・NECビッグローブ
・マイファーム(京都市)
が11月6日、インターネットを活用したレンタル農園事業「BIGLOBEファーム」を、提携して開始することを発表したとのこと。
放棄地ネット活用レンタル農園に NECビッグローブ - 47NEWS(よんななニュース)
農園のネットレンタルを開始、NECビッグローブとマイファーム - ニュース:ITpro
リアル農園とバーチャル農園の融合、「BIGLOBEファーム」開始 -INTERNET Watch
上記リンク先記事によると、マイファームは関西を中心として、耕作放棄地を農地に再生し、家庭菜園として貸し出す事業を展開している企業。
今回の提携事業「BIGLOBEファーム」の内容は、
・農園にネットカメラ「農園ライブカメラ」を設置し、菜園の利用者が、野菜の育成状況を
・自宅のパソコン
・携帯電話
で確認できるようにする。
・専門知識を持った指導員による相談が受けられる「ネット農園相談室」を開設する。
・利用料
・登録料(※初年度に必要):1万500円
・月額利用料:
・1区画(7.5m2):3,980円
・2区画(15m2):6,480円
※この料金には、
・畑のレンタル代
・農具の利用
・インストラクターによる指導
・農園管理人による週3回の水遣り・草むしり
が含まれる。
(種と肥料は別料金)
・1年ごとの利用更新料(※2年目以降に必要):1万500円
・予約受け付け:2009年11月6日~
・開園:2010年2月の予定
サービス開始当初は、埼玉県久喜市に農園を用意(300区画3,000m2)。
・農薬の利用は禁止。
等となっています。
NECビッグローブは今後、
・ネットを活用した野菜販売
・教育機関への貸し出し
も検討するとのことです。
1つめのリンク先記事では、NECビッグローブの飯塚久夫社長の
・「3年後には60農園に拡大し、売上高10億円を目指したい」
とのコメント、また耕作放棄地や貸し農園の現状について、
・耕作放棄地:現在、約39万ha(※埼玉県の面積に匹敵)に達している。
・レンタル農園の利用者:NECビッグローブによると、食の安全志向を背景に、200万人に達している。
との記述がされています。
情報を入手しやすいインターネットを、貸し農園の管理に活用するというのは、非常にユニークで興味深い試みです。
この取り組みが、耕作放棄地の解消と、野菜育成の普及を推し進めることを、期待したいです。
※参考
・株式会社マイファーム
http://www.myfarm.co.jp/
・BIGLOBEとマイファームの提携によるネットを活用したレンタル農園「BIGLOBEファーム」の提供について(プレスリリース | NECビッグローブ)
http://www.biglobe.co.jp/press/2009/1106-10.html

0 件のコメント:
コメントを投稿