2010年2月14日日曜日

「東邦レオ」が、都市部の未利用地や建物屋上の空きスペースを活用する、貸し菜園事業を開始

東邦レオ」が2月15日に、

・未利用地
・建物屋上の空きスペース

を用いる、都市型の貸し菜園事業を開始するとのこと。

東邦レオ 未利用地活用の都市型貸し菜園事業に着手 2010/02/09(火) 17:18:59 [サーチナ]
首都圏屋上などに貸し菜園 | アグリビジネス | JAcom 農業協同組合新聞
asahi.com(朝日新聞社):低・未利用地や建物屋上を活用した都市型貸し菜園事業を開始 東邦レオ - 住宅新報社ニュース - 住まい

上記リンク先記事によると、この事業の詳細は、

・背景:
 東京都23区内にある未利用地は、1,958ha(東京ドーム428個分、東京都調べ)に上り、その有効活用用途が模索されている。
 一方、食への関心の向上などを背景に、貸し農園の人気が高まっている。(潜在市場規模は1,450億円とみられている)
 今回の新事業では、これらの需要をマッチングするもので、
 ・交通利便性が高い都市部での、貸し菜園に対する需要の高さ
 ・集客力効果
 をアピールポイントとして、土地オーナー等への提案を行う。

・取り組み:
 30年に渡る、
 ・緑化技術の開発
 ・商業施設における屋上庭園・菜園の運営管理
 から得たノウハウを活用して、都市部の未利用地などを貸し菜園として造成・運営する。
 具体的には、
 ・サポートスタッフによる、
  ・利用者への野菜づくりのアドバイス
  ・菜園の定期訪問
 ・農具の貸し出し
 ・短期講座や収穫祭などのイベントの実施(菜園利用者のコミュニケーション促進を図る)
 を計画している。

・今後の予定:
 ・2010年5月初旬に、東京近郊で最初の貸し菜園(元は宅地)をオープンする予定。
  (利用者募集は3月中旬から)
 ・3年後に、
  ・50区画(敷地面積約750m2)程度の貸し菜園100ヵ所の運営
  ・売上3億
  を見込む。

となっています。


東方レオのサイト[1]から見られるイメージ写真では、袋に土を入れて野菜(大根など)を育てている状況が紹介されており、同社の屋上緑化などにおける技術・経験の豊富さが伺えます。

まずは東京都内での事業展開となるようですが、状況次第では他の都市への進出も有り得るんでしょうか?


※参考
・[1]都市型貸し菜園事業に関するプレスリリース
 http://www.toho-leo.co.jp/puresu/saien.html
・[2]東邦レオ」社の、屋上緑化・壁面緑化などでの事業を解説している記事(屋上緑化に関するニュース・話題、2009.12.16)

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