福島県下郷町が2010年4月から、「クラインガルテン下郷」の貸し出しを開始するとのこと。
小屋付き農園手応えあり : 福島 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
滞在型の市民農園、利用者を募集/下郷町 :: 福島県内ニュース :: KFB福島放送
クラインガルテン:県内初の滞在型市民農園を賃貸 下郷・落合地区に4月開業 /福島 - 毎日jp(毎日新聞)
上記リンク先記事によると、「クラインガルテン下郷」の詳細は、
・開設の背景:
下郷町では現在
・観光地「大内宿」の存在
・2008年9月に、県南地方とつながる甲子道路が開通
といった状況を背景に、観光客は増加傾向にある。
しかし他方では、少子高齢化・人口流出による過疎化も深刻化が進んでいる。
そのため同町では、
・都市部(首都圏など)在住者に、農作業による田舎暮らしに慣れてもらう
・将来的に就農に発展させ、定住人口の拡大を図る
ことを狙いとして、2008年から、滞在型市民農園の整備を開始していた。
・事業費:初年度は約1億5,000万円(国と福島県の補助金含む)
・場所:落合地区(下郷町の中心部から、南に約5.5km離れた場所)
・区画:
当初は10区画を整備。(2010年度以降に、更に20区画を整備する予定)
1区画には、
・ラウベ(滞在施設、約30m2)
台所、居間、バス、トイレ、テラス等を備える。
・農地(約200m2)
を用意。
・年間賃貸料:40万円(光熱費などは除く)
契約は1年ごとで、最長5年まで延長可能。
・その他:
農機具は、無料で貸し出しを行う。
また、下郷町が設立した運営協議会(地元の認定農業者など十数人で構成)の会員が、農作業・栽培技術に関する指導・助言などを行う。
・募集受け付け:2010年2月1~15日(※申し込み多数の場合は抽選で決定)
(2月4日までに、正式な申し込み数は12件に到達)
・供用開始:2010年4月1日
等となっています。
この「クラインガルテン下郷」開設にあたり、下郷町事業課に寄せられた問い合わせ件数は、1月28日までに23件。
問い合わせは首都圏・関西地方からが多く、また団塊世代が多かったとのことで、希望理由として、
・「もともと農業に興味があり、第二の故郷がほしかった」
・「都会の喧騒から離れ、自分の時間を取り戻したい」
等が挙げられたそうです。
1つめの記事や、公式ブログ[1]に掲載されているラウベの写真を見ると、周りの風景と相まって、確かに自然の中の「別荘」という印象を受けます。
※参考
・[1]クラインガルテン下郷ブログ
http://www.town.shimogo.fukushima.jp/nouen/blog/
・[2]福島県ホームページ - 組織別 - クラインガルテン
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet;jsessionid=6B825D63E5A7E25508FC8043856982BE?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=14577
2010年2月7日日曜日
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