佐賀県の「唐津南高校」が4月24日、市民に学校農場を開放し、農業セミナーを開催したとのこと。
・高校の農場で農園セミナー 生徒もアドバイス 唐津/佐賀のニュース :佐賀新聞の情報コミュニティサイト ひびの
上記リンク先記事によると、同高校では1996年の学科改編により、農業・園芸を学ぶ学科の定員が40人に縮小(以前は120人)したことから、保有する実習地(9.4ha)の維持・管理の負担が重くなっていたとのこと。
このため、
・農地の、市民向け貸し農園としての有効活用
・作物づくりの原点を通じての、地域との交流の場の構築
を目的に、市民向け講座の内容を一新し、今回の農業セミナーを初めて企画したとのことです。
セミナーの詳細は、
・参加費用:年間4,000円
・貸し出される農地:1組あたり30m2
・スケジュール・内容:
10月まで5回に渡って、
・夏野菜(トマトやキュウリ等)
・秋野菜
の栽培方法を、唐津南高校の生徒・教諭が指導する。
等となっています。
ちなみに初回のセミナーでは、市内の12家族が参加して、
・畑の耕し方
・畝の作り方
・地温を上げるビニール張り
等の基礎が指導されたそうです。
学科の規模縮小による負担増加を、市民への農地貸し出し・農業指導に結び付けているのは、ユニークで非常に価値のある取り組みだと感じます。
※参考
・佐賀県立唐津南高等学校HP
http://www3.saga-ed.jp/edq10023/
2010年4月25日日曜日
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