2011年5月29日日曜日

長野県千曲市が「市民農業楽校」を開講、市民農園で8回の講座を実施(年間5,000円)

長野県千曲市2011年度に、「市民農業楽校(がっこう)」を開講したとのこと。

(ニュース記事)
・農業の楽しさ知る機会に 千曲市が市民向け講座 | トピックス | 信州・長野県のイベント観光情報や話題が満載!信州Liveon
 http://www.shinshu-liveon.jp/www/topics/node_186257

上記URL先ページによると、この取り組みの概要は、

・背景・目的:
 「市民農業楽校」は、千曲市が2011年3月に策定した「市食料・農業・農村基本計画」(農業と地域の活性化がを目的)の一環として始められたもので、
 ・市民に農業の楽しさを伝える
 ・農地の保全につなげる
 との狙いがある。
・農地:
 「あんずの里物産館」近くの畑(約8a)を、新しく市民農園として開設した。
 区画の広さは、40~70m2
講座のスケジュール:
 4~11月に、計8回開講する。
・講座内容の例:
 3回目の講座(5月24日)では、講師(ちくま農協の職員の方)が、前回植えたキュウリの苗について
 ・「アブラムシが付くと大きくならないし、色も悪くなる。
   早めに防除した方が良い」
 との説明を行った。
・受講料:年間5,000
・参加者:
 今年度は、市内の7組計10人が参加している。
・その他:
 収穫する野菜は、地元の農業グループから郷土食の作り方を教わって味わう予定。

等となっています。

また記事では、参加者の方々の、

・「やってみて農家の大変さが分かった。
  農家の努力を思うと野菜の値段は安すぎる。
  大切に食べなきゃいけない」

・「子どもに教えるには自分が知っていないとできない。
  趣味の一つになる」

とのコメントが紹介されています。


年間5,000円で市民農園の利用とともに、要所要所で野菜つくりの講座を受けられるというのは、かなりお得では、と感じます。

家庭菜園を開始後1年で中断する人は約4割、との調査結果もあるとのことなので、やはり野菜作りの指導が受けられるというのは、個々人の取り組みが長続きすることにつながるのではないか、と考えるものです。


※参考
・[1]千曲市ホームページ
 http://www.city.chikuma.nagano.jp/app/index.html
・[2]千曲市 - 市民農業楽校(がっこう)の参加者を募集します
 http://www.city.chikuma.nagano.jp/app/b-keizai/k-nourin/20110302100956544.html
・[3]あんずの里物産館・アグリパーク
 http://www.mtlabs.co.jp/shinshu/agri/anzu.htm

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