2010年4月12日月曜日

秋田県秋田市仁井田に、耕作放棄地を活用した体験型農園「あきた農業体験施設」がオープン

秋田県秋田市仁井田に、体験型農園「あきた農業体験施設」がオープンしたとのこと。

耕作放棄地再生へ体験型農園オープン 秋田市仁井田|さきがけonTheWeb

上記リンク先記事によると、この「あきた農業体験施設」の詳細は、

・整備:
 4月7日に本格的な整備を開始。
 今後、5月上旬頃から野菜(枝豆やジャガイモ等)を植えて、農業体験を希望する市民の受け入れを開始する。
・用地:
 仁井田地区で、20年ほど放棄されていた水田20aを活用。
 「秋田県土地改良事業団体連合会」が借り受けており、管理は
 ・NPO法人「あきたサイクリングタウン推進協議会」のメンバー
 ・地元住民ら
 で構成する「管理運営委員会」が担当する。
・事業費:
 2010年度は約60万円。
 (うち半分には、農林水産省の「耕作放棄地再生利用緊急対策事業」補助金を充てている)
・イベント:
 植え付けや収穫の時期に、地元の
 ・小学校
 ・子供会
 ・住民
 らを対象とする体験イベントを実施する。

等となっています。

また記事では、「秋田県土地改良事業団体連合会」の、

・「体験行事を通じて、市民に荒れ地が農地となり作物ができるまでの過程に触れてもらい、食糧問題や農政、環境問題を考える場としていきたい」

とのコメントが紹介されています。


地元市民の、農業等の問題(耕作放棄地の問題など)への関心を深めることを目的としている点が、一般的な貸し農園と異なっていると感じられ、非常に興味深いです。


※参考
・秋田市 - 「市民のかたへ」
 http://www.city.akita.akita.jp/

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