2011年10月16日日曜日

埼玉県の「松堀不動産」が、東松山市内に貸し農園「あるゾウファーム」をオープン

埼玉県の「松堀不動産」社が、同県の東松山市内に、貸し農園「あるゾウファーム」をオープンしたとのこと。

(ニュース記事)
・貸し農園でリフレッシュ都心から車で約一時間の東松山市で貸し農園開園中(Dream News)
 http://www.dreamnews.jp/?action_press=1&pid=0000039528

(松堀不動産のサイト内ページ)
・あるゾウファーム
 http://www.aruzo.net/aruzofarm.html

上記URL先ページによると、

・主な特徴:
 ・都心から関越自動車道「東松山」インターまでは約1時間ちょっとと、立地に優れる。
 ・ベランダ菜園などに興味を持つ人々が、一歩進んで気軽に取り組めるように、利用料金を低く設定している。
・敷地面積:約1,000m2
・区画の広さ:24m264m)
・利用料金:毎月2,100円(税込み)
 ※管理スタッフによる、週2回程度の貸し出し区画内での軽作業(草むしり、水やし等)の費用を含む。

等となっています。


運営会社のキャラクターが看板に描かれているところや、利用者のターゲットを明確にしている点、またサイト内ページの解説内容(作物収量の目安の例示など)に、取り組みのユニークさと細かい心遣いを感じます。
(不動産会社による運営ならでは、ということでしょうか)


※参考サイト・ページ
・[1]あるゾウネット
 http://www.aruzo.net/

2011年8月21日日曜日

島根県松江市のNPO法人「まちづくりネットワーク島根」が、「比津町まちネット市民農園」をオープン

島根県松江市のNPO法人「まちづくりネットワーク島根」が、同市内に「比津町まちネット市民農園」をオープンしたとのこと。

(ニュース記事)
・Stop 放棄地/NPOが市民農園(asahi.com)
 http://mytown.asahi.com/shimane/news.php?k_id=33000001108120004

(「まちづくりネットワーク島根」のサイト内ページ)
・まちネット市民農園
 http://www.machi-s.com/event_nouen.html

上記URL先ページによると、今回の貸し農園の概要は、

・開設の背景:
 2005年に特定農地貸付法が改正されたことで、農地所有者やNPO等による市民農園開設が可能になった。(従来は自治体や農協のみ)
 これを受け「まちづくりネットワーク島根」では、農家の負担になっている耕作放棄地整備を引き受けており(市民農園開設の申請手続きも代行)、2年前には大庭町の休耕地(約6,000m2)を整備し、その一部を2010年8月に「大庭空山まちネット市民農園」としてオープンさせている。

・区画数:22区画(1区画約30m2
・利用料:年間9,000
・契約期間:1年間(翌年以降の継続も可)
・農業用水:有り
・有機肥料:割引にて購入可
・農機具:各自持参
・格納庫:なし

等となっています。

また記事では、

(今回市民農園として整備された、比津町の農地の一部を所有する方々)
・「休日だけでは農地に手をかける余裕がない。
  農地として利用してもらえるのはありがたい」
・「雑草が伸び放題だと周囲の農地に迷惑がかかる」

(島根県農業経営課の担当者の方)
・「利用者のニーズに合うものを提供できるかが重要。
  NNPOによる市民農園は放棄地に歯止めをかける有効な手段の一つ」

(「まちづくりネットワーク島根」の理事の方)
・「利用者が作業のコツを教え合ったり、弁当持参で家族と来たり。
  楽しんでいる姿を見るのがうれしい。
  より魅力的な農園にしたい」

とのコメントが紹介されています。


言われてみると、当ブログで取り上げてきた貸し農園でも、NPO法人による開設・運営が多いですが、農地所有者と一般市民の双方にメリットが生まれるように耕作放棄地を活用するには、民間組織による取り組みが有効、ということなんでしょうか。

食を支える日本の農地を守りつつ、市民が趣味として農業に触れられる貸し農園の開設・運営の取り組みが、今後も全国で進むことを、個人的にはる良く期待したいです。


※参考サイト・ページ
・[1]NPO法人まちづくりネットワーク島根
 http://www.machi-s.com/

2011年7月25日月曜日

山梨県の峡南地域南部で、既存の空き家と耕作放棄地を活用する滞在型市民農園の整備が計画中

山梨県峡南地域南部(身延町・南部町・早川町の3町がある)で、空き家耕作放棄地を活用した滞在型市民農園の整備に取り組む方針とのこと。

(ニュース記事)
・滞在型農園整備へ 峡南南部 都市農村交流を促進 - 山梨日日新聞 みるじゃん
 http://www.sannichi.co.jp/local/news/2011/07/19/8.html

上記URL先ページによると、この取り組みの概要は、

・目的:
 過疎化が進む峡南地域南部の活性化、都市農村交流の促進
 (※2009年度の国の調査によると、対象地域の各町の耕作放棄地は
   ・身延町2,364ha(県内市町村で最多)
   ・南部町141ha
   ・早川町313ha
   で、県全体(7,059ha)の約4割を占めている)
・特徴:
 ・既存の空き家
 ・近場の耕作放棄地
 を組み合わせる。
 (このため、農園は一定の区画ではなく、広範囲に点在するかたちで整備される予定)
 この方式だと、
 ・新たに設備を整備するより、コストを格段に低減できる。
 ・空き家と耕作放棄地の解消・有効活用を図ることができる。
 とのメリットがある。
・事業体制:
 山梨県が補助金を出し、住宅関連事業者や市町村などで構成する「やまなし二地域居住推進協議会」が取り組みを推進する。
・今後の予定:
 空き家の確保・改修、耕作放棄地の整備を進めていく。
 ・2013年度:一部を開設する。
 ・2015年度まで:計20棟を設ける。

等となっています。

また記事では、山梨県観光振興課の

・「都市と農村の交流を促進することで峡南地域南部の活性化を図っていきたい」

とのコメントが紹介されています。


「滞在型市民農園」と聞くと、個人的には小さい家と畑が一体で整備されているもの、というイメージが強いので、既存の空き家を活用し場所を分散して開設するという今回の計画は、非常に興味深いです。

その分、利用者はより地域に溶け込むことになると思われますが、滞在型市民農園の新たなかたちとして、今回の取り組みがどのような成果をもたらすか、注目したいところです。


※参考
・[1]山梨県/トップ
 http://www.pref.yamanashi.jp/
・[2]山梨県身延町 トップページ
 http://www.town.minobu.lg.jp/
・[3]山梨県 南部町
 http://www.town.nanbu.yamanashi.jp/
・[4]山梨県南巨摩郡早川町 ~南アルプス邑はやかわ~
 http://www.town.hayakawa.yamanashi.jp/


※当ブログの関連記事:
山梨県南アルプス市が、2011年4月に「クラインガルテン」の追加造成(13区画)を行う計画(2010年8月15日)

2011年7月10日日曜日

邑南町「町ふれあい体験農園」が月額制に変更、短期利用のニーズに対応して利用者増加を図る

島根県邑南町の「町ふれあい体験農園」が、利用者の増加を図るため、賃貸契約を月額制に変更するとのこと。

(ニュース記事)
・体験農園を月額制に変更 - 中国新聞
 http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201107060038.html

上記URL先ページによると、今回の措置の概要は、

・背景:
 邑南町では、地元農家から農地(8,210m2)を借り受けて、1999年から市民農園「町ふれあい体験農園」として貸し出しを行ってきた。
 (区画数は、1区画30m2を計70区画)
 しかし利用件数は、
 ・2000年度(ピークの年):計60
 ・2010年度:0
 と、市民農園の増加などにより、年々減少傾向が続いた。
 (※2006年度から、地元住民グループが指定管理者となり、耕地維持のための野菜栽培などを行っている)
 今回は、契約を月額制にすることで、短期間の利用を望む利用者の呼び込みを図る。

・利用料金:1ヶ月1,500円(従来は年間1万2,000円)

等となっています。


該当の農園のサービスの詳細は分からないものの、体験農園ということなので単なる貸し農園ではないとは思われますが、より安価で利用できる市民農園のほうに利用者が流れてしまった、ということでしょうか。

短期間の利用を可能にする今回の措置は、費用面のハードルを下げるだけでなく、利用期間に対する利用者側のニーズにも対応できるのでは、と思われるので、実際にどのような反応を得られるのか、今後の動向が気になるところです。


※参考
・[1]邑南町 | 【邑南町】島根県邑智郡邑南町
 http://www.town.ohnan.lg.jp/
・[2]邑南町ふれあい体験農園条例
 http://www.town.ohnan.lg.jp/reiki/reiki_honbun/ar07303691.html

2011年6月20日月曜日

「REALファーム」社が名古屋市内に都市型貸し農園「REALファーム星崎1号」をオープン、スタッフが菜園計画や作業工程をサポート

愛知県の「REALファーム」社が2011年4月名古屋市内に都市型貸し農園「REALファーム星崎1号」をオープンしたとのこと。

(REALファーム社のサイト)
貸し農園 愛知県 名古屋 REALファーム
 http://www.justmystage.com/home/realosiro/
・REALファーム星崎1号
 http://realfa-mu.jimdo.com/real%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%A0%E4%B8%80%E8%A6%A7/real%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%A0%E6%98%9F%E5%B4%8E-%E5%8F%B7/
・オーナー様用広告
 http://realfa-mu.jimdo.com/app/download/4388201358/4dfe3816/7e8761aa2b2d9a7fe0f2ce1fd79dbe65805196c1/%EF%BC%B2%EF%BC%A5%EF%BC%A1%EF%BC%AC%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BC%E6%A7%98%E3%83%81%E3%83%A9%E3%82%B7.pdf?t=1302744182

上記URL先ページによると、REALファーム社は耕作放棄地・遊休地を貸し農園として活用する事業に取り組んでおり、展開する貸し農園では、

管理者・スタッフによるサポート:
 管理者・スタッフが訪問して、利用者に野菜作りのアドバイスを行う。
 (スタッフによる巡回の目安は、約週2回・合計10時間)
 またスタッフは、下記のサポートを行う。
 ・菜園計画作成の手伝い:
  スタッフが相談に乗り、1年間の
  ・菜園計画
  ・作業工程
  の作成に協力する。
 ・利用者の作物チェック
  収穫時期を逃さないために、スタッフが作物をチェックして、各農園の掲示板に次回作業工程などを記入する。
  (必要に応じて、メールでの通知も行う)
基本的な農具や、水・肥料などの設置:
 仕事帰りに、手ぶらで立ち寄っての作業も可能。
無農薬栽培
 野菜栽培は基本的に、無農薬で行う。

との特徴を備えるとのこと。

今回開設された貸し農園「星崎1号」の概要は、

・場所:愛知県名古屋市南区
・区画:
 ・1区画の面積:約10m2
 ・区画数:14区画
・設備など:
 休憩所、農具、水を備える。
・利用料金:1ヶ月6,300円(税込)
 ※支払方法は
  ・3カ月
  ・
  ・1
  の3種類。
  また、今は1年一括払いの場合、長靴と軍手をプレゼントするとのこと。
 ※「オーナー様用広告」によると、収穫物の権利は基本的にオーナーにあり、これを利用者に販売する形態になるとのこと。

等となっています。


年間の利用額は単純計算で7万円以上となりますが、その分スタッフによるサポートを充実させるというのは、大きな魅力だと感じます。
(家庭菜園の経験が無い方にとっては、取り組みを続ける良い原動力になるのではないだろうか)

REALファーム社のサイトを見ると、都市型貸し農園の事業はまだ始まったばかりと見受けられますが、土地の有効活用と野菜作りに取り組む人の拡大の両方を狙う取り組みとして、今後の展開拡大に期待したいです。

2011年6月13日月曜日

兵庫県宝塚市の再開発ビル「カルチェヌーボ 宝塚 逆瀬川」(旧「アピア3」)の地下に、「野菜工場」形式の市民農園がオープン

兵庫県宝塚市の、阪急逆瀬川駅前の再開発ビル「カルチェヌーボ 宝塚 逆瀬川」(旧「アピア3」)の地下に、水耕栽培の「野菜工場」形式の市民農園が設けられているとのこと。

(ニュース記事)
・神戸新聞|阪神・北摂|駅前ビルに「野菜工場」 宝塚・逆瀬川
 http://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/0004145742.shtml

(「宝塚メディア図書館」のサイト内ページ)
・マイ野菜市民農園 | 宝塚メディア図書館
 http://medialib.jp/urbanfarm

上記URL先ページによると、この市民農園の概要は、

・背景:
 旧「アピア3」は1986年に施工されたが、近年は
 ・人口減少
 ・高齢化
 ・景況悪化
 による有力テナントの撤退などにより、売上が低迷していた。
 このため、
 ・管理会社
 ・宝塚市
 ・関西学院大学
 が、2010年から活性化策を協議した結果、地下2階(フロア全体が空いている)に
 ・市民農園の開設
 ・2階の「宝塚メディア図書館」の移転
 を行い、手軽な「晴耕雨読」をアピールする方針を決定した。
・場所:「カルチェヌーボ 宝塚 逆瀬川」の地下2
・設備:
 1区画は24株の野菜棚を備える。
 (野菜棚は福島県で製造されたとのこと)
・利用料:1区画あたり月額4,000円~(プランにより異なる)
・栽培できる野菜:
 ・レタス
 ・ミニトマト
 等。
・その他の特徴:
 ・東日本大震災の被災地に、収穫した野菜を贈る。
 ・ウェブカメラにより、野菜の育ち具合を観察する
 等の内容のプランを用意している。
・稼動予定:
 本格稼動は2011年秋以降となる見通し。
 (夏に懸念される電力不足に配慮する)

等となっています


水耕栽培による「野菜工場」については知識として知ってはいましたが、日本国内で市民農園(しかもビルの地下)としてオープンしたというのは、非常に驚きました。

「宝塚メディア図書館」のサイト内ページによると、iPadを用いての「遠隔地からの市民農園利用」も可能(北海道からも利用できる)とのことで、屋内設備で育てる「野菜工場」ならではの、魅力有るユニークな取り組みだと感じます。

国内での「野菜工場」の活用方法の1つ、という意味でも、今後の運営動向に注目したいです。


※参考
・[2]宝塚メディア図書館 | メディア系(写真・映像・デザイン・美術・サウンド・サイエンス)の蔵書を無料公開するアートの専門図書館。 | 兵庫・大阪
 http://medialib.jp/
・[1]アピア3は「カルチェヌーボ・宝塚逆瀬川」に名前が変わります! | 宝塚メディア図書館
 http://medialib.jp/other/3847
・[3]カルチェヌーボのホームページです。逆瀬川でショッピング 毎日のお買いものはカルチェヌーボへ 宝塚市逆瀬川
 http://apia3.com/

2011年5月29日日曜日

長野県千曲市が「市民農業楽校」を開講、市民農園で8回の講座を実施(年間5,000円)

長野県千曲市2011年度に、「市民農業楽校(がっこう)」を開講したとのこと。

(ニュース記事)
・農業の楽しさ知る機会に 千曲市が市民向け講座 | トピックス | 信州・長野県のイベント観光情報や話題が満載!信州Liveon
 http://www.shinshu-liveon.jp/www/topics/node_186257

上記URL先ページによると、この取り組みの概要は、

・背景・目的:
 「市民農業楽校」は、千曲市が2011年3月に策定した「市食料・農業・農村基本計画」(農業と地域の活性化がを目的)の一環として始められたもので、
 ・市民に農業の楽しさを伝える
 ・農地の保全につなげる
 との狙いがある。
・農地:
 「あんずの里物産館」近くの畑(約8a)を、新しく市民農園として開設した。
 区画の広さは、40~70m2
講座のスケジュール:
 4~11月に、計8回開講する。
・講座内容の例:
 3回目の講座(5月24日)では、講師(ちくま農協の職員の方)が、前回植えたキュウリの苗について
 ・「アブラムシが付くと大きくならないし、色も悪くなる。
   早めに防除した方が良い」
 との説明を行った。
・受講料:年間5,000
・参加者:
 今年度は、市内の7組計10人が参加している。
・その他:
 収穫する野菜は、地元の農業グループから郷土食の作り方を教わって味わう予定。

等となっています。

また記事では、参加者の方々の、

・「やってみて農家の大変さが分かった。
  農家の努力を思うと野菜の値段は安すぎる。
  大切に食べなきゃいけない」

・「子どもに教えるには自分が知っていないとできない。
  趣味の一つになる」

とのコメントが紹介されています。


年間5,000円で市民農園の利用とともに、要所要所で野菜つくりの講座を受けられるというのは、かなりお得では、と感じます。

家庭菜園を開始後1年で中断する人は約4割、との調査結果もあるとのことなので、やはり野菜作りの指導が受けられるというのは、個々人の取り組みが長続きすることにつながるのではないか、と考えるものです。


※参考
・[1]千曲市ホームページ
 http://www.city.chikuma.nagano.jp/app/index.html
・[2]千曲市 - 市民農業楽校(がっこう)の参加者を募集します
 http://www.city.chikuma.nagano.jp/app/b-keizai/k-nourin/20110302100956544.html
・[3]あんずの里物産館・アグリパーク
 http://www.mtlabs.co.jp/shinshu/agri/anzu.htm

2011年5月15日日曜日

宮城県山元町のNPO法人「里山ひろば」が、東日本大震災の被災者の気分転換用として農地を提供

宮城県山元町のNPO法人「里山ひろば」が、同町内でクラインガルテン用に整備していた農地を、東日本大震災の被災者の方々に提供しているとのこと。

(ニュース記事)
・農作業で避難者気分転換 : 宮城 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20110514-OYT8T00908.htm

上記URL先ページによると、この取り組みの概要は、

・背景・目的:
 「里山ひろば」では約3年前から、
 ・農村・都市交流
 ・自然体験
 等の活動に取り組んできた。
 震災後は、被災者の方々の生活が、避難所や仮設住宅で室内にこもりがちになる可能性があるため、今回は
 ・「被災者に寄り添って、一緒に元気になってもらいたい」
 と、気分転換用として農地を提供した。

・提供した用地・資材:
 ・農地:約15a(山元町浅生原で、クラインガルテン(滞在型市民農園)用に整備していた)
 ・苗、肥料

・参加者:約20人(4月下旬に町内の避難所を回り、被災者に呼び掛けを行った)

・利用状況:
 ・区画は1人づつに分けられており、好きな農作物(オクラ、ニンジン、インゲン豆、ネギ等)の苗や種が植えられている。
  収穫される作物は、参加者が持ち帰り可能。
 ・農地は、何時でも農作業が行えるように開放されている。
 ・毎週土曜日には、農業経験者から指導を受けることができる。
 
・その他:
 被災者への貸し出しの他、農地の一部で、「里山ひろば」がトウモロコシ等を育てている。
 (収穫後は避難所などで配布する予定)

等となっています。

また記事では、

(参加者の1人)
・「仮設住宅では何をしていいか困ることも多いが、一緒に参加している人の顔を見ながら体を動かせるのは楽しい」

(「里山ひろば」の理事長)
・「避難所や仮設住宅から外に出て、気分転換をする機会になればうれしい。
  仮設住宅があるうちは続けていきたい」

とのコメントも紹介されています。


「里山ひろば」のブログ[2]では、現地の様子が写真とともに紹介されており、早速作業が進んでいることが伺えます。
(また、震災の被害が甚大であることも改めて感じる)

私が経験してきた限りでも、自分で植えて面倒を見ている野菜が育っていく様に触れることは、非常に良い触発や気分転換になると感じているので、この取り組みが少しでも被災者の方々に活力をもたらすことを、強く願いたいです。


※参考
・[1]NPO 里山ひろば
 http://kasi.blogzine.jp/
・[2]山元町 - Wikipedia

2011年5月2日月曜日

福井県小浜市の農産物加工施設「わかさ国府の郷 四季菜館」の隣に市民農園がオープン、収穫した野菜の調理も可能

福井県小浜市の農産物加工施設「わかさ国府の郷(さと) 四季菜館」の隣に2011年4月市民農園が開設されたとのこと。

(ニュース記事)
・asahi.com : 収穫した野菜、すぐ調理まで 小浜に市民農園オープン - マイタウン福井
 http://mytown.asahi.com/areanews/fukui/OSK201104070060.html

(「おばま観光局」のサイト内ページ)
・平成23年度 市民農園利用者募集 - 株式会社まちづくり小浜 おばま観光局
 http://obamakankokyoku.com/?p=1191

上記URL先ページによると、この農園の概要は、

・背景:
 第三セクターの「おばま観光局」が、農家から用地1,600m2を借りて開園した。
・区画:
 ・広さ:1区画約15m2
 ・区画数:40
 (※残りの農地(約600m2については、「おばま観光局」が独自に作付けを行い、観光客向けの
   ・収穫体験
   ・調理体験
   の実施を計画している。)
・注意点:
 ・農薬の使用
 ・果樹栽培
 は不可。
・その他のサービス:
 ・農具(鍬、スコップ、ジョウロ等)を無料で借りることができる。
  また、水源も用意されている。
 ・農園の管理職員の方(現在就農を目指している)が、栽培の相談に応じる。
 ・農園利用者は、収穫した野菜を、「四季菜館」内の実習室で調理することができる。
 ・遠方在住の利用者向けに、有料の農作業代行プランを用意している。
・料金:
 ・市民農園:10ヶ月間で2,625円
 ・調理場:13時間で500
・利用者の募集期間:2011年5月1日~20日

等となっています。


農園で採れた野菜を隣の施設内で調理できるというのは、かなりユニークな試みだと感じます。

例えば、都市内のビルに屋上菜園が開設されるケースは、私も幾つかニュース記事で知っていますが、今回のように既存の他設備の隣にオープンするというのも、やはりアピール力が高いように思われます。


※参考
・[1]会館・センター わかさ国府の郷 四季菜館  小浜市
 http://www1.city.obama.fukui.jp/category/page.asp?Page=862
・[2]株式会社まちづくり小浜 おばま観光局
 http://obamakankokyoku.com/

2011年4月18日月曜日

仙台市若林区の「仙台市農業園芸センター」が、津波被害で休園中

下記URL先ページでは、宮城県仙台市若林区の「仙台市農業園芸センター」が、東日本大震災で受けた津波被害の状況が解説されています。

(ニュース記事)
・河北新報 東北のニュース/仙台市農業園芸センター 農園や庭園などに爪痕大きく
 http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110415t13034.htm

上記URL先ページによると、同センターは海岸から約3kmの場所にありますが、農園や庭園、各施設が津波で冠水
(最も被害の大きかった作業棟は、最大で約80cm浸水)

そして市民農園(約300区画)については、2011年度の募集中止したとのことです。

また記事では、仙台市農政企画課の

・「周辺地域の復旧状況を見ながら、施設の修繕時期を考えたい」

とのコメントが紹介されています。


仙台市農業園芸センターのサイト[1]のトップページには、津波による甚大な被害のため、休園中である旨が記載されており、被害の深刻さが伺えます。

個人的には、同センターの市民農園を含め、被災地で海水に浸かった畑・田がいつ頃回復できるのか、今後の推移を見守りたいところです。


※参考
・[1]仙台市農業園芸センターホームページ
 http://www.sahpa.or.jp/

2011年4月3日日曜日

長野県喬木村の「クラインガルテンたかぎ」が、2011年4月にオープン

長野県喬木村が建設していた滞在型市民農園「クラインガルテンたかぎ」が、2011年4月にオープンするとのこと。

(ニュース記事)
・喬木のクラインガルテン 2地区に完成|中南信ダイジェスト|信濃毎日新聞[信毎web]
 http://www.shinmai.co.jp/news/20110329/m-6.htm
・住民との交流拠点に 喬木の「クラインガルテン」完成 | トピックス | 信州・長野県のイベント観光情報や話題が満載!信州Liveon
 http://www.shinshu-liveon.jp/www/topics/node_181972

(喬木村のサイト内ページ)
・クラインガルテンたかぎ 募集のお知らせ|長野県下伊那郡喬木(たかぎ)村
 http://www.vill.takagi.nagano.jp/division/furusato/post-25.html

上記URL先ページによると、同施設の詳細は、

・場所・区画数:
 ・氏乗(うじのり)地区
 ・大島地区
 に、各々5区画ずつ。
・ロケーション:
 両地区は標高650~700mに位置する。
 ・氏乗地区:喬木村南東部の小川川沿いに広がっている。
 ・大島地区:同村北東部の山あいに位置している。
・設備:
 各区画には、
 ・簡易宿泊施設(延べ床面積約36m2
 ・耕作スペース(70m2
 が用意されている。
・年間利用料:1区画36万
・利用者の募集状況:
 ・氏乗地区の1区画
 ・大島地区の4区画
 は、2011年4月末まで利用者を募集中(先着順)。
・その他:
 ・地元住民が、
  ・農作物の栽培方法
  ・農機具の使い方
  等の指導を行う。
 ・喬木村では、クラインガルテンの利用者が地域イベントにも参加することで、地元住民との交流の深化を期待している。

等となっています。


同じ村内のクラインガルテンでも、地区により異なるロケーションとなっているのが、ユニークだと感じます。

また、喬木村のサイト掲載のパンフレットを見ると、周辺の自然の豊かさに目を奪われるので、農園自体も非常に魅力のあるものになっているのでは、と想像するものです。

2011年3月20日日曜日

神奈川県の「表丹沢堀山下ふれあい農園」が、利用者を募集中

神奈川県の「表丹沢堀山下ふれあい農園」が、利用者を募集しているとのこと。

(ニュース記事)
・市民農園利用者を募集 | 秦野 | タウンニュース
 http://www.townnews.co.jp/0610/2011/03/19/99045.html

上記URL先ページによると、詳細は、

・場所:堀山下1138の4
 県立秦野戸川公園に近く、丹沢の山なみや、遠くに相模湾を眺望できる。
・区画:
 ・1区画の広さ:30m2
 ・募集数:10区画(申込み先着順)
・設備:
 ・駐車場
 ・水道施設
 ・更衣室
 ・シャワー
 が無料で利用できる。
 また、農具・耕運機も借りることができる。
・栽培指導:
 毎週日曜日には、指導員が常駐している。
・イベント:
 ・春の農園まつり
 ・秋の収穫祭
 等を実施する。
・利用期間:4月からの1年間(継続利用可)
・利用料金:1区画で年額18,000

等となっています。


記事に掲載されている写真は小さいですが、それでも緑豊かな自然に囲まれた場所であることが伺えます。

野菜つくりに取り組みつつ、自然の中で気分転換をするには良い場所なのでは、と想像します。


※参考
・[1]ふれあい農園(※神奈川県秦野市農産課のサイト内)
 http://navi.city.hadano.kanagawa.jp/nousan/fureai/fureai.html

2011年3月6日日曜日

金沢市平町で2011年春に、竹林整備で伐採された「モウソウチク」を用地整備に活用した市民農園がオープン予定

石川県金沢市内で2011年春に、竹林整備で伐採された「孟宗竹」を、用地の整備に活用した市民農園がオープンするとのこと。

(ニュース記事)
・NIIGATAまち・話題:市民以外に農園貸し出し--村上・朝日 /新潟 - 毎日jp(毎日新聞)
 http://mainichi.jp/area/niigata/news/20110208ddlk15040080000c.html

上記URL先ページによると、この農園の詳細は、

・背景・目的:
 対象場所の農地整備は、竹林整備において伐採された竹の活用を狙いとして計画された。
 (※この竹林整備は、
   ・金沢市の協同組合「日本ビジネスロードセンター
   ・NPO法人「森林環境保全・里山物語(金沢竹切物語)」
   等が取り組んでいるもの)
 また、30年以上前から耕作放棄地となっている田を再生して、里山の活性化につなげる狙いもある。
・場所:金沢市平町
・整備の担当者:「日本ビジネスロードセンター」
 整備は2010年9月に開始され、2011年2月に完了した。
・竹の活用:
 モウソウチク約2,500本を、
 ・段々畑を整理する際の土留め
 ・地中に埋め、湿地を乾地に変える排水用
 として利用している。
・面積:約2,000m2
・区画・使用料:1区画(約30m2)で年間3,000円。
 (造成作業は完了済み。
  今後は雪解けを待ち、区画整理を行う。)
・オープン日:2011年4月の予定

等となっています。

この取り組みに対しては、

・県内外の行政担当者、大学の研究者
・平町と同様に中山間地で生活している住民

から、竹の活用や農地整理に関する問い合わせが相次いでいるとのことで、今後は取り組みを広めるため、

・視察団の受け入れ
・土留めの作り方などの紹介

も行っていく方針とのことです。

また記事では、

(「日本ビジネスロードセンター」)
・「視察などにも対応し、整備方法を広めていきたい」

(同組合の代表理事の方)
・「平町の取り組みが里山保全のスタイルとして各地に広がればうれしい」

とのコメントが紹介されています。


竹を肥料として活用する取り組みは、私も幾つかの事例をニュース記事で知っていますが、土地整備のための直接的な「資材」として活用したというのは、肥料と同様に、伐採した竹の有効利用、また地域での資源の有効活用の1手段として、非常に興味深いです。

個人的には、ウェブサイト等で、取り組みに関する情報が公開されることも期待したいです。

2011年2月6日日曜日

東邦レオが、名古屋市内でオープン予定の商業施設「なるぱーく」の屋上に、50区画の「まちなか菜園・なるふぁーむ」を開設予定

東邦レオ」社が、名古屋市内で2011年3月オープン予定の商業施設「なるぱーく」の屋上に、「まちなか菜園・なるふぁーむ」を開設する予定とのこと。

(ニュース記事)
・東邦レオ、名古屋に商業施設屋上貸し菜園「まちなか菜園・なるふぁーむ」を開設(日経プレスリリース)
 http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=270832&lindID=5
・asahi.com(朝日新聞社):東邦レオが名古屋で大規模屋上貸し菜園を開設 - 住宅新報社ニュース - 住まい
 http://www.asahi.com/housing/jutaku-s/JSN201101170004.html

(東方レオ社のサイト内ページ)
・都市型貸し菜園事業に関するプレスリリース
 http://www.toho-leo.co.jp/puresu/1101.html

(施設の紹介サイト)
・まちなか菜園 なるふぁーむ・オフィシャルページ|貸し農園・菜園の総合サイト「まちなか菜園」
 http://www.machinaka-saien.jp/farm/narufarm.html

上記URL先ページによると、この菜園の詳細は、

・背景:
 「なるぱーく」は
 ・お散歩をコンセプトとし、気軽に楽しくゆったりと買物ができる。
 ・花や緑を大切にし、地域住民が育む喜びを共有する。
 ことを目指すショッピングモール。
 (名鉄名古屋本線「鳴海」駅から徒歩10分の立地)
 東方レオでは今回、上記目的の一環として、貸し菜園「なるふぁーむ」の展開を決定した。

・主な特徴:
 ・名古屋の商業施設の屋上貸し農園では最大規模。
 ・買い物がてらに手軽に楽しめるよう、
  ・菜園利用のための基本用具を備え付ける。
  ・併設駐車場は無料で利用可能。
  との配慮を凝らしている。
 ・サポート付の「まちなか菜園」として、
  ・サポートスタッフの訪問(週3回)による野菜づくりのアドバイス
  ・各種イベント(植え付け講座、間引き菜パーティー、収穫祭など)の定期開催
  を行う。

・詳細:
 ・開園時間:
  ・4~10月:10:00~18:00
  ・11~3月:10:00~17:00
 ・敷地面積:約464m2
 ・区画:
  ・1区画の面積:5.5m2
  ・貸出区画数:50区画
 ・契約期間(第一期):
  2011年4月16日~2012年2月14日10ヶ月)
  ※第二期からは、1年毎の更新となる。
  ※最大で3期の継続契約が可能。
 ・会費:月額6,500円(消費税、共益費込み)
  ※第一期は特別価格として月額6,000円とする。
  ※補助資材(肥料、支柱、ネット等)を含む金額。
   (苗・種は別途有料)
  ※契約者の他、家族・友人との一緒の利用が可能。
 ・募集期間:2011年2月10日~3月31日(先着順)

等となっています。


私がイメージする一般的な市民農園からみると、月額料金は割高ですが、その分、日常生活に必須な買い物を行う施設での開設という点や、用具の用意・サポートスタッフによるアドバイスと、利用のしやすさに相当配慮していると感じられます。

家庭菜園への関心が高まる中で、この屋上菜園がどのような評価を得るのか、東邦レオ社の今後の事業展開という面からも、かなり興味を引かれます。


※参考
・[1]なるぱーく
 http://www.narupark.jp/


※当ブログの関連記事:
「東邦レオ」が、都市部の未利用地や建物屋上の空きスペースを活用する、貸し菜園事業を開始 (2010年2月14日)
JR高崎駅ビル「モントレー」の屋上に2010年9月、貸し菜園「ソラドファーム」がオープン予定 (2010年8月1日)

2011年1月23日日曜日

埼玉県のNPO法人「がんばれ農業人」が、所沢市内で「トコトコ農園」を運営中

埼玉県のNPO法人「がんばれ農業人」が、所沢市内で「トコトコ農園」を開設・運営しているとのこと。

(運営者の方によるサイト・ブログ)
・NPO法人がんばれ農業人 自然なくらし │ - index - │
 http://www.ganbare-nougyoujin.org/
・NPO法人がんばれ農業人 自然なくらし │ - 体験農園「トコトコ農園」 - │
 http://www.ganbare-nougyoujin.org/new/event/tokotoko/index.html
・畑にそよぐ風:So-netブログ
 http://nougyoujin.blog.so-net.ne.jp/

上記URL先のサイトと、「がんばれ農業人」の代表者の方によると、「トコトコ農園」の概要は、

・主な特徴:
 ・畑を区分せずに、利用者(現在20家族とのこと)が共同で同じ作物を栽培し、均等に配分している。
  (育てている野菜の種類は、年間30種類以上)
 ・野菜つくりの手順書をその都度配布して、毎週作業を通じた実技講習を行っている。
 ・肥料は、堆肥と有機肥料3種類のみを使用する。
  (農薬・化学肥料は一切使わない)
・場所:所沢市・三富地区の下富
・畑の広さ:1,500m2
・開設時期:2009年

等とのことです。

また2011年度には、新会員10名を募集するとのことで、2011年2月5日に入会説明会が実施されるそうです。
(費用は下記の通り。
 ・入園費:年間3万円(月額2,500円、途中加入の場合は月割り計算)
 ・年会費:1,000円
 ・入会金:初年度のみ3,000円)


「がんばれ農業人」のウェブサイトやブログには、豊富な情報と写真が掲載されており、畑の雰囲気が非常に良く感じられます。

通常の貸し農園と異なり、畑を共同で利用するとのことで、参加する場合には責任も大きくなるとは思いますが、その分利用者同士の関わりも強くなるのでは、と想像します。

また、取り組みの内容から、安心して食べられる野菜の育て方を学ぶのにも適しているのでは、とも感じました。

2011年1月2日日曜日

広島県尾道市の離島「百島」で、耕作放棄地を活用した市民農園が開設予定

広島県尾道市の離島「百島」で、住民有志により、耕作放棄地を活用した市民農園が開設される予定とのこと。

(ニュース記事)
・耕作放棄地を市民農園に活用 - 中国新聞
 http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201012310024.html

上記URL先ページによると、詳細は、

・背景・目的:
 百島は高齢化率64.9%(2010年11月末現在)に達しており、人口減少が進んでいる。
 このため市民農園を開設することで、島外から人を呼び込む狙いがある。
・運営会社:「ももしま観光農園
 島内で農業を営む4名(50~60歳台)により、2010年10月に設立された。
・区画:
 ・面積:1区画33m2
 ・区画数:50区画
 ・利用料:1区画あたり、年間1万2,000
・サービス内容:
 ・野菜の成育状況を伝える写真を、利用者に電子メールで送る。
 ・利用者が休憩・宿泊できる家屋を提供する。
  (農園近くの企業の保養所を活用)
 ・農機具を無料で貸し出す。
 ・地元の農家が、栽培指導を行う。
 ・その他、島内の民家(空き家率40%超)を改装しての、「クラインガルテン(滞在型市民農園)」の開設も検討中。
・想定利用者:
 島外からの「週末ファーマー」(週末や仕事の合間に農業を楽しむ人々)による利用を想定している。
・オープン日:2011年3月1日
・利用予約の受付:2011年1月10日に開始する。

等となっています。

また記事では、「ももしま観光農園」の代表の方の、

・「昔は山のてっぺんまで畑があった。
  耕作放棄地をよみがえらせ、百島への定住にもつなげたい」

とのコメントが紹介されています。


離島での市民農園開設というのはユニークだと思いますが、ニュース記事やウィキペディア[1]に掲載されている写真を見ると、海と緑が隣り合っている環境は、日常の生活から離れて気分転換する上でもかなり魅力が高いのでは、と感じます。


※参考
・[1]百島 (広島県) - Wikipedia
・[2]ようこそ尾道へ(※「尾道市」のウェブサイト)
 http://www.city.onomichi.hiroshima.jp/