京都市山科区音羽で園芸業を営む方が、2010年4月に、体験農園「すこやかファームおとわ」をオープンするとのこと。
街中で農業に触れて 山科の男性、4月から体験農園を開設:京都新聞
上記リンク先記事によると、この体験農園の詳細は、
・土地:
開設者の方が、自宅近くに所有している休耕田を活用。
2009年4月から1年を費やし、4,000m2の田んぼに、
・土起こし
・用水路の造成
等を施し、畑に改良した。
・開設の背景:
開設者の方は、NPO法人「京の園芸福祉研究会」の理事長を務めており、「園芸福祉」(花や野菜の栽培を、教育や障害者の就労訓練に活用する)にも取り組んでいる。
農家だった父から田を受け継いだものの、未使用のままにしていたため、用途を考えた結果、
・農業を体験したい人
・障害者福祉施設の就労支援
のため、開放することを決定した。
・農業体験の内容:
・畝作り
・種植え
・収穫
等、農作業の全工程を体験できる。
必要な物品・資材(野菜の種・苗、肥料、農機具など)は、運営者が用意する。
また、収穫した作物は、持ち帰ったり、販売することが可能。
となっています。
また記事では、開設者の方の
・「お勤めの人も気軽に参加してほしい。
段々畑で、日本の原風景も味わえる」
とのコメントが紹介されています。
個人の方が体験農園を開設するというのは、(私が知る限りでは)かなり珍しいケースだと感じます。
また、農業体験の他に就労支援を念頭に置いている点も、ユニークに感じられます。
※参考
・NPO法人 京の園芸福祉研究会-花や野菜を育てて、みんなで幸せになろう。
http://www.npo-net.or.jp/k-engei/

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