2010年1月24日日曜日

京都市山科区音羽で2010年4月、体験農園「すこやかファームおとわ」が開設

京都市山科区音羽で園芸業を営む方が、2010年4月に、体験農園「すこやかファームおとわ」をオープンするとのこと。

街中で農業に触れて 山科の男性、4月から体験農園を開設:京都新聞

上記リンク先記事によると、この体験農園の詳細は、

・土地:
 開設者の方が、自宅近くに所有している休耕田を活用。
 2009年4月から1年を費やし、4,000m2の田んぼに、
 ・土起こし
 ・用水路の造成
 等を施し、畑に改良した。

・開設の背景:
 開設者の方は、NPO法人「京の園芸福祉研究会」の理事長を務めており、「園芸福祉」(花や野菜の栽培を、教育や障害者の就労訓練に活用する)にも取り組んでいる。
 農家だった父から田を受け継いだものの、未使用のままにしていたため、用途を考えた結果、
 ・農業を体験したい人
 ・障害者福祉施設の就労支援
 のため、開放することを決定した。

・農業体験の内容:
 ・畝作り
 ・種植え
 ・収穫
 等、農作業の全工程を体験できる。
 必要な物品・資材(野菜の種・苗、肥料、農機具など)は、運営者が用意する。
 また、収穫した作物は、持ち帰ったり、販売することが可能。

となっています。

また記事では、開設者の方の

・「お勤めの人も気軽に参加してほしい。
  段々畑で、日本の原風景も味わえる」

とのコメントが紹介されています。


個人の方が体験農園を開設するというのは、(私が知る限りでは)かなり珍しいケースだと感じます。

また、農業体験の他に就労支援を念頭に置いている点も、ユニークに感じられます。


※参考
・NPO法人 京の園芸福祉研究会-花や野菜を育てて、みんなで幸せになろう。
 http://www.npo-net.or.jp/k-engei/

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