後継者難などによる、知多半島の耕作放棄地の増加傾向を防ぐため、愛知県知多農林水産事務所が、耕作放棄地解消のキャンペーンを開始したとのこと。
耕作放棄地:減らそう 解消へ地元県農水事務所がキャンペーン--知多半島 /愛知 - 毎日jp(毎日新聞)
上記リンク先記事によると、2008年度調査での愛知県内の耕作地面積は8万2,300haヘクタールですが、うち放棄地は4,242haに上っているとのこと。
また知多半島では、耕作地9,850haのうち、1,110haが放棄地(県内の放棄地の26%に相当)という状況。
国は2011年度までに、日本全国の放棄地(23.1万ha)のうち10万haの解消を目的として、再生利用緊急対策交付金356億円を予算化、補助事業(土壌改良や営農定着など)を推進するとのこと。
これを受けて愛知県は、2009年6月に、知多農水事務所に放棄地解消推進チームを設立し、7月10日に活動を開始。
同チームでは、
・土地所有者による耕作
・担い手や借り手による耕作
・企業などの新規参入
・市町による市民農園への利用
等の促進を目的に、市町に地域協議会の設置・交付金の活用を促し、2010年度までに耕作放棄地170haの解消を目指すとのことです。
個人的には、市民農園が開園することで、一般の方々が野菜つくりに取り組む機会が増えたらよいと思いますが、今後の動向が気になるところです。
※参考:
・知多農林水産事務所のトップページ
http://www.pref.aichi.jp/nourin-chita/

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