2009年9月24日木曜日

兵庫県の「里脇観光ぶどう園」が、企業向けの滞在型市民農園など、園内遊休地の活用計画を推進

兵庫県の「里脇観光ぶどう園」(三木市口吉川町里脇)を運営する農事組合法人「里脇生産協業」が、同農園の活性化を目的として、園内遊休地の活用計画を推進しているとのこと。

神戸新聞|東播磨|観光農園活性化へ遊休地活用 三木

上記リンク先記事によると「里脇観光ぶどう園」は、ブドウやブルーベリー、ミカン等を栽培。

ただし敷地25haのうち、現在11haが遊休地となっていることから、土地の有効活用のために、
・遊休地の農園化
・農業への参入企業の誘致
の実現を目指し、取り組みを始めているそうです。

具体的には、
・参入企業の福利厚生施設向けに、農園内に温浴施設を整備する「滞在型市民農園
等、5つのプランを立案。

これらの計画は2009年6月に、都市部と農村の共生を目指す民間団体による取り組みとして、農林水産省の「広域連携共生・対流等推進交付金」の認可を受けているとのことです。

また9月16~18日には、新たな取り組みとして、大学生や地元企業の従業員による、遊休地再生の作業体験を行なったそうです。
記事では、参加した学生の方の
・「地元の農家の方から生の声を聞いて作業ができ、いろいろと参考になった」
とのコメントが紹介されています。


滞在型市民農園が、企業の福利厚生施設として用意されるというのは、意外というか新鮮に感じました。
(このようなケースは、他にも結構あるものなんでしょうか?)

ともあれ、せっかくのぶどう園内の用地なので、野菜つくり等に有効活用されることを期待したいです。


※参考
里脇観光ぶどう園
 http://www.satowakibudou.com/
・農林水産省/平成21年度広域連携共生・対流等対策交付金の公募について
 http://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/nousin/090406_1.html

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