2009年7月9日木曜日

大阪府が市民農園などで、遊休農地500haの活用に取り組む

大阪府2008年から行なってきた遊休農地実態調査の結果、府内の遊休農地の総面積が、1,004haであることが判明したとのこと。

遊休農地1004ヘクタール 大阪府:産経関西(産経新聞大阪本社公式ニュースサイト)

上記リンク先記事によると、今回の調査では、宅地となる農地等(約3,000ha)を除いた土地について、

・図面上の調査
・現地踏査

を行い、正確なデータを算出。

全体の結果としては、

遊休農地が全体農地の1/10を占めている点は、全国標準と同じ。
 しかし大阪府内では、山間部に小さな遊休農地が点在している点が特徴的。

・農家では高齢化が進み、後継者不足になっているため、遊休農地は拡大しているとみられる。

とのことです。

大阪府では、遊休農地の活用を進めるために、平成29年度までに遊休農地のうち約500haを、

市民農園の開園
・農家の規模拡大

等の用途に貸し出す方針だそうです。

また、集落単位での協議会結成・自主的なプラン策定により、

・小学生の農業体験学習
・農家の後継者育成

といった利用法の構想も寝られているとのこと。

記事では、大阪府農政室整備課の

・団塊の世代は、家庭菜園などを手がける人も多い
 そのため退職後に、農業に親しむことが期待できる。

とのコメントが紹介されています。


野菜を育てるのは手間がかかりますが、その分、育てている人が受けられるメリットには、他では得難いものがあると思うので、遊休農地市民農園への活用には期待したいです。

0 件のコメント:

コメントを投稿