下記URL先ページでは、名古屋市内で運営されている事業「都市型貸し農園『ファーミッシュ』」が紹介されています。
(ニュース記事)
・名駅近郊の駐車場の一角に「都市型貸し農園」-夏野菜の収穫期迎える - 名駅経済新聞
http://meieki.keizai.biz/headline/1187/
(「ファーミッシュ」のサイト)
・都市型レンタル農園 Farmish(ファーミッシュ)
http://farmish.com/
具体的には、農園について
・運営者:駐車場管理などを手がける企業「不動産工房」
・事業の目的:
学区に1つずつ畑がある環境を目指し、企画された。
・事業の開始時期:約1年前
・現在展開中の農園:
「菊井貸し農園」(名古屋駅から車で約5分)の1カ所を展開中。
(「不動産工房」が運営する管理駐車場の一角を利用している)
・区画:1区画6m2と4m2の2種類。。
(現在のところ、全区画が契約済)
・土:岐阜から持って来たものを敷き詰めている。
・賃料:月額4,000円(4m2)または5,000円(6m2)
※その他、契約時に保証金・新規準備代が必要。
・その他:
・農園には、
・スコップ
・ショベル
・肥料
・支柱
等、自由に利用できる材料を備えている。
・下記内容の代行サービスが用意されている。
・水やり:1回100円
・雑草処理:1回300円~(処分費は別途)
等の内容が記述されており、またニュース記事では、「不動産工房」の伊藤維雄社長の
・自身は名古屋で生まれ育ったが、農作物を作った経験が無かった。
自分の子どもにはその経験をさせたい、と考えていた。
・貸し農園は、地主さんの協力が無ければできない企画だが、なかなか収支が合わない事業であるため、賛同してもらわなければ実現しない。
しかし菊井農園の地主の方は、お願いすると直ぐに企画を理解し、賛同してもらえた。
・自動車で1時間位の場所にある広い貸し農園ではなく、頻繁に手入れをしに行ける身近な場所に、農園を開設したかった。
地域貢献になれば良いと考えている。」
・区画の契約者には、農家に野菜づくりの相談をすることが可能であることを伝えている。
ただし実際には、自分で勉強して畑の手入れをすることが、楽しみとなっているようである。
・今後も農園を増やすことを考えている。
「貸し農園、名古屋」とのキーワードで検索する人が多いことから、需要はあるとみている。
駐車場のデッドスペースの活用など、コンパクトな農園を増やしていければ良い、と考える。
・他者との提携などによる、黒字に向けた対策も模索している。
等の内容のコメントが紹介されています。
ニュース記事に掲載されている農園の写真(とうもろこし等が大きく育っている様子が写っている)からは、個人的には(上手く言葉で説明できないが)雰囲気の良さを感じました。
都市の中に農業を取り入れる(取り戻す)取り組みは、それが人々に与える影響から、今後もますます重要さを増していくのでは、と考えます。
※参考
・[1]駐車場どっとこむ名古屋 名古屋市の月極駐車場検索サイト
http://www.2103kobo.co.jp/

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