2009年11月29日日曜日

構造改革特区「大月エコの里」では、短大生の農業体験なども実施

下記リンク先記事では、山梨県大月市内の構造改革特区「大月エコの里」について解説されています。

大月エコの里、遊休農地の活用広がる - 山梨日日新聞 みるじゃん

記事によると「大月エコの里」の詳細は、

・管理者:NPO法人「おおつきエコビレッジ」
・開設の経緯:
 2004年に構造改革特区に指定。
 それまでは農業法人や農業従事者に限定されていた、農地の貸し付け対象が拡大されたことから、大月市から遊休農地を借り受けて事業を開始した。
 具体的には、
 ・農地の造成
 ・あずまやや遊歩道の整備
 を実施。
・会員数:
 現在は90人。
 (設立当時は約40人)
2009年度は、敷地内の傾斜地(約4ha)を、段々畑に造成している。
 これは、山梨県の中山間地域総合整備事業の一環として行われているもので、2009年内に完成の予定。
 整備後完了後は、大型農業機械(トラクター等)の乗り入れが可能になり、農作業の効率化が図られる見通し。
・作物栽培の取り組み:
 敷地内で
 ・サツマイモ
 ・サトイモ
 ・黒米
 などを栽培し、市内のアンテナショップで販売。
 地域住民に好評となっている。
2007年からは、大月短大の授業の一環として、同短大の学生が農業体験に取り組んでいる。
 2009年度は約30人が受講して、黒米や小麦を栽培した。
・富士山を眺めながら森林散策を楽しめる。
 (国土交通省の「関東の富士見百景」に選定)
・現在は、敷地内に桜1,000本を植樹する計画が推進中。
 (現在は約650本の植樹が完了)

等となっています。

記事では、

・「地域の人と交流したり、作物が育つのを見守るのは楽しい」
 (農業体験に取組んだ、大月短大の学生の方)

・「今後も農業体験者を増やしたい。
  将来的には市内の学校給食に食材を提供し、地産地消も進めたい」
 (「おおつきエコビレッジ」の山田政文理事長)

とのコメントが紹介されています。


個人的には、農業体験は勿論のことですが、富士山を眺めることができるロケーションに、非常に魅力を感じます。
(私は実際の富士山を見たことが無いので)


※参考
・NPOおおつきエコビレッジ
 http://www17.ocn.ne.jp/~otukieco/

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