兵庫県の「里脇観光ぶどう園」(三木市口吉川町里脇)を運営する農事組合法人「里脇生産協業」が、同農園の活性化を目的として、園内遊休地の活用計画を推進しているとのこと。
神戸新聞|東播磨|観光農園活性化へ遊休地活用 三木
上記リンク先記事によると「里脇観光ぶどう園」は、ブドウやブルーベリー、ミカン等を栽培。
ただし敷地25haのうち、現在11haが遊休地となっていることから、土地の有効活用のために、
・遊休地の農園化
・農業への参入企業の誘致
の実現を目指し、取り組みを始めているそうです。
具体的には、
・参入企業の福利厚生施設向けに、農園内に温浴施設を整備する「滞在型市民農園」
等、5つのプランを立案。
これらの計画は2009年6月に、都市部と農村の共生を目指す民間団体による取り組みとして、農林水産省の「広域連携共生・対流等推進交付金」の認可を受けているとのことです。
また9月16~18日には、新たな取り組みとして、大学生や地元企業の従業員による、遊休地再生の作業体験を行なったそうです。
記事では、参加した学生の方の
・「地元の農家の方から生の声を聞いて作業ができ、いろいろと参考になった」
とのコメントが紹介されています。
滞在型市民農園が、企業の福利厚生施設として用意されるというのは、意外というか新鮮に感じました。
(このようなケースは、他にも結構あるものなんでしょうか?)
ともあれ、せっかくのぶどう園内の用地なので、野菜つくり等に有効活用されることを期待したいです。
※参考
・里脇観光ぶどう園
http://www.satowakibudou.com/
・農林水産省/平成21年度広域連携共生・対流等対策交付金の公募について
http://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/nousin/090406_1.html
2009年9月24日木曜日
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