2010年4月25日日曜日

「けいはんな市民雑学大学」で、ドイツで約50年生活した方が、市民農園は社会に必要な存在、と講演

京都府木津川市で4月24日、「けいはんな市民雑学大学」の第24回講座が開催され、ドイツで約50年生活した方が、「ドイツの市民農園~クライン・ガルテン」について講演を行ったとのこと。

「市民農園、社会に必要」ドイツの事例紹介 けいはんな大学 :京都新聞

上記リンク先記事によると、講演を行った方は、ドイツで40年以上市民農園を借りていたとのことで、自身の体験に基づき、

・市民農園は、
 ・健康保持
 ・高齢者の孤独からの解放
 ・緑地の保全
 等の様々な役割を果たしており、社会的に必要な存在になっている。

等の内容を語ったとのことです。


日本でも、最近は家庭菜園への注目が急速に高まっていると思いますが、一般の市民が「土を耕して野菜などを育てる」ことは、国に寄らず大きな重要さ・価値を持っている、ということでしょうか。


※参考
・けいはんな市民雑学大学
 http://academia.keihanna-city.com/

佐賀県の「唐津南高校」が、市民に学校農場を開放して農業セミナーを開催

佐賀県の「唐津南高校」が4月24日、市民に学校農場を開放し、農業セミナーを開催したとのこと。

高校の農場で農園セミナー 生徒もアドバイス 唐津/佐賀のニュース :佐賀新聞の情報コミュニティサイト ひびの

上記リンク先記事によると、同高校では1996年の学科改編により、農業・園芸を学ぶ学科の定員が40人に縮小(以前は120人)したことから、保有する実習地(9.4ha)の維持・管理の負担が重くなっていたとのこと。

このため、

・農地の、市民向け貸し農園としての有効活用
・作物づくりの原点を通じての、地域との交流の場の構築

を目的に、市民向け講座の内容を一新し、今回の農業セミナーを初めて企画したとのことです。

セミナーの詳細は、

・参加費用:年間4,000円
・貸し出される農地:1組あたり30m2
・スケジュール・内容:
 10月まで5回に渡って、
 ・夏野菜(トマトやキュウリ等)
 ・秋野菜
 の栽培方法を、唐津南高校の生徒・教諭が指導する。

等となっています。

ちなみに初回のセミナーでは、市内の12家族が参加して、

・畑の耕し方
・畝の作り方
・地温を上げるビニール張り

等の基礎が指導されたそうです。


学科の規模縮小による負担増加を、市民への農地貸し出し・農業指導に結び付けているのは、ユニークで非常に価値のある取り組みだと感じます。


※参考
・佐賀県立唐津南高等学校HP
 http://www3.saga-ed.jp/edq10023/

広島県三原市深町に農園「深(ふか)の里」がオープン、無料の貸し農園も併設

下記リンク先記事では、広島県三原市深町にオープンした農園「深(ふか)の里」が紹介されています。

asahi.com:社福法人が農園「深の里」をオープン-マイタウン広島

記事によると、この農園の詳細は、

・運営者:
 三原市深町の社会福祉法人「あけぼの」(知的障害者通所授産施設を運営している)
・開設の背景:
 「あけぼの」の理事の方は、
 ・知的障害者の人達が、様々な人と触れあうことで成長できる環境づくり
 を目指して、知人の環境研究会社元社長の方と共に、約6年前から構想を温めてきた。
 その矢先に、三原市の尽力によって、広島県の雇用創出基金から、2011年度までの資金を獲得できたことで、農園の開設に目処がついた。
・目的:
 増加する休耕田を、農地として再生する。
 そして農業を軸として、地域で暮らす健常者と障害者が協力し合うコミュニティーの構築を目指す。
・スタッフ:
 ハローワークを通じて6人を雇用。
 (うち障害者の方は3人)
・場所:
 県道55号沿いに位置する、飛び地状の休耕田(約9,900m2)を活用。
・設備:
 ・ハウス3棟(野菜の栽培用や倉庫)
 ・プレハブの事務所棟
 ・市民農園
  ・区画数:20区画(1区画30~20m2
  ・利用料:無料

等となっています。


耕作放棄地の活用と、障害者の方々の社会参加などを同時に目指している点が、非常に興味深い取り組みです。

また個人的には、(現金ですが)市民農園の利用料が無料というところに、かなり魅力を感じます。


※参考
・社会福祉法人あけぼの
 http://akebonoha.com/

山形県村山市の「最上川ふるさと農園」の開園式が実施

山形県村山市の「最上川ふるさと農園」の開園式が、4月18日に行われたとのこと。

野菜栽培、収穫の喜び体験して 村山ふるさと農園が開園|山形新聞

上記リンク先記事によると、「最上川ふるさと農園」の詳細は、

・開設目的:
 市民に、収穫の喜びを体験してもらうためにオープンされた。
・場所:
 「農村伝承の家」の北側
・広さ:約20a
・開園時期:1995年
・年間利用料:3,000~5,000円(※他に水道代500円が必要)
・2010年度の申し込み状況:
 申し込み人数は、
 ・村山市:31人
 ・東根市:3人
 の計34人。
 割り当てられた畑の広さは、50~100m2

等となっています。

ちなみに、18日の開園式には24人が出席し、作物栽培研修会も行われ、山形県県指導農業士の方が、ナスやジャガイモの栽培法に関するアドバイスを行ったとのことです。


村山市のサイト[2]を見ると、栽培方法などの指導を受けられる「体験農園」の他に、収穫だけを体験できる「オーナー農園」制度も用意されており、参加できる間口の広さを感じます。


※参考
・農村文化保存伝承館(※「村山市」サイト内)
 http://www.city.murayama.lg.jp/0190bunkakankou/nousonbunkahozondensyoukan.htm
・最上川ふるさと農園体験者・オーナー募集(※「村山市」サイト内)
 http://www.city.murayama.lg.jp/0190bunkakankou/kurashi/densyoukan/furusato_nouen2006.htm

2010年4月19日月曜日

宮崎県宮崎市佐土原町で、「津倉市民農園」がオープン

宮崎県宮崎市佐土原町で4月17日、「津倉市民農園」がオープンしたとのこと。

市民農園:おいしい野菜作ろう 宮崎・佐土原にオープン /宮崎 - 毎日jp(毎日新聞)

上記リンク先記事によると、この市民農園の詳細は、

・開設の背景:
 宮崎市が、野菜などの栽培を通じての
 ・農業への理解の促進
 ・市民や家族の交流の場の構築
 を目的に、整備を行った。
・敷地面積:約1ha
 元は水田だった土地を、地元の津倉地区の住民が寄付したもの。
・区画:
 ・1区画の広さ:15m2
 ・区画数:184
  (記事の時点でまだ約4割が空いており、利用者を受け付けているとのこと)
・設備:
 散水栓、管理事務所など。
・利用料:
 1区画あたり年間7,000円。
 ・最大2区画まで利用可能。
 ・契約は2年毎の更新。
・管理:
 津倉地区自治会が担当。
 利用者への作業指導も行う。

等となっています。

また記事では、開園式(約100人が参加)での、

・「土と人とが触れ合い、家族だんらんができる農園に」
 (津倉地区自治会の会長の方)

・「農村部と都市部の交流につなげたい」
 (宮崎市の戸敷正市長)

等のコメントが紹介されています。


単なる野菜の栽培だけでなく、人間同士の関わりを促進するという意味でも、やはり貸し農園が果たしうる役割は大きいのでは、と感じます。

まだ空きが多いというのが意外ですが、申し込むなら今、ということでしょうか。


※参考
・津倉市民農園の利用者を募集しています!(※「宮崎市」のサイト内)
 http://www.city.miyazaki.miyazaki.jp/www/contents/1263460355896/index.html
・みやざきグリーン・ツーリズムオフィス MGTO:宮崎市佐土原町「津倉市民農園」の利用者募集中!
 http://greentourism.miyachan.cc/e146670.html

北海道の「室蘭市ふれあい市民農園」で、平成22年度の開園式が実施

北海道の「室蘭市ふれあい市民農園」の平成22年度開園式が、4月16日に行われたとのこと。

畑いとおしい…室蘭のふれあい市民農園、今季オープン(室蘭民報ニュース)

上記リンク先記事によると、この農園の詳細は、

・運営者:室蘭市社会福祉協議会
・運営の目的:
 高齢者の生きがい対策を目的とする、市の事業で運営されている。
・利用者・区画:
 2010年は143人。
 区画別では、
 ・50m2:40人
 ・100m2」103人
・利用期間:11月中旬まで

というもので、開園式には70人が参加。

記事では、

・「ジャガイモやダイコンを植えます。昨年はタマネギにも挑戦し、まずまずでした」
 (参加された夫婦)

・「根菜類だけではなく、成長が早い葉物も混ぜると、畑に来るたびにお土産もでき、楽しめます」
 (管理している「内村牧場」の方)

とのコメントが紹介されています。


私の経験からも、野菜を育てることからは、確かに良い影響を受けることができるので、高齢者の方々が野菜つくり・菜園作りに取り組める環境を整備するというのは、非常に良い取り組みだと感じます。


※参考
・室蘭市公式ウェブサイト
 http://www.city.muroran.lg.jp/main/index.php

神奈川県平塚市の「金田市民農園」で水はけの悪さに苦情、対策として浸透管の埋設工事を実施予定

神奈川県平塚市の「金田市民農園」(4月1日オープン)で、一部の利用者から、畑土の水はけの悪さに関する苦情が出ていることが、同月15日まで判明したとのこと。

1日に開業の市民農園、水はけ悪く改良工事へ/平塚:ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞社

上記リンク先記事によると、同農園では現在178区画(7,500m2)を貸し出しているとのこと。

状況は、

・問題の発覚時期:4月初旬
・状況:
 田ら畑に造成した土が、粘土質を含んでいることから、水はけが悪くなっていた。
・対策:
 ・平塚市
 ・農園を貸している「金田大型市民農園組合」(地権者5人)
 が、地中に浸透管を埋設する工事を実施することを決定した。
 詳細は、下記の通り。
 ・工事日程:4月19日から約10日間
 ・対象:92区画
 ・工費:66万円(平塚市と組合が、半額ずつ負担)

とのことです。

記事では、平塚市の

・「農作業への迷惑は極力かけず、種まき、植え付けに間に合わせたい」

とのコメントが紹介されています。


開設間もない貸し農園では、土地の元の用途によっては、このようなケースも有り得る、ということでしょうか。

水はけの悪さにより、実際に畑がどのような状態になっていたのかが、個人的には気になるところです。


※参考
・神奈川県 平塚市|記者発表資料 金田市民農園緊急水はけ改良工事開始
 http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/press/pre20100016.htm

広島県の「西条農業高校」で、学校の農場を用いる市民農園の入園式が実施

広島県の「西条農業高校」(東広島市)で4月10日、学校の農場を用いる市民農園の入園式が行われたとのこと。

西条農高で市民農園入園式(中国新聞 地域ニュース)

上記リンク先記事によると、この市民農園は、西条農業高校が1993年から、公募により市民に農場を貸し出しているもので、今年の状況は、

・利用者:
 家族やグループが69組。
・利用スペース:1組あたり20m2
・栽培する野菜:
 キュウリやトマト、ナス等。

等とのこと。

また記事では、入園式における

・「野菜づくりを機に農業への関心を高めてください」
 (「西条農業高校」の校長の方)

・「家族で楽しみながらおいしい野菜をつくりたい」
 (孫と一緒に参加された方)

とのコメントが紹介されています。


農業高校が農園を貸し出しているというのは、学校と地域との関わりを深める点からも、意味のある取り組みだと感じます。


※参考
・東広島市公式ホームページ トップページ
 http://www.city.higashihiroshima.hiroshima.jp/
・平成21年度広島県立西条農業高等学校
 http://www.saijyo-ah.hiroshima-c.ed.jp/

2010年4月12日月曜日

秋田県秋田市仁井田に、耕作放棄地を活用した体験型農園「あきた農業体験施設」がオープン

秋田県秋田市仁井田に、体験型農園「あきた農業体験施設」がオープンしたとのこと。

耕作放棄地再生へ体験型農園オープン 秋田市仁井田|さきがけonTheWeb

上記リンク先記事によると、この「あきた農業体験施設」の詳細は、

・整備:
 4月7日に本格的な整備を開始。
 今後、5月上旬頃から野菜(枝豆やジャガイモ等)を植えて、農業体験を希望する市民の受け入れを開始する。
・用地:
 仁井田地区で、20年ほど放棄されていた水田20aを活用。
 「秋田県土地改良事業団体連合会」が借り受けており、管理は
 ・NPO法人「あきたサイクリングタウン推進協議会」のメンバー
 ・地元住民ら
 で構成する「管理運営委員会」が担当する。
・事業費:
 2010年度は約60万円。
 (うち半分には、農林水産省の「耕作放棄地再生利用緊急対策事業」補助金を充てている)
・イベント:
 植え付けや収穫の時期に、地元の
 ・小学校
 ・子供会
 ・住民
 らを対象とする体験イベントを実施する。

等となっています。

また記事では、「秋田県土地改良事業団体連合会」の、

・「体験行事を通じて、市民に荒れ地が農地となり作物ができるまでの過程に触れてもらい、食糧問題や農政、環境問題を考える場としていきたい」

とのコメントが紹介されています。


地元市民の、農業等の問題(耕作放棄地の問題など)への関心を深めることを目的としている点が、一般的な貸し農園と異なっていると感じられ、非常に興味深いです。


※参考
・秋田市 - 「市民のかたへ」
 http://www.city.akita.akita.jp/

長野県下伊那郡阿南町のクラインガルテン(滞在型市民農園)が完成

長野県下伊那郡阿南町が建設していたクラインガルテン(滞在型市民農園)が、完成したとのこと。

信濃毎日新聞[信毎web] 阿南町の市民農園「クラインガルテン」が完成

上記リンク先記事によると、この農園の詳細は、

・場所:
 阿南町南部の新野地区
・敷地面積:約1万9,000m2
・区画:
 ・クラインガルテン:
  1区画300~450m2
  区画数は20。
  また、木造平屋の住宅(約50m2)も設置している。
 ・日帰り用の市民農園
  1区画約60m2を15区画用意。
・整備期間:
 2008年度からの3年事業で整備した。
 2010年4月10日に完成式を実施。
・総事業費:約3億円
・利用条件:
 住宅区画の利用者は、年間60日以上の宿泊が条件。(町民との交流促進が目的)
・イベント:
 利用者の世話を担当する管理組合(地元住民で構成)が、月1回程度、
 ・星空の観察会
 ・国重要無形民俗文化財「新野の盆踊り」の講習会
 などを実施する。

等となっています。

ちなみに、住宅区画の利用者20人は既に決定済みで、

・県内の利用者:1名
・その他は県外からの利用者(静岡、愛知、兵庫、神奈川県など)

という構成とのことです。

記事では、佐々木暢生町長の

・「県外の人に阿南町が持つ自然の豊かさ、食べ物のおいしさを知ってもらえるきっかけになる。
  交流人口が大きく増えることを期待したい」

とのコメントが紹介されています。


阿南町のサイト[1]に、整備中のクラインガルテンの写真が掲載されていますが、遠方からの写真ではあるものの、住宅はかなり本格的、という印象を受けます。


※参考
・[1]阿南町ホームページ:クラインガルテン情報
 http://www.town.anan.nagano.jp/tyouseiguide/kuraingaruten.html

長野県小海町が、八ヶ岳山麓(標高1,300m)に整備している「田舎の素敵実感農場・八峰(ヤッホー)村」の入村者を募集中

長野県小海町が、八ヶ岳の山麓(標高1,300mの場所)に整備している貸し農園の利用者を募集しているとのこと。

八ヶ岳山麓にマイファームを持ちませんか? 小海町が貸農園利用者を募集中 | 農政・農協ニュース | JAcom 農業協同組合新聞

上記リンク先記事によると、この貸し農園の詳細は、

・名称:「田舎の素敵実感農場・八峰(ヤッホー)村
・場所:小海町松原湖高原
・区画:
 1区画10坪。
 2010年度は32区画を募集する。
・年間利用料(入村料):1万5,000円
 ※この利用料には、
 ・田植え・稲刈り体験
 ・収穫した酒米で作った純米酒
 の分も含まれている。
 ※複数の区画の利用は、1区画5,000円で可能。
・貸出期間:4月からの1年間(更新も可能)
・栽培する野菜:
 ・ジャガイモ
 ・大根
 ・ネギ
 ・トマト
 ・枝豆
 など。
・設備:
 ・駐車場
 ・トイレ
 ・水飲み場
 など。
・イベント:
 地元住民との交流イベント(年7回)を企画している。
・その他:
 ・用具(鍬、鎌など)の貸し出し
 ・初心者向けの個人別耕作指導
 を行う。
 また、貸し農園の入村特典として、松原湖高原の宿泊施設・温泉の利用料を割り引く。

等となっています。


「八峰(ヤッホー)」という名称や、標高1,300mという地理的条件、また宿泊施設や温泉の利用料割引など、かなりユニークな特色のある貸し農園だと感じます。


※参考
・田舎の素敵実感農園 八峰(ヤッホー)村 村民募集 | 小海町ホームページ
 http://www.koumi-town.jp/office/archives/tourism/experience/post-91.html
・八峰村(ヤッホー村)ー田舎の素敵実感農場オープン | 小海町長ブログ
 http://www.koumi-town.jp/mayor/archives/post-34.html

2010年4月4日日曜日

「銀座農園」が、神奈川県の商業施設「トレッサ横浜」に、レンタル菜園「トレッ菜園」を開設

東京都の「銀座農園」が、神奈川県の商業施設「トレッサ横浜」(トヨタ自動車が運営)に、レンタル菜園「トレッ菜園」を開設したとのこと。

銀座農園 横浜にレンタル菜園開設 - SankeiBiz(サンケイビズ)
トレッサ横浜にレンタル菜園オープン 遊びに行こうぜ!

上記リンク先記事と「銀座農園」のサイト[1]によると、詳細は、

・場所:「トレッサ横浜」の南棟2階テラス
・区画数:1区画約1m2が、39区画。
・貸し出し期間:1年単位
 ※第1期の契約期間は、2010年4月上旬~2011年2月15日。
・利用可能時間:
 10:00~21:00(※利用状況により、変更の可能性あり)
・設備:
 水道、ベンチ、簡易な菜園道具
・利用料金:
 ・月額利用料:3,150円(税込み)
 ・入会金:1ヶ月
 ・保証金:1ヶ月
・事業の狙い:
 「銀座農園」では、
 ・ヒートアイランド現象の抑制
 ・地球温暖化対策
 の観点から、ビルの屋上などの菜園化に取組んでいる。
 今回の「トレッ菜園」では、土地をレンタルすることによる、緑化の維持費低減も狙いとしている。

等となっています。


商業施設内にレンタル菜園が開設されるというのは、なかなかユニークなケースという気がします。

1区画の面積は小さめですが、その分、野菜の育成に手軽に取組むことができるのでは、とも感じられます。


※参考
・[1]~2010年4月 トレッサ横浜に「トレッ菜園」オープン~(銀座農園株式会社)
 http://www.iknowledge.jp/ginza_farm/saien/tressa_yokohama.html
・[2]トレッサ横浜|TRESSA
 http://www.tressa-yokohama.jp/
・[3]トレッサ横浜 特設ページ/レンタル制の菜園 トレッ菜園
 http://www.tressa-yokohama.jp/tressaien/tressaien.html


※当ブログの関連記事:
農業ベンチャー企業「銀座農園」が、東京都内のビル屋上での貸し農園事業を開始(2009年7月7日)
東京都内に開設されている、屋上農園などの紹介記事(2009年11月3日)

浜松市の「鴨江いきいき菜園」で、開園式が実施

静岡県浜松市の市民農園「鴨江いきいき菜園」(愛称「大賀たんぽぽ広場」)で3月28日に、開園式が行われたとのこと。

中日新聞:浜松で市民農園の開園祝う ソニーの大賀相談役が用地寄贈:静岡(CHUNICHI Web)

上記リンク先記事によると、この土地はソニー相談役の大賀典雄氏が、地域のふれあいに活用してもらう目的で寄付したもので、菜園の詳細は、

・区画数:1区画(20m2)が全16区画。
 割り当ては、
 ・12区画:一般利用者
 ・4区画:近隣の教育機関
 となっている。
・その他:
 ベンチなどがある広場も設けられている。

となっています。

開園式では、

・浜松市長・鈴木康友氏
・近隣の幼稚園、保育園の園児(約100人)

等が出席し、式の後には、教育機関への貸出区画で、参加園児と鈴木市長らが、野菜の苗(トマトやピーマン等)を植えたとのことです。

また記事では、開園式での

・「この場を地域のコミュニティー形成の場として活用してほしい」
 (鈴木市長)
・「みなさんがいきいきと活動できる場となるよう期待している」
 (大賀氏の代理の、ソニー元社員の方)

とのコメントが紹介されています。


私の住んでいる地域(北海道)では、最近気温は上がってきたものの、まだ雪が残っており、たまに少しですが降雪もある状況です。

その中でも、もう野菜の苗を植えているとのニュースを読むと、確実に春が到来していることを、改めて感じます。


※参考
・浜松市/市民農園/鴨江いきいき菜園(大賀たんぽぽ広場)
 http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/lifeindex/life/civicfarm/ikiikisaien/kamoe.htm


※当ブログの関連記事:
浜松市中区鴨江の「たんぽぽ広場」が、公園機能を併せ持つ市民農園「鴨江いきいき菜園」として整備中(2010年2月7日)