長野県千曲市が2011年度に、「市民農業楽校(がっこう)」を開講したとのこと。
(ニュース記事)
・農業の楽しさ知る機会に 千曲市が市民向け講座 | トピックス | 信州・長野県のイベント観光情報や話題が満載!信州Liveon
http://www.shinshu-liveon.jp/www/topics/node_186257
上記URL先ページによると、この取り組みの概要は、
・背景・目的:
「市民農業楽校」は、千曲市が2011年3月に策定した「市食料・農業・農村基本計画」(農業と地域の活性化がを目的)の一環として始められたもので、
・市民に農業の楽しさを伝える
・農地の保全につなげる
との狙いがある。
・農地:
「あんずの里物産館」近くの畑(約8a)を、新しく市民農園として開設した。
区画の広さは、40~70m2。
・講座のスケジュール:
4~11月に、計8回開講する。
・講座内容の例:
3回目の講座(5月24日)では、講師(ちくま農協の職員の方)が、前回植えたキュウリの苗について
・「アブラムシが付くと大きくならないし、色も悪くなる。
早めに防除した方が良い」
との説明を行った。
・受講料:年間5,000円
・参加者:
今年度は、市内の7組計10人が参加している。
・その他:
収穫する野菜は、地元の農業グループから郷土食の作り方を教わって味わう予定。
等となっています。
また記事では、参加者の方々の、
・「やってみて農家の大変さが分かった。
農家の努力を思うと野菜の値段は安すぎる。
大切に食べなきゃいけない」
・「子どもに教えるには自分が知っていないとできない。
趣味の一つになる」
とのコメントが紹介されています。
年間5,000円で市民農園の利用とともに、要所要所で野菜つくりの講座を受けられるというのは、かなりお得では、と感じます。
家庭菜園を開始後1年で中断する人は約4割、との調査結果もあるとのことなので、やはり野菜作りの指導が受けられるというのは、個々人の取り組みが長続きすることにつながるのではないか、と考えるものです。
※参考
・[1]千曲市ホームページ
http://www.city.chikuma.nagano.jp/app/index.html
・[2]千曲市 - 市民農業楽校(がっこう)の参加者を募集します
http://www.city.chikuma.nagano.jp/app/b-keizai/k-nourin/20110302100956544.html
・[3]あんずの里物産館・アグリパーク
http://www.mtlabs.co.jp/shinshu/agri/anzu.htm
2011年5月29日日曜日
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