広島県尾道市の離島「百島」で、住民有志により、耕作放棄地を活用した市民農園が開設される予定とのこと。
(ニュース記事)
・耕作放棄地を市民農園に活用 - 中国新聞
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201012310024.html
上記URL先ページによると、詳細は、
・背景・目的:
百島は高齢化率64.9%(2010年11月末現在)に達しており、人口減少が進んでいる。
このため市民農園を開設することで、島外から人を呼び込む狙いがある。
・運営会社:「ももしま観光農園」
島内で農業を営む4名(50~60歳台)により、2010年10月に設立された。
・区画:
・面積:1区画33m2
・区画数:50区画
・利用料:1区画あたり、年間1万2,000円
・サービス内容:
・野菜の成育状況を伝える写真を、利用者に電子メールで送る。
・利用者が休憩・宿泊できる家屋を提供する。
(農園近くの企業の保養所を活用)
・農機具を無料で貸し出す。
・地元の農家が、栽培指導を行う。
・その他、島内の民家(空き家率40%超)を改装しての、「クラインガルテン(滞在型市民農園)」の開設も検討中。
・想定利用者:
島外からの「週末ファーマー」(週末や仕事の合間に農業を楽しむ人々)による利用を想定している。
・オープン日:2011年3月1日
・利用予約の受付:2011年1月10日に開始する。
等となっています。
また記事では、「ももしま観光農園」の代表の方の、
・「昔は山のてっぺんまで畑があった。
耕作放棄地をよみがえらせ、百島への定住にもつなげたい」
とのコメントが紹介されています。
離島での市民農園開設というのはユニークだと思いますが、ニュース記事やウィキペディア[1]に掲載されている写真を見ると、海と緑が隣り合っている環境は、日常の生活から離れて気分転換する上でもかなり魅力が高いのでは、と感じます。
※参考
・[1]百島 (広島県) - Wikipedia
・[2]ようこそ尾道へ(※「尾道市」のウェブサイト)
http://www.city.onomichi.hiroshima.jp/
2011年1月2日日曜日
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