谷区 | タウンニュース | 神奈川県全域・東京都町田市の地域情報紙
上記リンク先記事によると、この詳細は、
・背景:
横浜市の助成事業として実施されている。
・特徴:
・プロの農家が立てた栽培計画に基づいて、参加者は技術指導を受けつつ農作業を体験する、教室方式の運営スタイルとなっている。
・参加者は自由な作付けは行えないものの、
・水道
・ビニールハウス
・苗、種
・肥料
・農具
・周辺設備(トイレ等)
と、必要な設備が殆ど整備されており、気軽に取組むことができる。
・収穫する野菜は、参加者が全て持ち帰りできる。
・事例:
初の「保土ケ谷区民向け体験ファーム」として、2010年春に「みねさわファーム」が開所した。
・「小さな子どもの自然体験から、セカンドライフを充実させたいお年寄りまで、幅広く活用してもらえれば」(指導者の方)
・現在の状況:
・トマト
・キュウリ
・ナス
・ピーマン
といった、夏野菜の栽培が開始されている。
・栽培指導:基本的に週末の午前中に実施。
・参加者の作業日:上記以外の日にも好きな日に行われている。
・利用期間:1グループあたり、年間4万円(種苗費等含む)
・栽培する野菜の種類:年間12種類以上
・その他:
収穫が近づいた苗木などは、1本毎に所有者を決定し、各自が実った野菜を全て持ち帰る事ができる。
このため、スーパー等における小売販売価格から考えると、「金額以上の野菜を持ち帰れるハズ」(指導者の方)とのこと。
等の内容が記述されています。
家庭菜園を開始してから1年以内で中断する人は4割、との調査結果もあるそうなので、このように指導者から学習するスタイルの農園は、継続する点でも有効かもしれない、と感じます。
※参考
・横浜市保土ケ谷区ホームページ
http://www.city.yokohama.jp/me/hodogaya/
・学ぼう"プロの野菜づくり" | 保土ケ谷区 | タウンニュース | 神奈川県全域・東京都町田市の地域情報紙
上記リンク先記事によると、この詳細は、
・背景:
横浜市の助成事業として実施されている。
・特徴:
・プロの農家が立てた栽培計画に基づいて、参加者は技術指導を受けつつ農作業を体験する、教室方式の運営スタイルとなっている。
・参加者は自由な作付けは行えないものの、
・水道
・ビニールハウス
・苗、種
・肥料
・農具
・周辺設備(トイレ等)
と、必要な設備が殆ど整備されており、気軽に取組むことができる。
・収穫する野菜は、参加者が全て持ち帰りできる。
・事例:
初の「保土ケ谷区民向け体験ファーム」として、2010年春に「みねさわファーム」が開所した。
・「小さな子どもの自然体験から、セカンドライフを充実させたいお年寄りまで、幅広く活用してもらえれば」(指導者の方)
・現在の状況:
・トマト
・キュウリ
・ナス
・ピーマン
といった、夏野菜の栽培が開始されている。
・栽培指導:基本的に週末の午前中に実施。
・参加者の作業日:上記以外の日にも好きな日に行われている。
・利用期間:1グループあたり、年間4万円(種苗費等含む)
・栽培する野菜の種類:年間12種類以上
・その他:
収穫が近づいた苗木などは、1本毎に所有者を決定し、各自が実った野菜を全て持ち帰る事ができる。
このため、スーパー等における小売販売価格から考えると、「金額以上の野菜を持ち帰れるハズ」(指導者の方)とのこと。
等の内容が記述されています。
家庭菜園を開始してから1年以内で中断する人は4割、との調査結果もあるそうなので、このように指導者から学習するスタイルの農園は、継続する点でも有効かもしれない、と感じます。
※参考
・横浜市保土ケ谷区ホームページ
http://www.city.yokohama.jp/me/hodogaya/
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