兵庫県宝塚市の、阪急逆瀬川駅前の再開発ビル「カルチェヌーボ 宝塚 逆瀬川」(旧「アピア3」)の地下に、水耕栽培の「野菜工場」形式の市民農園が設けられているとのこと。
(ニュース記事)
・神戸新聞|阪神・北摂|駅前ビルに「野菜工場」 宝塚・逆瀬川
http://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/0004145742.shtml
(「宝塚メディア図書館」のサイト内ページ)
・マイ野菜市民農園 | 宝塚メディア図書館
http://medialib.jp/urbanfarm
上記URL先ページによると、この市民農園の概要は、
・背景:
旧「アピア3」は1986年に施工されたが、近年は
・人口減少
・高齢化
・景況悪化
による有力テナントの撤退などにより、売上が低迷していた。
このため、
・管理会社
・宝塚市
・関西学院大学
が、2010年から活性化策を協議した結果、地下2階(フロア全体が空いている)に
・市民農園の開設
・2階の「宝塚メディア図書館」の移転
を行い、手軽な「晴耕雨読」をアピールする方針を決定した。
・場所:「カルチェヌーボ 宝塚 逆瀬川」の地下2階
・設備:
1区画は24株の野菜棚を備える。
(野菜棚は福島県で製造されたとのこと)
・利用料:1区画あたり月額4,000円~(プランにより異なる)
・栽培できる野菜:
・レタス
・ミニトマト
等。
・その他の特徴:
・東日本大震災の被災地に、収穫した野菜を贈る。
・ウェブカメラにより、野菜の育ち具合を観察する
等の内容のプランを用意している。
・稼動予定:
本格稼動は2011年秋以降となる見通し。
(夏に懸念される電力不足に配慮する)
等となっています
水耕栽培による「野菜工場」については知識として知ってはいましたが、日本国内で市民農園(しかもビルの地下)としてオープンしたというのは、非常に驚きました。
「宝塚メディア図書館」のサイト内ページによると、iPadを用いての「遠隔地からの市民農園利用」も可能(北海道からも利用できる)とのことで、屋内設備で育てる「野菜工場」ならではの、魅力有るユニークな取り組みだと感じます。
国内での「野菜工場」の活用方法の1つ、という意味でも、今後の運営動向に注目したいです。
※参考
・[2]宝塚メディア図書館 | メディア系(写真・映像・デザイン・美術・サウンド・サイエンス)の蔵書を無料公開するアートの専門図書館。 | 兵庫・大阪
http://medialib.jp/
・[1]アピア3は「カルチェヌーボ・宝塚逆瀬川」に名前が変わります! | 宝塚メディア図書館
http://medialib.jp/other/3847
・[3]カルチェヌーボのホームページです。逆瀬川でショッピング 毎日のお買いものはカルチェヌーボへ 宝塚市逆瀬川
http://apia3.com/

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