大阪府が2008年から行なってきた遊休農地実態調査の結果、府内の遊休農地の総面積が、1,004haであることが判明したとのこと。
遊休農地1004ヘクタール 大阪府:産経関西(産経新聞大阪本社公式ニュースサイト)
上記リンク先記事によると、今回の調査では、宅地となる農地等(約3,000ha)を除いた土地について、
・図面上の調査
・現地踏査
を行い、正確なデータを算出。
全体の結果としては、
・遊休農地が全体農地の1/10を占めている点は、全国標準と同じ。
しかし大阪府内では、山間部に小さな遊休農地が点在している点が特徴的。
・農家では高齢化が進み、後継者不足になっているため、遊休農地は拡大しているとみられる。
とのことです。
大阪府では、遊休農地の活用を進めるために、平成29年度までに遊休農地のうち約500haを、
・市民農園の開園
・農家の規模拡大
等の用途に貸し出す方針だそうです。
また、集落単位での協議会結成・自主的なプラン策定により、
・小学生の農業体験学習
・農家の後継者育成
といった利用法の構想も寝られているとのこと。
記事では、大阪府農政室整備課の
・団塊の世代は、家庭菜園などを手がける人も多い
そのため退職後に、農業に親しむことが期待できる。
とのコメントが紹介されています。
野菜を育てるのは手間がかかりますが、その分、育てている人が受けられるメリットには、他では得難いものがあると思うので、遊休農地の市民農園への活用には期待したいです。

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