長野県の原村が、ペンション宿泊者に農業体験を提供する「ペンションガルテン事業」の計画を進めているとのこと。
宿泊客に農作業体験 原村が計画、来春スタートめざす | トピックス | 信州Liveon - 信州生活をもっと楽しく!長野県のイベント情報や話題が満載のサイト!
上記リンク先記事によると、「ペンションガルテン事業」の詳細は、
・事業名:滞在型市民農園「クラインガルテン」に引っ掛けている。
・サービス内容:
村内のペンション宿泊客に、家庭菜園での農作業を体験してもらう。
・背景:
原村農林商工観光課によると、村内には宿泊施設(ペンション等)が70件以上あり、その収容人数は計約3,000人に上る。
しかし、村内を訪れる観光客の数は、
・1992年:延べ38万8,000人
・2007年:20万8,000人
と、ほぼ半減。
他方で、都市部から村内に移住してきた人の中に、就農体験の希望者がいることから、これに着目した村は、
・家庭菜園の手入れ
・ペンションでの滞在
をセットにして提供することで、観光客に繰り返し訪問してもらうことを狙いとして、事業を発案した。
・用地:
遊休農地(農業従事者の高齢化などにより拡大している)を有効活用する予定。
・開始予定:2010年春
・今後の予定:
協力する
・ペンション経営者
・農家
を募集する。
具体的にはまず、南原(農地と宅地が近く、交通の便も良い)をモデル地区として、協力農家を募集し、2010年5月にも農地利用を開始する計画。
(1区画約30m2、約30区画での開始を想定)
となっています。
記事では、
・今回の事業は、農業に関心のある方に、原村のペンションに来てもらうチャンスと考える。
・ハーブや野菜などを育てているペンションオーナーは多い。
地元で連携することで、顧客に育て方を助言できる態勢を整備していきたい。
(自分で堆肥を作り、年間20種類以上の野菜を育てているペンション経営者(原村観光協会長)の方)
・農作業の準備(マルチ張り等)は、農家の方にお願いすることになる。
事業に対し、多くの賛同者を集められるように、丁寧に説明を行っていきたい。
(原村の農林商工観光課長の方)
といった内容のコメントが紹介されています。
ペンションが先にあり、新たなサービスとして菜園の利用を提供するというのが、非常に興味深い試みです。
家庭菜園や貸し農園の人気が高まっている中、新しい試みとして、成功することを期待したいです。
※参考
・原村公式ホームページ
http://www.vill.hara.nagano.jp/www/index.jsp
2009年12月27日日曜日
山形大学農学部の実験圃場に、市民と学生が交流できる農園がオープン予定
山形大学農学部キャンパス(鶴岡市)近くの実験圃場に、市民と学生が交流できる農園が、2010年春にオープンする予定とのこと。
山形大農学部実験圃場に交流農園 市民と触れ合う場に|山形新聞
上記リンク先記事によると、この農園の詳細は、
・場所:
山形大学農学部キャンパスから、旧国道7号を挟んだ北側にある実験圃場の一角
・背景:
農学部はかつて、
・砂丘地農場(同市下川)
・高冷地農場(旧羽黒町)
・実験圃場
の3カ所で教育・研究を行ってきた。
その後1974年に「付属やまがたフィールド科学センター高坂農場」(同市高坂)を開設し、3つの農場・圃場は統合。
実験圃場は統合以降も存続して、ガラス温室等が設置されたものの、一部は雑木林になった。
今回は、圃場の敷地を荒れたままにしておくことはもったいない、との考えから、市民も利用可能な農園とすることを決定した。
・広さ:2,180m2(L字形)
・区画:
40区画程度を想定している。(現在は、大まかな区割りを完了済み)
区画の割り当ては、市民と学生が交流できるように、交互に割り振ることを考えている。
・設備など:
・地下水位が高いことから、砂を約30cm敷き詰めた上に、表土を戻している。
・L字の敷地のコーナー部分には、
・あずまや
・水汲み場
を設け、テーブルと椅子(演習林で伐採した杉を活用)を置いている。
・料金:有料
(耕具や耕運機を貸し出す予定)
・今後の予定:
・愛称と利用者を募集し、2010年度に農園開きを行う。
・イベント(収穫祭など)の実施も検討している。
(鶴岡信用金庫(2009年3月に産学連携協定を締結)が、支援を申し出ている)
となっています。
記事では、山形大学農学部の事務ユニット長の
・学生は、作物の生育について理論では理解していても、実際の栽培では市民に聞くことの方が多くなるのではないか。
との内容のコメントが紹介されています。
大学の所有地に設けられる市民農園であり、更に学生と市民の交流も狙いとしている点が、非常にユニークに感じられます。
大学側としては、学生が、実際に野菜等を育てている市民と触れ合いつつ、栽培の経験を積むことができる、というメリットを期待している、ということでしょうか。
※参考
・山形大学農学部
http://www.tr.yamagata-u.ac.jp/
山形大農学部実験圃場に交流農園 市民と触れ合う場に|山形新聞
上記リンク先記事によると、この農園の詳細は、
・場所:
山形大学農学部キャンパスから、旧国道7号を挟んだ北側にある実験圃場の一角
・背景:
農学部はかつて、
・砂丘地農場(同市下川)
・高冷地農場(旧羽黒町)
・実験圃場
の3カ所で教育・研究を行ってきた。
その後1974年に「付属やまがたフィールド科学センター高坂農場」(同市高坂)を開設し、3つの農場・圃場は統合。
実験圃場は統合以降も存続して、ガラス温室等が設置されたものの、一部は雑木林になった。
今回は、圃場の敷地を荒れたままにしておくことはもったいない、との考えから、市民も利用可能な農園とすることを決定した。
・広さ:2,180m2(L字形)
・区画:
40区画程度を想定している。(現在は、大まかな区割りを完了済み)
区画の割り当ては、市民と学生が交流できるように、交互に割り振ることを考えている。
・設備など:
・地下水位が高いことから、砂を約30cm敷き詰めた上に、表土を戻している。
・L字の敷地のコーナー部分には、
・あずまや
・水汲み場
を設け、テーブルと椅子(演習林で伐採した杉を活用)を置いている。
・料金:有料
(耕具や耕運機を貸し出す予定)
・今後の予定:
・愛称と利用者を募集し、2010年度に農園開きを行う。
・イベント(収穫祭など)の実施も検討している。
(鶴岡信用金庫(2009年3月に産学連携協定を締結)が、支援を申し出ている)
となっています。
記事では、山形大学農学部の事務ユニット長の
・学生は、作物の生育について理論では理解していても、実際の栽培では市民に聞くことの方が多くなるのではないか。
との内容のコメントが紹介されています。
大学の所有地に設けられる市民農園であり、更に学生と市民の交流も狙いとしている点が、非常にユニークに感じられます。
大学側としては、学生が、実際に野菜等を育てている市民と触れ合いつつ、栽培の経験を積むことができる、というメリットを期待している、ということでしょうか。
※参考
・山形大学農学部
http://www.tr.yamagata-u.ac.jp/
2009年12月20日日曜日
市民グループが管理・運営を一から手がける、埼玉県本庄市の「若泉市民農園」
下記リンク先記事では、埼玉県本庄市の「若泉市民農園」について解説されています。
耕作放棄地 再生 市民農園で : 埼玉 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
具体的には、
・設立の経緯:
本庄市の家庭菜園愛好家グループ「アズ・アグリ倶楽部」が、2008年秋に、耕作放棄地(約50a)を市民農園として再生させた。
この土地は、約5年前に農家が撤退した後放置され、2009年2月までは、1m超の雑草や雑木が生い茂っていた。
地主や市には、治安上の不安等が寄せられる状況で、この放棄地に隣接する病院が「アズ・アグリ倶楽部」に相談を持ちかけたところ、
・特定農地貸付法改正(2005年に、農業従事者以外でも市民農園を開設できる規定が盛り込まれた)
・「アズ・アグリ倶楽部」の、耕作放棄地解消活動の実績
を背景に、2009年3月、本庄市が「アズ・アグリ倶楽部」と土地の貸付協定を締結。
その後、「アズ・アグリ倶楽部」のメンバーが土地を開墾し、9月には貸し出し可能な状態まで漕ぎ着けた。
市民団体が一から手がける市民農園は、埼玉県内ではこれが初のケース。
・場所:本庄市市千代田の市街化区域内
・利用料:35~50m2あたり、年間3,000~5,000円
・区画数:現在は36区。(25区が予約済み)
・利用者募集:2009年秋に開始。
・その他:
・市民以外でも借りることができる。
・有機肥料の無料提供なども実施。
等となっています。
記事では、
・将来的には、農村公園として、レジャー要素を取り入れたい。
(アズ・アグリ倶楽部)
・市民農園の新規開設には、手間がかかる。
一方で需要は高く、「アズ・アグリ倶楽部」のような市民団体の存在は助かる。
(本庄市)
との内容のコメントが紹介されています。
今回の市民農園については、当ブログでも以前の記事で取り上げてはいましたが、設立の背景や経緯は今回初めて知ったので、非常に興味深いです。
荒れた土地の開墾や、農園の運営は非常に手間が掛かると思いますが、それを市民グループが手がけているということには、驚かざるを得ません。
※当ブログの関連記事:
・埼玉県・本庄市市街地の耕作放棄地が、市民グループの手で市民農園に活用(2009年8月7日)
耕作放棄地 再生 市民農園で : 埼玉 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
具体的には、
・設立の経緯:
本庄市の家庭菜園愛好家グループ「アズ・アグリ倶楽部」が、2008年秋に、耕作放棄地(約50a)を市民農園として再生させた。
この土地は、約5年前に農家が撤退した後放置され、2009年2月までは、1m超の雑草や雑木が生い茂っていた。
地主や市には、治安上の不安等が寄せられる状況で、この放棄地に隣接する病院が「アズ・アグリ倶楽部」に相談を持ちかけたところ、
・特定農地貸付法改正(2005年に、農業従事者以外でも市民農園を開設できる規定が盛り込まれた)
・「アズ・アグリ倶楽部」の、耕作放棄地解消活動の実績
を背景に、2009年3月、本庄市が「アズ・アグリ倶楽部」と土地の貸付協定を締結。
その後、「アズ・アグリ倶楽部」のメンバーが土地を開墾し、9月には貸し出し可能な状態まで漕ぎ着けた。
市民団体が一から手がける市民農園は、埼玉県内ではこれが初のケース。
・場所:本庄市市千代田の市街化区域内
・利用料:35~50m2あたり、年間3,000~5,000円
・区画数:現在は36区。(25区が予約済み)
・利用者募集:2009年秋に開始。
・その他:
・市民以外でも借りることができる。
・有機肥料の無料提供なども実施。
等となっています。
記事では、
・将来的には、農村公園として、レジャー要素を取り入れたい。
(アズ・アグリ倶楽部)
・市民農園の新規開設には、手間がかかる。
一方で需要は高く、「アズ・アグリ倶楽部」のような市民団体の存在は助かる。
(本庄市)
との内容のコメントが紹介されています。
今回の市民農園については、当ブログでも以前の記事で取り上げてはいましたが、設立の背景や経緯は今回初めて知ったので、非常に興味深いです。
荒れた土地の開墾や、農園の運営は非常に手間が掛かると思いますが、それを市民グループが手がけているということには、驚かざるを得ません。
※当ブログの関連記事:
・埼玉県・本庄市市街地の耕作放棄地が、市民グループの手で市民農園に活用(2009年8月7日)
埼玉県入間市の農業体験農園「ぼくらの農園」の紹介記事
下記リンク先記事では、埼玉県入間市で運営されている農業体験農園「ぼくらの農園」が紹介されています。
asahi.com:野菜作り 手ほどき-マイタウン埼玉
具体的には、
・設立:2009年
・現在の参加者:
入間市や所沢市などの家族18組
・区画:3m×13m
・特徴:
通常の市民農園と異なり、参加者は講習会(年15回)を受けつつ、運営者の方が立てた作付け計画に従い、野菜を栽培する。
具体的には、
・春夏:ジャガイモやトマト
・秋冬:カブやニンジン
等、季節に応じた野菜(約20種類)を育てる。
また、必要なもの(苗や種、肥料や農具)は、全て農園側で準備するので、参加者は手ぶらでも参加が可能になっている。
・費用:年額3万円(指導料と収穫した野菜代を含む)
等となっています。
管理者の方(元会社員)は、2年前に農業を継ぎ、消費者とつながりのある農業をしたいと考え、東京都練馬区の農業体験農園に1年間通い、指導方法を学習したとのことです。
記事では、
・初めての取り組みだったので、野菜の育ち具合が気になった。
しかし、スーパーに販売されているものに負けない野菜が収穫できた。
参加者に「おいしい」と言ってもらえることが嬉しい。
・今後は、活動をもっと市の中に広げながら、参加者が喜ぶような「食べる」分野の取り組みにも挑戦していきたい・
(「ぼくらの農園」の運営者の方)
・夏場は毎週通い大変だったが、分からないこと(肥料の分量など)を指導してくれる点が良い。
・採れたての野菜は味が濃く、子どもも食べるようになった。
野菜のおいしさを堪能できた。
(参加者の方々)
といった内容のコメントが紹介されています。
本を見ながら家庭菜園に取組んでいる私としては、やはり、農業を職業としている人から指導を受けられるというのは、非常に大きな魅力だと感じます。
※参考
・ぼくらの農園TOP::埼玉の農園・体験農園
http://bokura-farm.jp/
asahi.com:野菜作り 手ほどき-マイタウン埼玉
具体的には、
・設立:2009年
・現在の参加者:
入間市や所沢市などの家族18組
・区画:3m×13m
・特徴:
通常の市民農園と異なり、参加者は講習会(年15回)を受けつつ、運営者の方が立てた作付け計画に従い、野菜を栽培する。
具体的には、
・春夏:ジャガイモやトマト
・秋冬:カブやニンジン
等、季節に応じた野菜(約20種類)を育てる。
また、必要なもの(苗や種、肥料や農具)は、全て農園側で準備するので、参加者は手ぶらでも参加が可能になっている。
・費用:年額3万円(指導料と収穫した野菜代を含む)
等となっています。
管理者の方(元会社員)は、2年前に農業を継ぎ、消費者とつながりのある農業をしたいと考え、東京都練馬区の農業体験農園に1年間通い、指導方法を学習したとのことです。
記事では、
・初めての取り組みだったので、野菜の育ち具合が気になった。
しかし、スーパーに販売されているものに負けない野菜が収穫できた。
参加者に「おいしい」と言ってもらえることが嬉しい。
・今後は、活動をもっと市の中に広げながら、参加者が喜ぶような「食べる」分野の取り組みにも挑戦していきたい・
(「ぼくらの農園」の運営者の方)
・夏場は毎週通い大変だったが、分からないこと(肥料の分量など)を指導してくれる点が良い。
・採れたての野菜は味が濃く、子どもも食べるようになった。
野菜のおいしさを堪能できた。
(参加者の方々)
といった内容のコメントが紹介されています。
本を見ながら家庭菜園に取組んでいる私としては、やはり、農業を職業としている人から指導を受けられるというのは、非常に大きな魅力だと感じます。
※参考
・ぼくらの農園TOP::埼玉の農園・体験農園
http://bokura-farm.jp/
2009年12月14日月曜日
耕作放棄地を「農業体験農園」として活用している企業「マイファーム」の紹介記事
下記リンク先記事では、農家の耕作放棄地を「農業体験農園」として整備・貸し出す事業を行っている、京都市の企業「マイファーム」が紹介されています。
マイファーム 京都市 : 挑む企業 : 経済 科学 : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
上記リンク先記事によると、「マイファーム」社の詳細は、
・2年前に創業。
農園の土地確保の背景には、農家の
・高齢化
・担い手不足
により、耕作放棄地が全国で急増している状況がある。
・手がけている農園の規模:
・8都府県(近畿や首都圏など)の30か所以上
・面積は19万m2(甲子園球場約5個分)
・利用者:1,600組
・区画:1区画約15m2
・利用料金:月額3,000~6,000円程度
・その他のサービス:
各農園には、
・作物の作り方の相談に乗る
・利用者が農地に行けない場合に、水やりを頼める
ことを請け負う「管理人」がいる。
これにより、毎日の畑の手入れが不可能な都市部の住民でも、気軽に参加が可能になっている。
・今後の計画:
2013年には、
・農園の数:1,000か所
・利用者数:6万組
を目指す。
等となっています。
記事では、
・「管理人は京都大の先生から農業の知識を学び、接客のトレーニングも行う。
『サービス業』としてのきめ細やかさでは、どこにも負けません」
・今後の農業は、
・企業の参入により、大規模に行うもの
・個人が、自営農業的に行うもの
に二極化すると予想する。
・「日本は棚田のように大規模農業に向かない土地も多く、当社の手法が受け入れられる余地は大きい
(「マイファーム」の西辻一真社長)
・「道具も貸してもらえるし、農地も駅の近くにあって便利。
自分で作ったトマトやモロヘイヤは鮮度が違いますね」
(利用者の方)
とのコメントが紹介されています。
「マイファーム」については、私もちょっと前にテレビ番組で紹介されていたのを見たことがありますが、若い社長の方が、農地の所有者の方々と根気良く交渉するなどして、耕作放棄地の活用に積極的に取組んでいる姿が、強く印象に残っています。
程度の差こそあれ、年齢を問わず「農業」に対する関心が強くなっていると、個人的には感じていますが、これは生活に欠かせない「食」や、それを支える基盤を見直すという意味でも、必然の流れなのかもしれません。
※参考
・株式会社マイファーム
http://www.myfarm.co.jp/
※当ブログの関連記事:
・NECビッグローブとマイファームが提携し、ネット活用のレンタル農園事業「BIGLOBEファーム」を開始予定(2009年11月8日)
・「BIGLOBEファーム」のプレス向け現地体験ツアーのレポート記事(2009年11月22日)
マイファーム 京都市 : 挑む企業 : 経済 科学 : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
上記リンク先記事によると、「マイファーム」社の詳細は、
・2年前に創業。
農園の土地確保の背景には、農家の
・高齢化
・担い手不足
により、耕作放棄地が全国で急増している状況がある。
・手がけている農園の規模:
・8都府県(近畿や首都圏など)の30か所以上
・面積は19万m2(甲子園球場約5個分)
・利用者:1,600組
・区画:1区画約15m2
・利用料金:月額3,000~6,000円程度
・その他のサービス:
各農園には、
・作物の作り方の相談に乗る
・利用者が農地に行けない場合に、水やりを頼める
ことを請け負う「管理人」がいる。
これにより、毎日の畑の手入れが不可能な都市部の住民でも、気軽に参加が可能になっている。
・今後の計画:
2013年には、
・農園の数:1,000か所
・利用者数:6万組
を目指す。
等となっています。
記事では、
・「管理人は京都大の先生から農業の知識を学び、接客のトレーニングも行う。
『サービス業』としてのきめ細やかさでは、どこにも負けません」
・今後の農業は、
・企業の参入により、大規模に行うもの
・個人が、自営農業的に行うもの
に二極化すると予想する。
・「日本は棚田のように大規模農業に向かない土地も多く、当社の手法が受け入れられる余地は大きい
(「マイファーム」の西辻一真社長)
・「道具も貸してもらえるし、農地も駅の近くにあって便利。
自分で作ったトマトやモロヘイヤは鮮度が違いますね」
(利用者の方)
とのコメントが紹介されています。
「マイファーム」については、私もちょっと前にテレビ番組で紹介されていたのを見たことがありますが、若い社長の方が、農地の所有者の方々と根気良く交渉するなどして、耕作放棄地の活用に積極的に取組んでいる姿が、強く印象に残っています。
程度の差こそあれ、年齢を問わず「農業」に対する関心が強くなっていると、個人的には感じていますが、これは生活に欠かせない「食」や、それを支える基盤を見直すという意味でも、必然の流れなのかもしれません。
※参考
・株式会社マイファーム
http://www.myfarm.co.jp/
※当ブログの関連記事:
・NECビッグローブとマイファームが提携し、ネット活用のレンタル農園事業「BIGLOBEファーム」を開始予定(2009年11月8日)
・「BIGLOBEファーム」のプレス向け現地体験ツアーのレポート記事(2009年11月22日)
2009年12月7日月曜日
三重県松阪市山室町竹林地区の体験農園が、2009年度の閉園式を実施
三重県松阪市山室町の竹林地区に開設されている農業体験農園の、2009年度の閉園式が行われたとのこと。
中日新聞:「農業がある生活」目指し3年 松阪の体験農園、ことしも成功:三重(CHUNICHI Web)
上記リンク先記事によると、この体験農園の詳細は、
・運営:地元の「竹林まちづくり推進協議会」
(協議会は2005年に、竹林地区の農家21世帯が、JA松阪の協力で結成)
・体験農園の開設目的:
高齢化の進行により、耕作放棄地が拡大する状況の中、農業を中心としたまちづくりを目指す。
・開設時期:2007年
(遊休地(3.5ha)の一部を活用)
・特徴:
・種や苗、肥料:「竹林まちづくり推進協議会」が用意。
・作付け方法:農家による指導が行われる。
といった配慮がなされ、参加者は気軽に野菜を育てることができる。
・参加者数:
2009年度は、2コース(野菜の種類・数が異なる)合計で40家族が参加した。
・現在、2010年度の会員を募集中。
となっています。
記事では、
・「自分たちで作った野菜は、新鮮でおいしい。農家や会員との会話も楽しい」(参加者の方)
・「農家間の交流も深まった」
「農園は癒やしの場でもあり、休憩所などを充実させたいが、経済的な余裕がまだない」
(「竹林まちづくり推進協議会」の会長)
とのコメントが紹介されています。
ちなみに同協議会では「農業がある生活」を目指しており、この体験農園と並行して、遊休地の宅地利用(地元農家と交流できる、菜園付き住宅の販売)を計画しているとのことです。
記事では、閉園式で料理が振舞われている状況の写真が掲載されていますが、個人的には何か、非常に懐かしい感じを受けます。
同じく野菜つくりに取組む人々との交流ができることも、市民農園の大きな役割となっている、ということでしょうか。
※参考
・東海農政局/竹林まちづくり推進協議会
http://www.maff.go.jp/tokai/shohi/seikatsu/shokuiku/takebayasi.html
中日新聞:「農業がある生活」目指し3年 松阪の体験農園、ことしも成功:三重(CHUNICHI Web)
上記リンク先記事によると、この体験農園の詳細は、
・運営:地元の「竹林まちづくり推進協議会」
(協議会は2005年に、竹林地区の農家21世帯が、JA松阪の協力で結成)
・体験農園の開設目的:
高齢化の進行により、耕作放棄地が拡大する状況の中、農業を中心としたまちづくりを目指す。
・開設時期:2007年
(遊休地(3.5ha)の一部を活用)
・特徴:
・種や苗、肥料:「竹林まちづくり推進協議会」が用意。
・作付け方法:農家による指導が行われる。
といった配慮がなされ、参加者は気軽に野菜を育てることができる。
・参加者数:
2009年度は、2コース(野菜の種類・数が異なる)合計で40家族が参加した。
・現在、2010年度の会員を募集中。
となっています。
記事では、
・「自分たちで作った野菜は、新鮮でおいしい。農家や会員との会話も楽しい」(参加者の方)
・「農家間の交流も深まった」
「農園は癒やしの場でもあり、休憩所などを充実させたいが、経済的な余裕がまだない」
(「竹林まちづくり推進協議会」の会長)
とのコメントが紹介されています。
ちなみに同協議会では「農業がある生活」を目指しており、この体験農園と並行して、遊休地の宅地利用(地元農家と交流できる、菜園付き住宅の販売)を計画しているとのことです。
記事では、閉園式で料理が振舞われている状況の写真が掲載されていますが、個人的には何か、非常に懐かしい感じを受けます。
同じく野菜つくりに取組む人々との交流ができることも、市民農園の大きな役割となっている、ということでしょうか。
※参考
・東海農政局/竹林まちづくり推進協議会
http://www.maff.go.jp/tokai/shohi/seikatsu/shokuiku/takebayasi.html
千葉県野田市江川地区の「水田型市民農園」が、2010年の参加希望者を募集
千葉県野田市江川地区の「水田型市民農園」が、2010年の参加希望者を募集するとのこと。
「体験水田」450区画募集 野田 - MSN産経ニュース
コメ作り体験:農業法人が参加者募集--野田・7日から /千葉 - 毎日jp(毎日新聞)
東京新聞:水田型農園、参加者募る 野田 江川地区の区画数、倍に:千葉(TOKYO Web)
上記リンク先記事によると、この「水田型市民農園」は、農業生産法人「野田自然共生ファーム」が運営。
詳細は、
・受け付け:2009年12月7日~2010年1月29日(先着順)
・水田:
1区画(約30m2)が計450区画(1.4ha)。
(2009年に260区画で開始したところ好評だった(野田市の内外から250人が参加)ため、2010年は190区画増やす)
・体験内容:
田植え~稲刈りを体験できる。
稲は、昔ながらの作業法(減農薬や有機肥料)で栽培。
収穫は、1区画あたり玄米5kgを保障する。
(※米の収穫量が5kg未満の場合は、不足分の玄米を配布)
・参加条件:
4~9月に計5回(5日)行われる体験活動(田植え、草取り、自然観察会、稲刈り)のうち、最低2回参加すること。
(野田市民以外も参加可能)
・参加料金:
1区画あたり、
・大人:3,500円
・子供:1,500円
(※料金は、自然保護の費用などに充てられる)
となっています。
ちなみに、この水田型市民農園がある江川地区は、耕作放棄地を農業法人が取得・整備する里山保全のモデル地区となっているとのことです。
水田で稲を育てる市民農園があるとは知らなかった(想像はしたことがあるが)ので、実際に運営が行われていることに、ちょっと驚きました。
個人的には、稲の育成はかなり大変そうなイメージがありますが、コメつくりに関わることができる機会として、この水田型市民農園は、貴重な場ではないだろうか、と感じます。
※参考
・~農業と自然の共生地域づくり~ 株式会社野田自然共生ファーム【会社案内】
http://www.nodafarm.jp/nouen.html
「体験水田」450区画募集 野田 - MSN産経ニュース
コメ作り体験:農業法人が参加者募集--野田・7日から /千葉 - 毎日jp(毎日新聞)
東京新聞:水田型農園、参加者募る 野田 江川地区の区画数、倍に:千葉(TOKYO Web)
上記リンク先記事によると、この「水田型市民農園」は、農業生産法人「野田自然共生ファーム」が運営。
詳細は、
・受け付け:2009年12月7日~2010年1月29日(先着順)
・水田:
1区画(約30m2)が計450区画(1.4ha)。
(2009年に260区画で開始したところ好評だった(野田市の内外から250人が参加)ため、2010年は190区画増やす)
・体験内容:
田植え~稲刈りを体験できる。
稲は、昔ながらの作業法(減農薬や有機肥料)で栽培。
収穫は、1区画あたり玄米5kgを保障する。
(※米の収穫量が5kg未満の場合は、不足分の玄米を配布)
・参加条件:
4~9月に計5回(5日)行われる体験活動(田植え、草取り、自然観察会、稲刈り)のうち、最低2回参加すること。
(野田市民以外も参加可能)
・参加料金:
1区画あたり、
・大人:3,500円
・子供:1,500円
(※料金は、自然保護の費用などに充てられる)
となっています。
ちなみに、この水田型市民農園がある江川地区は、耕作放棄地を農業法人が取得・整備する里山保全のモデル地区となっているとのことです。
水田で稲を育てる市民農園があるとは知らなかった(想像はしたことがあるが)ので、実際に運営が行われていることに、ちょっと驚きました。
個人的には、稲の育成はかなり大変そうなイメージがありますが、コメつくりに関わることができる機会として、この水田型市民農園は、貴重な場ではないだろうか、と感じます。
※参考
・~農業と自然の共生地域づくり~ 株式会社野田自然共生ファーム【会社案内】
http://www.nodafarm.jp/nouen.html
神戸市の「フレシオンかめや」が、屋上へのウッドデッキ設置・菜園としての利用に取組む
下記リンク先記事では、ビルの屋上緑化など、市街地に緑を増やす取り組みが紹介されています。
神戸新聞|経済|屋上菜園、壁にアイビー 緑化ビジネス県内も盛ん
この記事の中で、神戸市の木材加工会社「フレシオンかめや」の事業について、
・事業内容:屋上にウッドデッキを設置して、その一部を菜園として利用する。
・事業の開始時期:2009年
・採用例:
大阪市の大型複合施設「アジア太平洋トレードセンター(ATC)」が、植物栽培による
・癒やし効果
・コミュニケーションの円滑化
などを目的に導入予定。
この導入設備では、菜園は一般向け貸農園として活用される。
・「県内にも菜園化できる場所が多く、需要は広がるはず」(井上豊社長)
との内容が記述されています。
都市の建物の屋上は、菜園や太陽光発電の設置など、今後は有効な資産として、積極的な活用がより進められるのかもしれない、と思いました。
※参考
・フレシオンかめや - フレシオンかめやは神戸を中心に、ウッドデッキ、プランター等を取り扱う施工販売会社です
http://www.f-kameya.co.jp/
神戸新聞|経済|屋上菜園、壁にアイビー 緑化ビジネス県内も盛ん
この記事の中で、神戸市の木材加工会社「フレシオンかめや」の事業について、
・事業内容:屋上にウッドデッキを設置して、その一部を菜園として利用する。
・事業の開始時期:2009年
・採用例:
大阪市の大型複合施設「アジア太平洋トレードセンター(ATC)」が、植物栽培による
・癒やし効果
・コミュニケーションの円滑化
などを目的に導入予定。
この導入設備では、菜園は一般向け貸農園として活用される。
・「県内にも菜園化できる場所が多く、需要は広がるはず」(井上豊社長)
との内容が記述されています。
都市の建物の屋上は、菜園や太陽光発電の設置など、今後は有効な資産として、積極的な活用がより進められるのかもしれない、と思いました。
※参考
・フレシオンかめや - フレシオンかめやは神戸を中心に、ウッドデッキ、プランター等を取り扱う施工販売会社です
http://www.f-kameya.co.jp/
2009年11月29日日曜日
山梨県大月市の市民農園「ふれあい農園」は、県外からの利用者も増加中
下記リンク先記事では、山梨県大月市が運営する市民農園「ふれあい農園」について解説されています。
アクセス良好 都民にも人気 - 山梨日日新聞 みるじゃん
記事によると「ふれあい農園」の詳細は、
・場所:
大月市内の
・梁川町塩瀬
・猿橋町伊良原
の2カ所。
・区画:
1区画40m2で、
・梁川:173区画(うち3区画は団体用)
・猿橋:20区画
・利用契約:1年ごとの更新制。
・年間使用料:
・梁川:8,000円(大月市外の在住者は1万円)
・猿橋:7,000円(同8,800円)。
・オープン:1993年
・開設目的:
・増加傾向にある遊休農地の解消
・市民が気軽に農業を始められる環境の整備
また現在では、県外利用者の増加から、都市住民との交流拠点としての効果も期待されている。
・利用者数:
・区画の広さ
・比較的安価な料金
・首都圏からの交通の便の良さ
といった点から、人気が高い。
(2008年には、梁川に6区画を増設している)
2005年度以降は、利用割合は80%を超えており、2009年度の空き区画は、10月現在で1区画のみ。
また、当初想定した市内在住者の他、首都圏からの利用も増えている。
(梁川では、県外からの利用者が77人に増加)
となっています。
記事では、
・「10年ほど前、インターネットで農園を知り、都内から近いので借りることにした。
豊かな自然の中で作業するのは気持ちいい」
(東京都在住の利用者)
・「多くの利用客を維持し続け、事業の成果は挙がっている」
「趣味の域を超える人が少ないのが現状。
今後は地域の農家と連携しながら、就農者の増加に向けた方策も考えたい」
(大月市産業観光課)
とのコメントが紹介されています。
市外からの利用の場合は料金が割高になるにも関わらず、利用者が増加しているというのは、やはりそれだけ魅力が大きい、ということでしょうか。
※参考
・ふれあい農園(※「大月市」サイト内)
http://www.city.otsuki.yamanashi.jp/data/10/04.html
アクセス良好 都民にも人気 - 山梨日日新聞 みるじゃん
記事によると「ふれあい農園」の詳細は、
・場所:
大月市内の
・梁川町塩瀬
・猿橋町伊良原
の2カ所。
・区画:
1区画40m2で、
・梁川:173区画(うち3区画は団体用)
・猿橋:20区画
・利用契約:1年ごとの更新制。
・年間使用料:
・梁川:8,000円(大月市外の在住者は1万円)
・猿橋:7,000円(同8,800円)。
・オープン:1993年
・開設目的:
・増加傾向にある遊休農地の解消
・市民が気軽に農業を始められる環境の整備
また現在では、県外利用者の増加から、都市住民との交流拠点としての効果も期待されている。
・利用者数:
・区画の広さ
・比較的安価な料金
・首都圏からの交通の便の良さ
といった点から、人気が高い。
(2008年には、梁川に6区画を増設している)
2005年度以降は、利用割合は80%を超えており、2009年度の空き区画は、10月現在で1区画のみ。
また、当初想定した市内在住者の他、首都圏からの利用も増えている。
(梁川では、県外からの利用者が77人に増加)
となっています。
記事では、
・「10年ほど前、インターネットで農園を知り、都内から近いので借りることにした。
豊かな自然の中で作業するのは気持ちいい」
(東京都在住の利用者)
・「多くの利用客を維持し続け、事業の成果は挙がっている」
「趣味の域を超える人が少ないのが現状。
今後は地域の農家と連携しながら、就農者の増加に向けた方策も考えたい」
(大月市産業観光課)
とのコメントが紹介されています。
市外からの利用の場合は料金が割高になるにも関わらず、利用者が増加しているというのは、やはりそれだけ魅力が大きい、ということでしょうか。
※参考
・ふれあい農園(※「大月市」サイト内)
http://www.city.otsuki.yamanashi.jp/data/10/04.html
構造改革特区「大月エコの里」では、短大生の農業体験なども実施
下記リンク先記事では、山梨県大月市内の構造改革特区「大月エコの里」について解説されています。
大月エコの里、遊休農地の活用広がる - 山梨日日新聞 みるじゃん
記事によると「大月エコの里」の詳細は、
・管理者:NPO法人「おおつきエコビレッジ」
・開設の経緯:
2004年に構造改革特区に指定。
それまでは農業法人や農業従事者に限定されていた、農地の貸し付け対象が拡大されたことから、大月市から遊休農地を借り受けて事業を開始した。
具体的には、
・農地の造成
・あずまやや遊歩道の整備
を実施。
・会員数:
現在は90人。
(設立当時は約40人)
・2009年度は、敷地内の傾斜地(約4ha)を、段々畑に造成している。
これは、山梨県の中山間地域総合整備事業の一環として行われているもので、2009年内に完成の予定。
整備後完了後は、大型農業機械(トラクター等)の乗り入れが可能になり、農作業の効率化が図られる見通し。
・作物栽培の取り組み:
敷地内で
・サツマイモ
・サトイモ
・黒米
などを栽培し、市内のアンテナショップで販売。
地域住民に好評となっている。
・2007年からは、大月短大の授業の一環として、同短大の学生が農業体験に取り組んでいる。
2009年度は約30人が受講して、黒米や小麦を栽培した。
・富士山を眺めながら森林散策を楽しめる。
(国土交通省の「関東の富士見百景」に選定)
・現在は、敷地内に桜1,000本を植樹する計画が推進中。
(現在は約650本の植樹が完了)
等となっています。
記事では、
・「地域の人と交流したり、作物が育つのを見守るのは楽しい」
(農業体験に取組んだ、大月短大の学生の方)
・「今後も農業体験者を増やしたい。
将来的には市内の学校給食に食材を提供し、地産地消も進めたい」
(「おおつきエコビレッジ」の山田政文理事長)
とのコメントが紹介されています。
個人的には、農業体験は勿論のことですが、富士山を眺めることができるロケーションに、非常に魅力を感じます。
(私は実際の富士山を見たことが無いので)
※参考
・NPOおおつきエコビレッジ
http://www17.ocn.ne.jp/~otukieco/
大月エコの里、遊休農地の活用広がる - 山梨日日新聞 みるじゃん
記事によると「大月エコの里」の詳細は、
・管理者:NPO法人「おおつきエコビレッジ」
・開設の経緯:
2004年に構造改革特区に指定。
それまでは農業法人や農業従事者に限定されていた、農地の貸し付け対象が拡大されたことから、大月市から遊休農地を借り受けて事業を開始した。
具体的には、
・農地の造成
・あずまやや遊歩道の整備
を実施。
・会員数:
現在は90人。
(設立当時は約40人)
・2009年度は、敷地内の傾斜地(約4ha)を、段々畑に造成している。
これは、山梨県の中山間地域総合整備事業の一環として行われているもので、2009年内に完成の予定。
整備後完了後は、大型農業機械(トラクター等)の乗り入れが可能になり、農作業の効率化が図られる見通し。
・作物栽培の取り組み:
敷地内で
・サツマイモ
・サトイモ
・黒米
などを栽培し、市内のアンテナショップで販売。
地域住民に好評となっている。
・2007年からは、大月短大の授業の一環として、同短大の学生が農業体験に取り組んでいる。
2009年度は約30人が受講して、黒米や小麦を栽培した。
・富士山を眺めながら森林散策を楽しめる。
(国土交通省の「関東の富士見百景」に選定)
・現在は、敷地内に桜1,000本を植樹する計画が推進中。
(現在は約650本の植樹が完了)
等となっています。
記事では、
・「地域の人と交流したり、作物が育つのを見守るのは楽しい」
(農業体験に取組んだ、大月短大の学生の方)
・「今後も農業体験者を増やしたい。
将来的には市内の学校給食に食材を提供し、地産地消も進めたい」
(「おおつきエコビレッジ」の山田政文理事長)
とのコメントが紹介されています。
個人的には、農業体験は勿論のことですが、富士山を眺めることができるロケーションに、非常に魅力を感じます。
(私は実際の富士山を見たことが無いので)
※参考
・NPOおおつきエコビレッジ
http://www17.ocn.ne.jp/~otukieco/
長野県松本市の「奈川クラインガルテン」は、地元住民との交流も盛ん
下記リンク先記事では、長野県の松本市奈川の大原、入山、神谷の3カ所に開設されている滞在型農園「奈川クラインガルテン」が紹介されています。
交流の実、育つ農園 松本・奈川クラインガルテン | トピックス | 信州Liveon - 信州生活をもっと楽しく!長野県のイベント情報や話題が満載のサイト! - 信州ライブオン
記事によると「奈川クラインガルテン」の詳細は、
・旧奈川村が、遊休荒廃地対策を目的として開設。
・開設年:
1997年に大原に開設。
その後、入山、神谷にも開設された。
・区画数:現在は計60区画。
・施設:
・宿泊できる休憩小屋(ラウベ)
・畑(広さ0.8~1.5a)
がセットになっている。
・利用者:
関東や中京、関西から、長期休暇や週末に訪れる利用者が多い。
・作物の栽培:
5月頃から、
・ソバ
・ジャガイモ
・地元の伝統野菜「保平蕪」(ほだいらかぶ)
などを作付けする。
・地元との交流:
町会を中心とした管理組合が、クラインガルテンの指定管理者になっており、住民は管理人を務めつつ、利用者の農業指導や相談に応じている。
このため、クラインガルテン利用者と地元住民の交流が盛んに行われている。
利用者は、地元住民に
・栽培のコツ
・蕪の漬け方
を教わったりする。
また、時には地元町会の一員として、運動会に出場することもある。
等となっています。
また記事では、
・「地元の人からカッコウが鳴くと種まきをする合図と教わった。
長年の生活の知恵が山ほどあって、人と人のつながりがあるのがここの魅力」
(大原の施設を今年から利用する方)
・「地域は高齢化が進んでおり、利用者に奈川への愛着を持ってもらうことで活性化につながればいい」
(利用者が毎月開く交流会に頻繁に参加している、黒川渡町の町会長の方)
とのコメントが紹介されています。
利用者と地元地域との交流が密に行われているというのは、確かにユニークな特徴だと感じます。
※参考
・信州松本・奈川クラインガルテン(※「松本市」サイト内)
http://www.city.matsumoto.nagano.jp/buka/soumubu/nagawa/kurain/index.html
交流の実、育つ農園 松本・奈川クラインガルテン | トピックス | 信州Liveon - 信州生活をもっと楽しく!長野県のイベント情報や話題が満載のサイト! - 信州ライブオン
記事によると「奈川クラインガルテン」の詳細は、
・旧奈川村が、遊休荒廃地対策を目的として開設。
・開設年:
1997年に大原に開設。
その後、入山、神谷にも開設された。
・区画数:現在は計60区画。
・施設:
・宿泊できる休憩小屋(ラウベ)
・畑(広さ0.8~1.5a)
がセットになっている。
・利用者:
関東や中京、関西から、長期休暇や週末に訪れる利用者が多い。
・作物の栽培:
5月頃から、
・ソバ
・ジャガイモ
・地元の伝統野菜「保平蕪」(ほだいらかぶ)
などを作付けする。
・地元との交流:
町会を中心とした管理組合が、クラインガルテンの指定管理者になっており、住民は管理人を務めつつ、利用者の農業指導や相談に応じている。
このため、クラインガルテン利用者と地元住民の交流が盛んに行われている。
利用者は、地元住民に
・栽培のコツ
・蕪の漬け方
を教わったりする。
また、時には地元町会の一員として、運動会に出場することもある。
等となっています。
また記事では、
・「地元の人からカッコウが鳴くと種まきをする合図と教わった。
長年の生活の知恵が山ほどあって、人と人のつながりがあるのがここの魅力」
(大原の施設を今年から利用する方)
・「地域は高齢化が進んでおり、利用者に奈川への愛着を持ってもらうことで活性化につながればいい」
(利用者が毎月開く交流会に頻繁に参加している、黒川渡町の町会長の方)
とのコメントが紹介されています。
利用者と地元地域との交流が密に行われているというのは、確かにユニークな特徴だと感じます。
※参考
・信州松本・奈川クラインガルテン(※「松本市」サイト内)
http://www.city.matsumoto.nagano.jp/buka/soumubu/nagawa/kurain/index.html
東京都足立区の、家庭菜園付き「エコアパート」の解説記事
下記リンク先記事では、東京都足立区にあるという、家庭菜園付き賃貸アパートについて解説されています。
菜園つきエアコン不要「エコアパ」。気になる家賃は? |シゴトの計画
記事によると、このアパートの詳細は、
・2007年に登場。
・入居者数:合計4世帯(※現在は満室)
・間取り:2DKG(「G」は「ガーデン」)
・家庭菜園:
各世帯に16m2の菜園が備えられている。
この菜園は、キッチンと直結しており、
・収穫した野菜の調理
・生ゴミの菜園への持込
が直ぐに行える。
また、雨水タンク(古いワイン樽を再利用したもの)が設置されており、晴れ続きで水やりが必要な場合に雨水を利用できる。
この菜園により、夏には、食料の50%を自給自足している家庭もある。
・その他の特徴:
・建材に奥多摩の杉を使用。
・建物の全体構造は通気性などが考慮されており、エアコンは年間を通して不必要。
・冬:
直射日光の当たる屋根の熱によって温められた空気を、床下に送ってコンクリートに蓄熱する。
この仕組みにより、真冬でも室内の最低気温が14度より下がることは無い。
・夏:上記と同じ仕組みにより、間に冷却された屋根裏の空気を、床下に送って室内の温度が上がらないようになっている。
・立地:東京23区内で、駅から徒歩5分
・家賃:月12万3,000円
(同じ足立区の家賃の相場は、
・2DK:8万円台
・2LDK:10万円台
とのこと。)
となっています。
単に畑を備えているだけでなく、キッチンとの直結や雨水タンクの設置、また自然の熱を利用した暖房・冷房の仕組みと、文章を読むだけでも、省エネが相当徹底的に考慮されていると感じます。
私も家の家庭菜園で、雨水の利用を本格的に考える必要がある、と思いました。
菜園つきエアコン不要「エコアパ」。気になる家賃は? |シゴトの計画
記事によると、このアパートの詳細は、
・2007年に登場。
・入居者数:合計4世帯(※現在は満室)
・間取り:2DKG(「G」は「ガーデン」)
・家庭菜園:
各世帯に16m2の菜園が備えられている。
この菜園は、キッチンと直結しており、
・収穫した野菜の調理
・生ゴミの菜園への持込
が直ぐに行える。
また、雨水タンク(古いワイン樽を再利用したもの)が設置されており、晴れ続きで水やりが必要な場合に雨水を利用できる。
この菜園により、夏には、食料の50%を自給自足している家庭もある。
・その他の特徴:
・建材に奥多摩の杉を使用。
・建物の全体構造は通気性などが考慮されており、エアコンは年間を通して不必要。
・冬:
直射日光の当たる屋根の熱によって温められた空気を、床下に送ってコンクリートに蓄熱する。
この仕組みにより、真冬でも室内の最低気温が14度より下がることは無い。
・夏:上記と同じ仕組みにより、間に冷却された屋根裏の空気を、床下に送って室内の温度が上がらないようになっている。
・立地:東京23区内で、駅から徒歩5分
・家賃:月12万3,000円
(同じ足立区の家賃の相場は、
・2DK:8万円台
・2LDK:10万円台
とのこと。)
となっています。
単に畑を備えているだけでなく、キッチンとの直結や雨水タンクの設置、また自然の熱を利用した暖房・冷房の仕組みと、文章を読むだけでも、省エネが相当徹底的に考慮されていると感じます。
私も家の家庭菜園で、雨水の利用を本格的に考える必要がある、と思いました。
2009年11月22日日曜日
「BIGLOBEファーム」のプレス向け現地体験ツアーのレポート記事
下記リンク先記事では、NECビッグローブが11月18日に実施した、「BIGLOBEファーム」のプレス向け現地体験ツアーの体験レポートが掲載されています。
レンタル農園「BIGLOBEファーム」で畑仕事を体験してきた -INTERNET Watch
上記リンク先記事によると、この現地体験ツアーでは、
・NECビッグローブの「BIGLOBEファーム」担当者による案内
・農作業の指導を担当するインストラクターによる説明
・モニター参加者による種蒔き
などが実施。
報道陣にも、1誌あたり1区画(7.5m2)が提供されたとのことです。
記事では
・菜園の各種施設
・実際に畑の耕作や種まき等に取組んでいる状況
などが、豊富な写真で紹介されています。
記事の写真からは、実際の菜園の風景や、畑や土の状態などが伺えて、非常に興味深いです。
特に畑は、(当たり前ですが)土などが良く手入れされているな、と感じます。
レンタル農園「BIGLOBEファーム」で畑仕事を体験してきた -INTERNET Watch
上記リンク先記事によると、この現地体験ツアーでは、
・NECビッグローブの「BIGLOBEファーム」担当者による案内
・農作業の指導を担当するインストラクターによる説明
・モニター参加者による種蒔き
などが実施。
報道陣にも、1誌あたり1区画(7.5m2)が提供されたとのことです。
記事では
・菜園の各種施設
・実際に畑の耕作や種まき等に取組んでいる状況
などが、豊富な写真で紹介されています。
記事の写真からは、実際の菜園の風景や、畑や土の状態などが伺えて、非常に興味深いです。
特に畑は、(当たり前ですが)土などが良く手入れされているな、と感じます。
和歌山県の農業体験宿泊施設「秋津野ガルテン」のオープン後1年の利用者が、予想を越える約5万人
和歌山県の農業体験宿泊施設「秋津野ガルテン」(田辺市上秋津)が、オープンから1年を迎えたとのこと。
予想上回る利用者 オープン1年の秋津野ガルテン - AGARA紀伊民報
上記リンク先記事によると、「秋津野ガルテン」の詳細は、
・旧上秋津小学校の校舎を活用し、国や県、地元の出資で設立。
・資本金:4,180万円でスタート。
(地域内外(上秋津の農家ら)489人が出資)
・オープン:2008年11月1日
・施設:
・宿泊棟(最大32人が宿泊可能)
・農家レストラン「みかん畑」
・旧校舎を活用した体験室
など。
また、農業体験の取り組みとして、近くに貸農園がある。
・その他:
都市部の住民が、ミカンの木のオーナーになれる「オーナー樹制度」を実施。
現在は、関東や京阪神方面などの約30人が利用。
ミカンの木の管理は、地元の農家の方々15人が行っている。
等となっています。
同ガルテンをこの1年間で利用した人(レストランでの食事や宿泊など)は約5万人(視察や見物人の合計では6万人超と推測)と、予想を越える訪問者があったとのことです。
(オープン当初は、3年後の交流人口を年間1万3,000人と予想していた)
記事に掲載されている「秋津野ガルテン」の写真を見ると、元校舎というのが一目でわかる、独特な魅力のある施設だと感じます。
また「秋津野ガルテン」のサイト[1]を見ると、市民農園もしっかりと用意されており、宿泊も可能となっている点が、ユニークだと思いました。
※参考
・[1]農のある宿舎 秋津野ガルテン
http://agarten.jp/
予想上回る利用者 オープン1年の秋津野ガルテン - AGARA紀伊民報
上記リンク先記事によると、「秋津野ガルテン」の詳細は、
・旧上秋津小学校の校舎を活用し、国や県、地元の出資で設立。
・資本金:4,180万円でスタート。
(地域内外(上秋津の農家ら)489人が出資)
・オープン:2008年11月1日
・施設:
・宿泊棟(最大32人が宿泊可能)
・農家レストラン「みかん畑」
・旧校舎を活用した体験室
など。
また、農業体験の取り組みとして、近くに貸農園がある。
・その他:
都市部の住民が、ミカンの木のオーナーになれる「オーナー樹制度」を実施。
現在は、関東や京阪神方面などの約30人が利用。
ミカンの木の管理は、地元の農家の方々15人が行っている。
等となっています。
同ガルテンをこの1年間で利用した人(レストランでの食事や宿泊など)は約5万人(視察や見物人の合計では6万人超と推測)と、予想を越える訪問者があったとのことです。
(オープン当初は、3年後の交流人口を年間1万3,000人と予想していた)
記事に掲載されている「秋津野ガルテン」の写真を見ると、元校舎というのが一目でわかる、独特な魅力のある施設だと感じます。
また「秋津野ガルテン」のサイト[1]を見ると、市民農園もしっかりと用意されており、宿泊も可能となっている点が、ユニークだと思いました。
※参考
・[1]農のある宿舎 秋津野ガルテン
http://agarten.jp/
創業100周年を迎える王子製紙苫小牧工場が、遊休地を市民農園に活用
北海道苫小牧市の王子製紙苫小牧工場が、2010年に迎える操業100周年を記念し、工場北西側の社有地7.5haを、
・公園
・菜園
に整備して市に無償貸与する計画であることが、11月19日に判明したとのこと。
王子製紙 100周年記念し公園整備-北海道新聞[道央]
操業100周年記念で公園整備 王子製紙苫小牧工場:苫小牧民報社
上記リンク先記事によると、この計画は、1910年(明治43年)9月に操業開始した王子製紙苫小牧工場が、市民への感謝のための記念事業の一環として行うもの。
計画の詳細は、
・遊休地となっている社宅跡地を活用する。
・総工費:約8,000万円
(近日中に着工予定)
・公園:
・広さ:2.6ha
・散策路や小山2つを設ける。
・菜園:
・広さ:3.3ha
・区画数:200区画程度に分割し、市民に貸し出す。
(苫小牧市が既に整備している「ふるさと農園」(宮前町、拓勇西町、沼ノ端)を上回る規模)
・緑地:1.7ha
・その他:
公園と菜園の周囲に植栽を施して、ウオーキングができるよう遊歩道を整備する。
・苫小牧市への貸与期間:当面は20年程度とする予定。
となっています。
王子製紙苫小牧工場では今後、
・11月20日に、担当者が地元町内会に対して、整備の概要を説明し、理解を得る予定
とのことです。
記事では同工場の、
・1世紀にわたって工場が続いたのは、苫小牧市民や自治体などのおかげ。
今回は、地域への感謝を形にしたい。
・次の100年も、住民との共存共栄に向け、対話を進めていきたい。
との内容のコメントが紹介されています。
企業が自社の土地を市民農園などに活用するというのは、ユニークで非常に魅力のある取り組みだと感じます。
※参考
・王子製紙株式会社|企業情報 > 国内外拠点
http://www.ojipaper.co.jp/comp/about/koujo/03.html
・公園
・菜園
に整備して市に無償貸与する計画であることが、11月19日に判明したとのこと。
王子製紙 100周年記念し公園整備-北海道新聞[道央]
操業100周年記念で公園整備 王子製紙苫小牧工場:苫小牧民報社
上記リンク先記事によると、この計画は、1910年(明治43年)9月に操業開始した王子製紙苫小牧工場が、市民への感謝のための記念事業の一環として行うもの。
計画の詳細は、
・遊休地となっている社宅跡地を活用する。
・総工費:約8,000万円
(近日中に着工予定)
・公園:
・広さ:2.6ha
・散策路や小山2つを設ける。
・菜園:
・広さ:3.3ha
・区画数:200区画程度に分割し、市民に貸し出す。
(苫小牧市が既に整備している「ふるさと農園」(宮前町、拓勇西町、沼ノ端)を上回る規模)
・緑地:1.7ha
・その他:
公園と菜園の周囲に植栽を施して、ウオーキングができるよう遊歩道を整備する。
・苫小牧市への貸与期間:当面は20年程度とする予定。
となっています。
王子製紙苫小牧工場では今後、
・11月20日に、担当者が地元町内会に対して、整備の概要を説明し、理解を得る予定
とのことです。
記事では同工場の、
・1世紀にわたって工場が続いたのは、苫小牧市民や自治体などのおかげ。
今回は、地域への感謝を形にしたい。
・次の100年も、住民との共存共栄に向け、対話を進めていきたい。
との内容のコメントが紹介されています。
企業が自社の土地を市民農園などに活用するというのは、ユニークで非常に魅力のある取り組みだと感じます。
※参考
・王子製紙株式会社|企業情報 > 国内外拠点
http://www.ojipaper.co.jp/comp/about/koujo/03.html
福島市仁井田の「わいわい市民農園」で、収穫祭が実施
福島県の「わいわい市民農園」(福島市仁井田)で11月14日、収穫祭が行われたとのこと。
市民収穫祭:育てた野菜で芋煮汁楽しむ--福島 /福島 - 毎日jp(毎日新聞)
上記リンク先記事によると、「わいわい市民農園」の詳細は、
・開園:2008年4月
市民の農業理解促進を目的として、福島市が開園した。
・面積:約9,000m2
・区画:
・一般用(25m2):106区画
・車いす専用(5m2):5区画
・利用料金:
1区画あたり、
・一般用:年間1万2,000円
・車いす専用:同2,400円
・現在の利用者数:約100人
となっています。
今年の収穫祭には、利用者の市民や、地元農家の方々約50人が参加。
収穫されたサトイモやネギ等を使った芋煮汁を食べ、交流を深めたとのことです。
記事では、同農園を利用している主婦の方の、
・「新鮮な野菜を好きなだけ育て、食べられるのはとても楽しい」
とのコメントが紹介されています。
私は家で家庭菜園をやっており、特にイベントは行っていませんが、収穫祭というのは確かに面白そうだと感じます。
また、記事に掲載されているコメントは、自身で野菜を育てて食べることの楽しみが、非常に良く感じられるものだと思いました。
また「わいわい市民農園」については、車いすの専用区画も用意されている点が、興味深いです。
(車いすの方も作業しやすいよう、通路などに配慮が施されている、ということでしょうか?)
※参考
・福島県福島市ホームページ お知らせ わいわい市民農園の使用者を随時募集します
http://www.city.fukushima.fukushima.jp/oshirase/waiwai-nouen/index.html
・福島市市民農園条例
http://www.city.fukushima.fukushima.jp/reikishu/reiki_honbun/ad70010001.html
市民収穫祭:育てた野菜で芋煮汁楽しむ--福島 /福島 - 毎日jp(毎日新聞)
上記リンク先記事によると、「わいわい市民農園」の詳細は、
・開園:2008年4月
市民の農業理解促進を目的として、福島市が開園した。
・面積:約9,000m2
・区画:
・一般用(25m2):106区画
・車いす専用(5m2):5区画
・利用料金:
1区画あたり、
・一般用:年間1万2,000円
・車いす専用:同2,400円
・現在の利用者数:約100人
となっています。
今年の収穫祭には、利用者の市民や、地元農家の方々約50人が参加。
収穫されたサトイモやネギ等を使った芋煮汁を食べ、交流を深めたとのことです。
記事では、同農園を利用している主婦の方の、
・「新鮮な野菜を好きなだけ育て、食べられるのはとても楽しい」
とのコメントが紹介されています。
私は家で家庭菜園をやっており、特にイベントは行っていませんが、収穫祭というのは確かに面白そうだと感じます。
また、記事に掲載されているコメントは、自身で野菜を育てて食べることの楽しみが、非常に良く感じられるものだと思いました。
また「わいわい市民農園」については、車いすの専用区画も用意されている点が、興味深いです。
(車いすの方も作業しやすいよう、通路などに配慮が施されている、ということでしょうか?)
※参考
・福島県福島市ホームページ お知らせ わいわい市民農園の使用者を随時募集します
http://www.city.fukushima.fukushima.jp/oshirase/waiwai-nouen/index.html
・福島市市民農園条例
http://www.city.fukushima.fukushima.jp/reikishu/reiki_honbun/ad70010001.html
2009年11月16日月曜日
兵庫県・淡路島での田舎暮らしの希望者向けに、情報提供を行う「あわじ暮らし総合相談窓口」が開設
兵庫県・淡路島での田舎暮らしを希望する人向けに、
・住宅
・貸し農園
等の情報を提供する「あわじ暮らし総合相談窓口」が、洲本市宇原の市民交流センター内に開設されたとのこと。
神戸新聞|淡路|あこがれの“島暮らし”応援 洲本に相談窓口
上記リンク先記事によると、窓口設置の背景として、定年退職後に田舎への移住を希望する人々にとっては、
・空き家の持ち主に、家を貸す意志が無い
・小さな畑を見つけることが難しい
・住宅や農園の情報を得るための、各機関(自治体や県の農業改良普及センター等)への問い合わせが煩雑
等が、障害となっている状況があるとのこと。
今回設置された「あわじ暮らし総合相談窓口」の詳細は、
・企画:
「淡路地域・都市と農村交流推進会議」(淡路島の人口増加を目的に、島内3市や淡路県民局などで構成)
・運営・相談業務:
NPO法人「あわじFAN(ファン)クラブ」が委託を受けて行う。
(「あわじFANクラブ」は、食育の実践や農村体験活動などに取り組んでいる組織)
・サービス内容:
窓口では、各機関の情報を集約して提供する。
淡路島内に幅広いネットワークを持つNPO法人が相談に応じることで、個人の希望に適するきめ細かいアドバイスを行うことを目指す。
・相談受付曜日・時間帯:
・窓口:金、土曜の午前11時~午後5時(要予約)
・電話:月~土曜の午前9時~正午と午後1~5時
※ホームページも開設している。
記事では、NPO法人「あわじFANクラブ」の方の、
・「淡路島には毎週末、農業や田舎暮らし体験などさまざまなイベントがある。
まずは参加して淡路を知ってもらい、じっくり相談に乗りたい」
とのコメントが紹介されています。
地方移住などの需要があるにも関わらず、十分な情報提供がなされない状況というのは、非常にもったいないことだと思うので、「あわじ暮らし総合相談窓口」の設置は、理にかなった取り組みだと感じます。
※参考
・あわじ暮らし総合相談窓口
http://www.awaji-gurashi.net/
・住宅
・貸し農園
等の情報を提供する「あわじ暮らし総合相談窓口」が、洲本市宇原の市民交流センター内に開設されたとのこと。
神戸新聞|淡路|あこがれの“島暮らし”応援 洲本に相談窓口
上記リンク先記事によると、窓口設置の背景として、定年退職後に田舎への移住を希望する人々にとっては、
・空き家の持ち主に、家を貸す意志が無い
・小さな畑を見つけることが難しい
・住宅や農園の情報を得るための、各機関(自治体や県の農業改良普及センター等)への問い合わせが煩雑
等が、障害となっている状況があるとのこと。
今回設置された「あわじ暮らし総合相談窓口」の詳細は、
・企画:
「淡路地域・都市と農村交流推進会議」(淡路島の人口増加を目的に、島内3市や淡路県民局などで構成)
・運営・相談業務:
NPO法人「あわじFAN(ファン)クラブ」が委託を受けて行う。
(「あわじFANクラブ」は、食育の実践や農村体験活動などに取り組んでいる組織)
・サービス内容:
窓口では、各機関の情報を集約して提供する。
淡路島内に幅広いネットワークを持つNPO法人が相談に応じることで、個人の希望に適するきめ細かいアドバイスを行うことを目指す。
・相談受付曜日・時間帯:
・窓口:金、土曜の午前11時~午後5時(要予約)
・電話:月~土曜の午前9時~正午と午後1~5時
※ホームページも開設している。
記事では、NPO法人「あわじFANクラブ」の方の、
・「淡路島には毎週末、農業や田舎暮らし体験などさまざまなイベントがある。
まずは参加して淡路を知ってもらい、じっくり相談に乗りたい」
とのコメントが紹介されています。
地方移住などの需要があるにも関わらず、十分な情報提供がなされない状況というのは、非常にもったいないことだと思うので、「あわじ暮らし総合相談窓口」の設置は、理にかなった取り組みだと感じます。
※参考
・あわじ暮らし総合相談窓口
http://www.awaji-gurashi.net/
大阪市の「E・C・R」社が、サラリーマン等を対象にした農業体験プロジェクトに取り組む
大阪市の企業「E・C・R」が、サラリーマンらを対象にした農業体験プロジェクトを、2009年5月から開始しているとのこと。
E・C・R 大阪市 : 挑む企業 : 経済 科学 : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
上記リンク先記事によると、「食」への関心の高まりを背景に、「E・C・R」の小笠原通晴社長が、
・土に触れ、自然を感じる魅力を伝える
ことを目的として、農業への進出を決断。
同社が手がけるプロジェクトの詳細は、
・対象:
・個人の週末のリフレッシュ
・企業の、社員向けの福利厚生策としての、農業体験の導入
等を想定。
・畑:「E・C・R」が所有する農地3,200m2(大阪府泉南市)で、1区画(約40m2)を、月5万円で貸し出す。
・サービス:
・提携先農家の指導を受けられる。
・農具(鍬やすき等)を無償で借りられる。
・区画ごとに、高性能カメラ1台を設置。
自宅のパソコンで、撮影角度や倍率を操作することで、畑の様子の詳細な観察が可能。
(※「E・C・R」の本業は、携帯電話の電波を中継する通信基地局の設置など)
となっています。
このプロジェクトでは、現在既に、飲食店経営者ら2人が利用。
社員教育の一環として、若手料理人に農作業を体験させることで、食に対する知識や倫理観の向上に利用しているとのことです。
また、カメラによる畑の観察について「E・C・R」では、将来更なる高速通信が可能になって、映像の解像度がアップすることで、農家が畑に出る回数を減らせる可能性がある、と考えているそうです。
記事では、
・「農業体験の場を広げる試みは意義がある」(農地を分譲した、大阪府みどり公社)
・「これまでに培った技術と農業を組み合わせ、新たなビジネスを生み出したい」(「E・C・R」社の小笠原通晴社長)
とのコメントが紹介されています。
一般的な貸し農園と比較すると、1ヶ月の利用料金は高いと思いますが、想定顧客(企業の福利厚生向け等)や、カメラによる畑の観察システムなど、意欲的な試みがなされている、と感じます。
※参考
・ECR CORPORATION
http://www.ecr-jp.com/index.html
E・C・R 大阪市 : 挑む企業 : 経済 科学 : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
上記リンク先記事によると、「食」への関心の高まりを背景に、「E・C・R」の小笠原通晴社長が、
・土に触れ、自然を感じる魅力を伝える
ことを目的として、農業への進出を決断。
同社が手がけるプロジェクトの詳細は、
・対象:
・個人の週末のリフレッシュ
・企業の、社員向けの福利厚生策としての、農業体験の導入
等を想定。
・畑:「E・C・R」が所有する農地3,200m2(大阪府泉南市)で、1区画(約40m2)を、月5万円で貸し出す。
・サービス:
・提携先農家の指導を受けられる。
・農具(鍬やすき等)を無償で借りられる。
・区画ごとに、高性能カメラ1台を設置。
自宅のパソコンで、撮影角度や倍率を操作することで、畑の様子の詳細な観察が可能。
(※「E・C・R」の本業は、携帯電話の電波を中継する通信基地局の設置など)
となっています。
このプロジェクトでは、現在既に、飲食店経営者ら2人が利用。
社員教育の一環として、若手料理人に農作業を体験させることで、食に対する知識や倫理観の向上に利用しているとのことです。
また、カメラによる畑の観察について「E・C・R」では、将来更なる高速通信が可能になって、映像の解像度がアップすることで、農家が畑に出る回数を減らせる可能性がある、と考えているそうです。
記事では、
・「農業体験の場を広げる試みは意義がある」(農地を分譲した、大阪府みどり公社)
・「これまでに培った技術と農業を組み合わせ、新たなビジネスを生み出したい」(「E・C・R」社の小笠原通晴社長)
とのコメントが紹介されています。
一般的な貸し農園と比較すると、1ヶ月の利用料金は高いと思いますが、想定顧客(企業の福利厚生向け等)や、カメラによる畑の観察システムなど、意欲的な試みがなされている、と感じます。
※参考
・ECR CORPORATION
http://www.ecr-jp.com/index.html
2009年11月8日日曜日
NECビッグローブとマイファームが提携し、ネット活用のレンタル農園事業「BIGLOBEファーム」を開始予定
・NECビッグローブ
・マイファーム(京都市)
が11月6日、インターネットを活用したレンタル農園事業「BIGLOBEファーム」を、提携して開始することを発表したとのこと。
放棄地ネット活用レンタル農園に NECビッグローブ - 47NEWS(よんななニュース)
農園のネットレンタルを開始、NECビッグローブとマイファーム - ニュース:ITpro
リアル農園とバーチャル農園の融合、「BIGLOBEファーム」開始 -INTERNET Watch
上記リンク先記事によると、マイファームは関西を中心として、耕作放棄地を農地に再生し、家庭菜園として貸し出す事業を展開している企業。
今回の提携事業「BIGLOBEファーム」の内容は、
・農園にネットカメラ「農園ライブカメラ」を設置し、菜園の利用者が、野菜の育成状況を
・自宅のパソコン
・携帯電話
で確認できるようにする。
・専門知識を持った指導員による相談が受けられる「ネット農園相談室」を開設する。
・利用料
・登録料(※初年度に必要):1万500円
・月額利用料:
・1区画(7.5m2):3,980円
・2区画(15m2):6,480円
※この料金には、
・畑のレンタル代
・農具の利用
・インストラクターによる指導
・農園管理人による週3回の水遣り・草むしり
が含まれる。
(種と肥料は別料金)
・1年ごとの利用更新料(※2年目以降に必要):1万500円
・予約受け付け:2009年11月6日~
・開園:2010年2月の予定
サービス開始当初は、埼玉県久喜市に農園を用意(300区画3,000m2)。
・農薬の利用は禁止。
等となっています。
NECビッグローブは今後、
・ネットを活用した野菜販売
・教育機関への貸し出し
も検討するとのことです。
1つめのリンク先記事では、NECビッグローブの飯塚久夫社長の
・「3年後には60農園に拡大し、売上高10億円を目指したい」
とのコメント、また耕作放棄地や貸し農園の現状について、
・耕作放棄地:現在、約39万ha(※埼玉県の面積に匹敵)に達している。
・レンタル農園の利用者:NECビッグローブによると、食の安全志向を背景に、200万人に達している。
との記述がされています。
情報を入手しやすいインターネットを、貸し農園の管理に活用するというのは、非常にユニークで興味深い試みです。
この取り組みが、耕作放棄地の解消と、野菜育成の普及を推し進めることを、期待したいです。
※参考
・株式会社マイファーム
http://www.myfarm.co.jp/
・BIGLOBEとマイファームの提携によるネットを活用したレンタル農園「BIGLOBEファーム」の提供について(プレスリリース | NECビッグローブ)
http://www.biglobe.co.jp/press/2009/1106-10.html
・マイファーム(京都市)
が11月6日、インターネットを活用したレンタル農園事業「BIGLOBEファーム」を、提携して開始することを発表したとのこと。
放棄地ネット活用レンタル農園に NECビッグローブ - 47NEWS(よんななニュース)
農園のネットレンタルを開始、NECビッグローブとマイファーム - ニュース:ITpro
リアル農園とバーチャル農園の融合、「BIGLOBEファーム」開始 -INTERNET Watch
上記リンク先記事によると、マイファームは関西を中心として、耕作放棄地を農地に再生し、家庭菜園として貸し出す事業を展開している企業。
今回の提携事業「BIGLOBEファーム」の内容は、
・農園にネットカメラ「農園ライブカメラ」を設置し、菜園の利用者が、野菜の育成状況を
・自宅のパソコン
・携帯電話
で確認できるようにする。
・専門知識を持った指導員による相談が受けられる「ネット農園相談室」を開設する。
・利用料
・登録料(※初年度に必要):1万500円
・月額利用料:
・1区画(7.5m2):3,980円
・2区画(15m2):6,480円
※この料金には、
・畑のレンタル代
・農具の利用
・インストラクターによる指導
・農園管理人による週3回の水遣り・草むしり
が含まれる。
(種と肥料は別料金)
・1年ごとの利用更新料(※2年目以降に必要):1万500円
・予約受け付け:2009年11月6日~
・開園:2010年2月の予定
サービス開始当初は、埼玉県久喜市に農園を用意(300区画3,000m2)。
・農薬の利用は禁止。
等となっています。
NECビッグローブは今後、
・ネットを活用した野菜販売
・教育機関への貸し出し
も検討するとのことです。
1つめのリンク先記事では、NECビッグローブの飯塚久夫社長の
・「3年後には60農園に拡大し、売上高10億円を目指したい」
とのコメント、また耕作放棄地や貸し農園の現状について、
・耕作放棄地:現在、約39万ha(※埼玉県の面積に匹敵)に達している。
・レンタル農園の利用者:NECビッグローブによると、食の安全志向を背景に、200万人に達している。
との記述がされています。
情報を入手しやすいインターネットを、貸し農園の管理に活用するというのは、非常にユニークで興味深い試みです。
この取り組みが、耕作放棄地の解消と、野菜育成の普及を推し進めることを、期待したいです。
※参考
・株式会社マイファーム
http://www.myfarm.co.jp/
・BIGLOBEとマイファームの提携によるネットを活用したレンタル農園「BIGLOBEファーム」の提供について(プレスリリース | NECビッグローブ)
http://www.biglobe.co.jp/press/2009/1106-10.html
2009年11月3日火曜日
東京都内に開設されている、屋上農園などの紹介記事
下記リンク先記事では、東京都内に開設されている屋上農園などが紹介されています。
賃貸マンションやカフェでも活用!“屋上菜園”最新事情 - 東京ウォーカー
具体的には、貸し農園では
(会員制屋上菜園「表参道彩園」)
・場所:表参道駅から徒歩5分のビル「フィル・パーク表参道」
・オープン時期:2009年秋
・区画:1区画3m2
・料金:1区画が、1ヶ月1万5,750円
・サービス:
・道具の貸し出し
・係員による菜園の手入れ
など。
・現在、キャンセル待ちが出るほどの人気となっている。
30歳前後のOLを中心として、サラリーマン等が借りるケースが多い。
また、借りる人の殆どが、表参道の近くに勤めている人たちである。
郊外の貸し農園に、週末ごとに出向くよりも気軽な点が、好評を得ている。
(ソラドファーム)
・場所:JR恵比寿駅に隣接する商業施設「アトレ恵比寿」の屋上庭園「エビスグリーンガーデン」内。
・オープン時期:2009年9月
・区画:1区画3~5m2(計31区画)
・料金:1区画が6ヶ月4万6,500円~
・サービス:
・道具の貸し出し
・係員による菜園の手入れ
など。
また、貸し農園ではないですが、
(賃貸マンション「クルム浜田山」)
・場所:東京都杉並区
・各戸に、1区画約1.5m2の屋上菜園が用意されている。
・元は築20年ほどの物件で、約1年前にリノベーションを検討した際に、付加価値として屋上菜園の設置が企画された。
・入居者は若い夫婦が多い。
屋上菜園は、居住者同士が知り合う場としても活用されている。
(六本木ヒルズ)
・屋上庭園(1,300m2)で菜園を運営している。
通常は非公開だが、コミュニティー活動の場として、六本木ヒルズ在住・在勤の家族が対象の稲作体験イベントを実施している。
・2009年9月には、施設内の「トラヤカフェ」で、屋上庭園の菜園で育てた
・あきた香り五葉(枝豆)
・食用ほおずき
といった、秋田県の産直食材を使った期間限定ランチセットを販売した。
との事例も紹介されています。
東京の街中で農業というのは、俄かには想像がつきにくいですが、限られたスペースを上手く活用して事業が行なわれていることが、記事から感じられます。
※参考
・soradofarm 東京都内JR恵比寿駅屋上の貸菜園【ソラドファーム】
http://www.soradofarm.com/
・会員制屋上菜園 ~表参道彩園~ 【銀座農園株式会社】
http://www.iknowledge.jp/ginza_farm/omote_saien.html
・井の頭線浜田山駅/コモンスペースがあるリノベーション賃貸マンション「CULUM浜田山」
http://www.co-plus.co.jp/culum/
・六本木ヒルズ・Roppngi Hills:けやき坂コンプレックス 屋上庭園
http://www.roppongihills.com/jp/green/rooftop-garden/index.html
賃貸マンションやカフェでも活用!“屋上菜園”最新事情 - 東京ウォーカー
具体的には、貸し農園では
(会員制屋上菜園「表参道彩園」)
・場所:表参道駅から徒歩5分のビル「フィル・パーク表参道」
・オープン時期:2009年秋
・区画:1区画3m2
・料金:1区画が、1ヶ月1万5,750円
・サービス:
・道具の貸し出し
・係員による菜園の手入れ
など。
・現在、キャンセル待ちが出るほどの人気となっている。
30歳前後のOLを中心として、サラリーマン等が借りるケースが多い。
また、借りる人の殆どが、表参道の近くに勤めている人たちである。
郊外の貸し農園に、週末ごとに出向くよりも気軽な点が、好評を得ている。
(ソラドファーム)
・場所:JR恵比寿駅に隣接する商業施設「アトレ恵比寿」の屋上庭園「エビスグリーンガーデン」内。
・オープン時期:2009年9月
・区画:1区画3~5m2(計31区画)
・料金:1区画が6ヶ月4万6,500円~
・サービス:
・道具の貸し出し
・係員による菜園の手入れ
など。
また、貸し農園ではないですが、
(賃貸マンション「クルム浜田山」)
・場所:東京都杉並区
・各戸に、1区画約1.5m2の屋上菜園が用意されている。
・元は築20年ほどの物件で、約1年前にリノベーションを検討した際に、付加価値として屋上菜園の設置が企画された。
・入居者は若い夫婦が多い。
屋上菜園は、居住者同士が知り合う場としても活用されている。
(六本木ヒルズ)
・屋上庭園(1,300m2)で菜園を運営している。
通常は非公開だが、コミュニティー活動の場として、六本木ヒルズ在住・在勤の家族が対象の稲作体験イベントを実施している。
・2009年9月には、施設内の「トラヤカフェ」で、屋上庭園の菜園で育てた
・あきた香り五葉(枝豆)
・食用ほおずき
といった、秋田県の産直食材を使った期間限定ランチセットを販売した。
との事例も紹介されています。
東京の街中で農業というのは、俄かには想像がつきにくいですが、限られたスペースを上手く活用して事業が行なわれていることが、記事から感じられます。
※参考
・soradofarm 東京都内JR恵比寿駅屋上の貸菜園【ソラドファーム】
http://www.soradofarm.com/
・会員制屋上菜園 ~表参道彩園~ 【銀座農園株式会社】
http://www.iknowledge.jp/ginza_farm/omote_saien.html
・井の頭線浜田山駅/コモンスペースがあるリノベーション賃貸マンション「CULUM浜田山」
http://www.co-plus.co.jp/culum/
・六本木ヒルズ・Roppngi Hills:けやき坂コンプレックス 屋上庭園
http://www.roppongihills.com/jp/green/rooftop-garden/index.html
吹田市の遊園地「エキスポランド」の跡地で、「日本農業協会」が市民農園等を運営予定
独立行政法人「日本万国博覧会記念機構」が10月26日、所有する大阪府吹田市の遊園地「エキスポランド」(経営破綻し閉園)の跡地(約20ha)の一部(約4ha)について、管理運営の委託先として「日本農業協会」(東京)を選んだことを、発表したとのこと。
エキスポ跡地に市民農園 1年限定、将来は不透明 - 47NEWS(よんななニュース)
エキスポランド:跡地は農業体験公園に 大阪・吹田 - 毎日jp(毎日新聞)
エキスポ跡地の一部、市民農園に…日本農業協会に委託 : ニュース : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
上記リンク先記事によると、日本農業協会では跡地で、
・「人と農を育てる新しい自然公園」をコンセプトに、
・市民農園
・自然食レストラン
等を設置する。
具体的には、
・ビニールハウス内での水耕野菜栽培を通じた、就農希望者の指導
・市民農園による、子供たちなどの農業体験の促進
などを行なう。
(土地や建物は、機構が無償で貸し出す 。)
・入園料:無料
※市民農園などの施設利用料は別途必要。
・オープン予定:2010年3月27日
・来場者見込み:年間約40万人
・売上見込み:年間約5億円
※日本農業協会は、年間売り上げの10%を、運営委託収入として日本万国博覧会記念機構に支払う。
との事業を運営するとのこと。
記事では、日本農業協会の岡田憲和常務理事の
・「収穫体験などを通して特に子供たちに農業の大切さを知ってもらいたい」
とのコメントが紹介されています。
ただし、跡地の委託期間は1年間限定。
大阪府の了承を前提として、「日本万国博覧会記念機構」の廃止が決定済みであり、その後の跡地利用は未定とのことです。
せっかく市民農園を開設するのに、仮に1年間のみだとしたら、かなり勿体無い気がします。
※参考
・独立行政法人 日本万国博覧会記念機構
http://www.expo70.or.jp/
・JCAS 社団法人 日本農業協会
http://www.agriculture.or.jp/
エキスポ跡地に市民農園 1年限定、将来は不透明 - 47NEWS(よんななニュース)
エキスポランド:跡地は農業体験公園に 大阪・吹田 - 毎日jp(毎日新聞)
エキスポ跡地の一部、市民農園に…日本農業協会に委託 : ニュース : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
上記リンク先記事によると、日本農業協会では跡地で、
・「人と農を育てる新しい自然公園」をコンセプトに、
・市民農園
・自然食レストラン
等を設置する。
具体的には、
・ビニールハウス内での水耕野菜栽培を通じた、就農希望者の指導
・市民農園による、子供たちなどの農業体験の促進
などを行なう。
(土地や建物は、機構が無償で貸し出す 。)
・入園料:無料
※市民農園などの施設利用料は別途必要。
・オープン予定:2010年3月27日
・来場者見込み:年間約40万人
・売上見込み:年間約5億円
※日本農業協会は、年間売り上げの10%を、運営委託収入として日本万国博覧会記念機構に支払う。
との事業を運営するとのこと。
記事では、日本農業協会の岡田憲和常務理事の
・「収穫体験などを通して特に子供たちに農業の大切さを知ってもらいたい」
とのコメントが紹介されています。
ただし、跡地の委託期間は1年間限定。
大阪府の了承を前提として、「日本万国博覧会記念機構」の廃止が決定済みであり、その後の跡地利用は未定とのことです。
せっかく市民農園を開設するのに、仮に1年間のみだとしたら、かなり勿体無い気がします。
※参考
・独立行政法人 日本万国博覧会記念機構
http://www.expo70.or.jp/
・JCAS 社団法人 日本農業協会
http://www.agriculture.or.jp/
茅ヶ崎市が、耕作放棄地利用でボランティアと農家を募集
神奈川県・茅ヶ崎市が、ボランティアに農家と協力して耕作放棄地を耕してもらい、その土地を最終的に市民農園・貸し農園として活用してもらう制度を、2009年11月から開始するとのこと。
耕作放棄地を市民農園に 11月からボランティア制度/茅ケ崎:ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞社
上記リンク先記事によると、茅ヶ崎市内では現在、主に
・農家の高齢化
・後継者不足
により、耕作放棄地が増加。
具体的には、市農政課などが行なった調査では、耕作放棄地(遊休農地と思われるものを含む)の状況は
・面積:
・2008年度:約47ha(東京ドーム10個分に相当)
2005年度の調査時より、約10ha増加。
・増加地域:北部の小出地区を中心に増加している。
となっているそうです。
茅ヶ崎市は、耕作放棄地の増加に歯止めをかけるため、今回の制度を実施。
その詳細は、
・体制:
・農業に取り組みたいボランティア(※茅ヶ崎市外在住でも可)
・支援を希望する農家
が、各々茅ヶ崎市市に登録する。
市は仲人役となって、耕作を実施する農地を決定する。
・活動:
ボランティアは、農家の指導を受けながら、耕作放棄地の
・草刈り
・土の耕作
等を行い、最終的に市民農園や体験農園として利用できる。
・用具:
・農機具(トラクター等):農家が提供する。
・消耗品(軍手など):市が貸し出す。
等となっています。
記事では、茅ヶ崎市農政課の
・「土を耕したり、農作物を育てたりする楽しさを体感してほしい」
とのコメントが紹介されています。
草刈りや耕す段階から、農家の指導を受けて取り組むというのは、農業に関心のある方にとっては、絶好の機会かもしれません。
※参考
・茅ヶ崎市 耕作放棄地解消ボランティア制度
http://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/newsection/nousei/koubora/koubora.html
耕作放棄地を市民農園に 11月からボランティア制度/茅ケ崎:ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞社
上記リンク先記事によると、茅ヶ崎市内では現在、主に
・農家の高齢化
・後継者不足
により、耕作放棄地が増加。
具体的には、市農政課などが行なった調査では、耕作放棄地(遊休農地と思われるものを含む)の状況は
・面積:
・2008年度:約47ha(東京ドーム10個分に相当)
2005年度の調査時より、約10ha増加。
・増加地域:北部の小出地区を中心に増加している。
となっているそうです。
茅ヶ崎市は、耕作放棄地の増加に歯止めをかけるため、今回の制度を実施。
その詳細は、
・体制:
・農業に取り組みたいボランティア(※茅ヶ崎市外在住でも可)
・支援を希望する農家
が、各々茅ヶ崎市市に登録する。
市は仲人役となって、耕作を実施する農地を決定する。
・活動:
ボランティアは、農家の指導を受けながら、耕作放棄地の
・草刈り
・土の耕作
等を行い、最終的に市民農園や体験農園として利用できる。
・用具:
・農機具(トラクター等):農家が提供する。
・消耗品(軍手など):市が貸し出す。
等となっています。
記事では、茅ヶ崎市農政課の
・「土を耕したり、農作物を育てたりする楽しさを体感してほしい」
とのコメントが紹介されています。
草刈りや耕す段階から、農家の指導を受けて取り組むというのは、農業に関心のある方にとっては、絶好の機会かもしれません。
※参考
・茅ヶ崎市 耕作放棄地解消ボランティア制度
http://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/newsection/nousei/koubora/koubora.html
2009年10月18日日曜日
有機栽培用の畑を貸し出す「高知市有機市民農園」がオープン
高知県・高知市で、有機栽培用の畑を貸し出す「高知市有機市民農園」が、10月16日にオープンしたとのこと。
高知市有機市民農園:長浜にオープン 耕作放棄地を市が活用 /高知 - 毎日jp(毎日新聞)
asahi.com:育て有機農産物 児童らが種まき-マイタウン高知
上記リンク先記事によると、「高知市有機市民農園」の詳細は、
・「高知県産業振興計画」の地域アクションプラン事業に位置づけられている。
県の補助金を受けて、耕作放棄地を地権者から借用している。
・広さ:4,000m2
・区画
・畑:48区画(1区画約50m2)
・市立横浜新町小学校用の学童農園(約250m2)
などを設置。
・貸し出し対象者:市内在住者(法人可)
・育成可能な農作物:自由
※農薬や化学肥料の使用は不可。
・利用料金:原則1世帯1区画を、年間1万2,000円で貸与する。
・栽培指導:
農園の維持管理を担当するNPO法人「県有機農業研究会」のメンバーが、週3日程度、無料で技術指導を実施する。
・イベント:
・収穫祭
・料理教室
等の地域交流行事が予定されている。
となっています。
ちなみに2009年度は、公募に対して78人が応募(倍率1.63倍)。
同年度の利用は2010年3月末までですが、契約延長は5年まで可能なため、2010年度に空きが出るかどうか、現在のところ不明とのことです。
申し込み倍率の数字を見ると、今回の市民農園に対する人気の高さが伺えます。
また、栽培を有機栽培に限定している点は、なかなか興味深い取り組みだと感じます。
※参考
・高知市公式ホームページ トップページ
http://www.city.kochi.kochi.jp/
・有機市民農園利用者募集 ~食の安全や環境について考えてみませんか~
http://www.city.kochi.kochi.jp/deeps/01/0104/akarui/pdf/0909akapdf/09_06.pdf
・☆☆高知市の有機市民農園☆☆ - ベジ・ベジ野菜♪~よちよち歩きの有機!栽培日記~~高知発
http://blog.goo.ne.jp/tamtam003_2009/e/6b115e366aeb7179c3310a98b497bb44
高知市有機市民農園:長浜にオープン 耕作放棄地を市が活用 /高知 - 毎日jp(毎日新聞)
asahi.com:育て有機農産物 児童らが種まき-マイタウン高知
上記リンク先記事によると、「高知市有機市民農園」の詳細は、
・「高知県産業振興計画」の地域アクションプラン事業に位置づけられている。
県の補助金を受けて、耕作放棄地を地権者から借用している。
・広さ:4,000m2
・区画
・畑:48区画(1区画約50m2)
・市立横浜新町小学校用の学童農園(約250m2)
などを設置。
・貸し出し対象者:市内在住者(法人可)
・育成可能な農作物:自由
※農薬や化学肥料の使用は不可。
・利用料金:原則1世帯1区画を、年間1万2,000円で貸与する。
・栽培指導:
農園の維持管理を担当するNPO法人「県有機農業研究会」のメンバーが、週3日程度、無料で技術指導を実施する。
・イベント:
・収穫祭
・料理教室
等の地域交流行事が予定されている。
となっています。
ちなみに2009年度は、公募に対して78人が応募(倍率1.63倍)。
同年度の利用は2010年3月末までですが、契約延長は5年まで可能なため、2010年度に空きが出るかどうか、現在のところ不明とのことです。
申し込み倍率の数字を見ると、今回の市民農園に対する人気の高さが伺えます。
また、栽培を有機栽培に限定している点は、なかなか興味深い取り組みだと感じます。
※参考
・高知市公式ホームページ トップページ
http://www.city.kochi.kochi.jp/
・有機市民農園利用者募集 ~食の安全や環境について考えてみませんか~
http://www.city.kochi.kochi.jp/deeps/01/0104/akarui/pdf/0909akapdf/09_06.pdf
・☆☆高知市の有機市民農園☆☆ - ベジ・ベジ野菜♪~よちよち歩きの有機!栽培日記~~高知発
http://blog.goo.ne.jp/tamtam003_2009/e/6b115e366aeb7179c3310a98b497bb44
2009年10月11日日曜日
栃木県・野木町の市民農園予定地などで、菜の花の種まきが実施
栃木県・野木町の借地(3,000m2)や市民農園予定地で、保育所の幼児や町民有志「花咲かせ隊」の隊員らが、菜の花の種まきを行なったとのこと。
菜の花畑楽しみ幼児らが種まき 野木の市民農園予定地 |下野新聞「SOON」
上記リンク先記事によると、このうち市民農園予定地の詳細は、
・敷地面積:11ha
・オープン予定:数年後(現在、町が整備中)
・既に土づくりが終了している土地(約4,000m2)では、市民農園完成までの間、季節の花を植えて、町民憩いの場として提供する。
(市民農園予定地に菜の花の種を蒔くのは、今年が2回目)
となっています。
ちなみに、これらの取り組みで育てた菜の花は、油を採取して野木ブランドの名産品づくりに活用することも、検討しているとのことです。
市民農園の予定地に、花の種を蒔くというのは、私はこれまで聞いたことが無かったので、非常に興味深く感じました。
※参考
・野木町ホームページ トップページ
http://www.town.nogi.tochigi.jp/
菜の花畑楽しみ幼児らが種まき 野木の市民農園予定地 |下野新聞「SOON」
上記リンク先記事によると、このうち市民農園予定地の詳細は、
・敷地面積:11ha
・オープン予定:数年後(現在、町が整備中)
・既に土づくりが終了している土地(約4,000m2)では、市民農園完成までの間、季節の花を植えて、町民憩いの場として提供する。
(市民農園予定地に菜の花の種を蒔くのは、今年が2回目)
となっています。
ちなみに、これらの取り組みで育てた菜の花は、油を採取して野木ブランドの名産品づくりに活用することも、検討しているとのことです。
市民農園の予定地に、花の種を蒔くというのは、私はこれまで聞いたことが無かったので、非常に興味深く感じました。
※参考
・野木町ホームページ トップページ
http://www.town.nogi.tochigi.jp/
神奈川県・平塚市の「花菜ガーデン」が、2010年3月1日にオープン
神奈川県・平塚市寺田縄で現在整備中の「県立花と緑のふれあいセンター“花菜(かな)ガーデン”」が、2010年3月1日に開業することが決定したとのこと。
園芸や農業を楽しみながら学ぶ「ガーデン」、2010年3月に開業へ/平塚:ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞社
上記リンク先記事によると、「県立花と緑のふれあいセンター“花菜ガーデン”」の詳細は、
・敷地面積:9.2ha
・特徴:
「いのちの庭」をテーマに掲げており、四季折々の花が栽培される。
また、園内は3つのゾーンに分けられ、各々
「フラワーゾーン」
・バラ約650品種を、改良の歴史に沿って展示する日本初のローズガーデンを設置する。
・その他、クレマチス約350品種、サルスベリ約100種、ムクゲ、マグノリア等、多品種が一覧可能。
・カレル・チャペック(園芸家のバイブルとして知られる「園芸家12カ月」の著者)の、家と庭のイメージを、世界で初めて再現する。
「アグリゾーン」
・畑で、様々な野菜・果物を栽培する。
・水田では、神奈川県の推奨品種「キヌヒカリ」等を栽培し、子供達の農業体験も可能とする。
「めぐみの研究棟ゾーン」
・初心者から参加可能な、農業・園芸講座などを開催する。
・入園料金:大人500円
・ガーデンの周辺では、平塚市や地元農家などが、
・市民農園
・直売所
・収穫体験農園
の3施設を整備する。
となっています。
規模もさることながら、園芸や農業の総合的な施設となっている点が、非常に興味深いです。
このような施設が設立されるほど、農業や園芸への一般的な関心が、高まってきているということでしょうか。
※参考
・神奈川県立花と緑のふれあいセンター 花菜ガーデン公式サイト
http://www.kana-garden.com/index.html
・「神奈川県立花と緑のふれあいセンター“かな花菜ガーデン”」2010年3月1日オープン正式決定
http://www.gaa.co.jp/release/091001a.pdf
園芸や農業を楽しみながら学ぶ「ガーデン」、2010年3月に開業へ/平塚:ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞社
上記リンク先記事によると、「県立花と緑のふれあいセンター“花菜ガーデン”」の詳細は、
・敷地面積:9.2ha
・特徴:
「いのちの庭」をテーマに掲げており、四季折々の花が栽培される。
また、園内は3つのゾーンに分けられ、各々
「フラワーゾーン」
・バラ約650品種を、改良の歴史に沿って展示する日本初のローズガーデンを設置する。
・その他、クレマチス約350品種、サルスベリ約100種、ムクゲ、マグノリア等、多品種が一覧可能。
・カレル・チャペック(園芸家のバイブルとして知られる「園芸家12カ月」の著者)の、家と庭のイメージを、世界で初めて再現する。
「アグリゾーン」
・畑で、様々な野菜・果物を栽培する。
・水田では、神奈川県の推奨品種「キヌヒカリ」等を栽培し、子供達の農業体験も可能とする。
「めぐみの研究棟ゾーン」
・初心者から参加可能な、農業・園芸講座などを開催する。
・入園料金:大人500円
・ガーデンの周辺では、平塚市や地元農家などが、
・市民農園
・直売所
・収穫体験農園
の3施設を整備する。
となっています。
規模もさることながら、園芸や農業の総合的な施設となっている点が、非常に興味深いです。
このような施設が設立されるほど、農業や園芸への一般的な関心が、高まってきているということでしょうか。
※参考
・神奈川県立花と緑のふれあいセンター 花菜ガーデン公式サイト
http://www.kana-garden.com/index.html
・「神奈川県立花と緑のふれあいセンター“かな花菜ガーデン”」2010年3月1日オープン正式決定
http://www.gaa.co.jp/release/091001a.pdf
静岡県・島田市で、耕作放棄地30aが市民農園として活用される方針
静岡県の
・県志太榛原農林事務所
・島田信用金庫
が10月6日、地元農業の振興のために連携する方針を確認したとのこと。
地域ニュース・中部:耕作放棄地を市民農園に 県と島田信用金庫が連携
上記リンク先記事によると、具体的な取り組みとしては、まず耕作放棄地を整備して、市民農園として活用する方針。
予定する市民農園の詳細は、
・予定地:島田市初倉地区の30a
・整備:
静岡県が島田信用金庫に委託。
両者で、利用者のトイレや駐車場などを、2009年度中に整備する。
・オープン予定:2010年度
・想定利用者層:
・定年退職者
・自然との触れ合いを求める、幼い子を持つ若い家族など
への利用を勧める。
となっています。
記事では、今回連携を確認した両者の、
・「地域の活性化に貢献できれば」(島田信用金庫の岩原茂雄理事長)
・「閉塞感のある農山村地域を元気にしたい」(県志太榛原農林事務所の鈴木信行所長)
とのコメントが紹介されています。
耕作放棄地の有効利用法としては、やはり市民農園が有効な用途の一つ、ということでしょうか。
※参考
・島田信用金庫ホームページ
http://www.shimashin.co.jp/
・静岡県/島田信用金庫が包括的連携に関する協定を締結
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-750/200910/9shimashin.html
・県志太榛原農林事務所
・島田信用金庫
が10月6日、地元農業の振興のために連携する方針を確認したとのこと。
地域ニュース・中部:耕作放棄地を市民農園に 県と島田信用金庫が連携
上記リンク先記事によると、具体的な取り組みとしては、まず耕作放棄地を整備して、市民農園として活用する方針。
予定する市民農園の詳細は、
・予定地:島田市初倉地区の30a
・整備:
静岡県が島田信用金庫に委託。
両者で、利用者のトイレや駐車場などを、2009年度中に整備する。
・オープン予定:2010年度
・想定利用者層:
・定年退職者
・自然との触れ合いを求める、幼い子を持つ若い家族など
への利用を勧める。
となっています。
記事では、今回連携を確認した両者の、
・「地域の活性化に貢献できれば」(島田信用金庫の岩原茂雄理事長)
・「閉塞感のある農山村地域を元気にしたい」(県志太榛原農林事務所の鈴木信行所長)
とのコメントが紹介されています。
耕作放棄地の有効利用法としては、やはり市民農園が有効な用途の一つ、ということでしょうか。
※参考
・島田信用金庫ホームページ
http://www.shimashin.co.jp/
・静岡県/島田信用金庫が包括的連携に関する協定を締結
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-750/200910/9shimashin.html
2009年10月4日日曜日
小山市の「道の駅思川」隣に、市民農園・体験農園が開設予定
栃木県・小山市の「道の駅思川(おもいがわ)」隣に、市民農園・体験農園が開設される予定とのこと。
道の駅南側に市民農園 小山市議会一般質問 |下野新聞「SOON」
上記リンク先記事によると、これは9月8日に行なわれた定例市議会一般質問の答弁の中で公表されたもの。
具体的な事業の内容は、
・東京圏の都市住民に農業体験などを提供する「グリーンツーリズム事業」の一環として実施。
・開設時期:2010年春
・開設場所:「道の駅思川」の南側
・広さ:約0.4ha(※全体計画2.4haのうち第一期分)
・区画
・貸農園:広さ20m2が42区画
・体験農園:500m2が2区画
・希望者募集:2009年秋にも開始の予定。
となっています。
また記事では、答弁を行なった小山市経済部長・渡辺一郎氏の
・「道の駅との連携を図り、都市と農村の交流を推進する」
との答弁でのコメントが紹介されています。
道の駅の隣に市民農園・体験農園が開設されるというのは、私は初めて聞く事例なので、今後どのような連携が図られるのか、今後の運営が気になるところです。
※参考
・「 道の駅 思川 」公式ホ-ムペ-ジ
http://www.michinoekiomoigawa.co.jp/
・小山市公式ホームページ
http://www.city.oyama.tochigi.jp/Cgi-bin/odb-get.exe?WIT_template=AM040000
道の駅南側に市民農園 小山市議会一般質問 |下野新聞「SOON」
上記リンク先記事によると、これは9月8日に行なわれた定例市議会一般質問の答弁の中で公表されたもの。
具体的な事業の内容は、
・東京圏の都市住民に農業体験などを提供する「グリーンツーリズム事業」の一環として実施。
・開設時期:2010年春
・開設場所:「道の駅思川」の南側
・広さ:約0.4ha(※全体計画2.4haのうち第一期分)
・区画
・貸農園:広さ20m2が42区画
・体験農園:500m2が2区画
・希望者募集:2009年秋にも開始の予定。
となっています。
また記事では、答弁を行なった小山市経済部長・渡辺一郎氏の
・「道の駅との連携を図り、都市と農村の交流を推進する」
との答弁でのコメントが紹介されています。
道の駅の隣に市民農園・体験農園が開設されるというのは、私は初めて聞く事例なので、今後どのような連携が図られるのか、今後の運営が気になるところです。
※参考
・「 道の駅 思川 」公式ホ-ムペ-ジ
http://www.michinoekiomoigawa.co.jp/
・小山市公式ホームページ
http://www.city.oyama.tochigi.jp/Cgi-bin/odb-get.exe?WIT_template=AM040000
2009年9月26日土曜日
渋谷区内で、一般市民向けの「“半農”ライフ」フォーラムが開催予定
東京都・渋谷区の「環境パートナーシップオフィス会議室」で9月29日、一般市民向けの「“半農”ライフ」フォーラムが開催されるとのこと。
フォーラム:“半農”ライフを楽しむ--29日・渋谷で /東京 - 毎日jp(毎日新聞)
上記リンク先記事によると、このフォーラムは、市民団体「半農生活サポートセンター」(2009年5月設立)が主催するもの。
内容等の詳細は、
・内容:
・前半:講演「みんなで半農ライフを楽しむ時代を目指して~明日の日本農業と半農ライフ」
(蔦谷栄一氏(農林中金総合研究所特別理事))
・後半:実際に農業クラブを始めた女性グループや、プロの農家等を交えたトーク
の2部構成。
・参加:無料
(※ただし、参加には予約が必要)
となっています。
(「半農」は、農家ではない人々が休日などを利用して、市民農園などで農作業を楽しむことを指すとのこと)
ちなみに「半農生活サポートセンター」は、市民が気軽に利用可能な農園「農業クラブ」を、各地に広めることを提唱しているとのこと。
記事では、
・「気軽に農作業をする市民が増えれば、高齢化や耕作放棄など厳しい現状にある日本の農業への関心が高まる」
(半農生活サポートセンター)
・「工夫さえすれば、都会でも校庭や公園などを利用して農業ができる。趣味のように農業をする人が増えてほしい」
(「半農生活サポートセンター」代表・増山博康氏)
とのコメントが紹介されています。
食生活を支える重要な農業への関心を高めること、また野菜を育て収穫することで得られる独特な感覚を味わうことは、確かに私も、今後の社会においてより重要さを増してくるのではないか、と思うので、「半農生活サポートセンター」の今後の活動に、是非期待したいです。
※参考
・菜園デビューしませんか!東京から通えるあなたの菜園 菜園クラブいわつき 菜園オーナー募集中!
http://www.saienclub.com/
フォーラム:“半農”ライフを楽しむ--29日・渋谷で /東京 - 毎日jp(毎日新聞)
上記リンク先記事によると、このフォーラムは、市民団体「半農生活サポートセンター」(2009年5月設立)が主催するもの。
内容等の詳細は、
・内容:
・前半:講演「みんなで半農ライフを楽しむ時代を目指して~明日の日本農業と半農ライフ」
(蔦谷栄一氏(農林中金総合研究所特別理事))
・後半:実際に農業クラブを始めた女性グループや、プロの農家等を交えたトーク
の2部構成。
・参加:無料
(※ただし、参加には予約が必要)
となっています。
(「半農」は、農家ではない人々が休日などを利用して、市民農園などで農作業を楽しむことを指すとのこと)
ちなみに「半農生活サポートセンター」は、市民が気軽に利用可能な農園「農業クラブ」を、各地に広めることを提唱しているとのこと。
記事では、
・「気軽に農作業をする市民が増えれば、高齢化や耕作放棄など厳しい現状にある日本の農業への関心が高まる」
(半農生活サポートセンター)
・「工夫さえすれば、都会でも校庭や公園などを利用して農業ができる。趣味のように農業をする人が増えてほしい」
(「半農生活サポートセンター」代表・増山博康氏)
とのコメントが紹介されています。
食生活を支える重要な農業への関心を高めること、また野菜を育て収穫することで得られる独特な感覚を味わうことは、確かに私も、今後の社会においてより重要さを増してくるのではないか、と思うので、「半農生活サポートセンター」の今後の活動に、是非期待したいです。
※参考
・菜園デビューしませんか!東京から通えるあなたの菜園 菜園クラブいわつき 菜園オーナー募集中!
http://www.saienclub.com/
徳島県・美馬市のスポーツクラブ「AMEMBO」が、「AMEMBOまほろば観光農園」の運営を開始
徳島県・美馬市のスポーツクラブ「AMEMBO」が、同市内で貸し農園「AMEMBOまほろば観光農園」の運営を開始しているとのこと。
都会っ子の体験の場に 美馬市のスポーツクラブが観光農園 - 徳島新聞社
上記リンク先記事によると、「AMEMBOまほろば観光農園」の詳細は、
・敷地面積:約1,700m2
・区画:35m2ごとに34分割。
・利用料:1区画につき、年間5,000円。
・特色:
作付けや収穫の体験が可能。
また、頻繁に訪問できない人(県外などの居住者等)は、草抜きや水やり等の作業を「AMEMBO」に委託することも可能。
となっています。
スポーツクラブ「AMEMBO」は2007年発足で、体験型観光に注力しており、今回は都会の子供たちに農業体験の場を提供する目的で、地元の遊休農地を借り、「AMEMBOまほろば観光農園」を開園したとのことです。
同農園では、2009年5月に試験栽培を開始。
現在は、大阪の観光会社など3団体と市民2人が、計10区画を利用。
また7・8月には、大阪や兵庫の子供たち(約80人)が、ナスやトマトの収穫を体験したそうです。
記事では、「AMEMBO」代表・藤川雅仁氏の、
・「県外の個人客を増やし、リピーター獲得につなげたい」
とのコメントが紹介されています。
まずスポーツクラブが、文字通り「スポーツ」だけではなく、体験型観光を手がけているというのが、興味深いです。
また、「AMEMBOまほろば観光農園」では、市民向けの貸し農園というだけでなく、収穫体験等が出来る観光農園として、市の観光への寄与も目的としている点は、貸し農園のあり方・活用方法の一つ、という気がします。
※参考
・AMEMBO / TOP(HOTNEWS)
http://www.tokuspo.net/as/amembo/
都会っ子の体験の場に 美馬市のスポーツクラブが観光農園 - 徳島新聞社
上記リンク先記事によると、「AMEMBOまほろば観光農園」の詳細は、
・敷地面積:約1,700m2
・区画:35m2ごとに34分割。
・利用料:1区画につき、年間5,000円。
・特色:
作付けや収穫の体験が可能。
また、頻繁に訪問できない人(県外などの居住者等)は、草抜きや水やり等の作業を「AMEMBO」に委託することも可能。
となっています。
スポーツクラブ「AMEMBO」は2007年発足で、体験型観光に注力しており、今回は都会の子供たちに農業体験の場を提供する目的で、地元の遊休農地を借り、「AMEMBOまほろば観光農園」を開園したとのことです。
同農園では、2009年5月に試験栽培を開始。
現在は、大阪の観光会社など3団体と市民2人が、計10区画を利用。
また7・8月には、大阪や兵庫の子供たち(約80人)が、ナスやトマトの収穫を体験したそうです。
記事では、「AMEMBO」代表・藤川雅仁氏の、
・「県外の個人客を増やし、リピーター獲得につなげたい」
とのコメントが紹介されています。
まずスポーツクラブが、文字通り「スポーツ」だけではなく、体験型観光を手がけているというのが、興味深いです。
また、「AMEMBOまほろば観光農園」では、市民向けの貸し農園というだけでなく、収穫体験等が出来る観光農園として、市の観光への寄与も目的としている点は、貸し農園のあり方・活用方法の一つ、という気がします。
※参考
・AMEMBO / TOP(HOTNEWS)
http://www.tokuspo.net/as/amembo/
兵庫県内都市部で貸し農園が高い人気、しかし農園数の増加は鈍い
下記リンク先記事では、兵庫県内の都市部で、市民農園が人気を集めている状況が解説されています。
神戸新聞|経済|市民農園都市部で人気 応募倍率10倍超も
具体的には、
・尼崎市:
市民農園は、11ヶ所692区画(2009年4月現在)存在。
毎年の利用応募数は、定員の10倍を超える年も珍しくないが、貸し農園の数は、15年ほど前からほぼ横ばいの状態となっている。
利用者は、定年退職した60歳以上の方々が多い。
・姫路市:
市内では現在、民間の市民農園52ヶ所が運営中。(現在も少しづつ増加している)
ただし、平均利用率は98%に達し、常に10人以上が順番待ちをしている農園もある。
・神戸市:
市民農園は65ヶ所。
一部の農園では、定員以上の申し込みがある。
・上記いずれの市でも、耕作放棄地は増えている一方、市民農園の開園はあまり進んでいない。
その要因の一つに、「税金の問題」(兵庫県農政環境部)がある。
農地法では、農地の貸付先は農家と農業生産法人に限定されており、それ以外に貸した場合には、農地の相続税免除が受けられなくなる可能性がある。
しかし、農地所有者が
・利用者に耕作指導を行なう
・生産計画を作成する
等の条件を満たした場合には、相続税免除が認められる。
ただし、そのための具体的な手続きや運用が複雑であり、税務署との協議が必要となる場合も少なくない状況。
「尻込みして市民農園の開設をあきらめる人もいる」(県農政環境部)とのこと。
(各市とも、相談窓口を設けてはいる)
・兵庫県では、上記の問題への対応策として、2009年3月に「市民農園開設マニュアル」を作成。
このマニュアルでは、税務署との協議を円滑に進められるように、
・必要な要件
・手続き方法
等が詳しく解説されている。
・また、貸し農園の運営による利益は多くは無い。
農園の利用料による一定の収入は得られるが、
・休憩所の設置
・水道の完備
等の初期費用が必要となる。
また、指導の手間も必要。
等の状況が挙げられています。
ただし記事では、「おおぞうコミュニティファーム神付ふるさと村」(神戸市北区)の管理組合長の方の、
・「栽培の知識を生かしながら多くの人と交流できる市民農園の運営はやりがいがある」
とのコメントも紹介されています。
市民農園の需要が高く、また耕作放棄地も増えている一方で、貸し農園の新規開園がなかなか進まないというのは、市民農園の運営自体の魅力が、もっと高まるよう、何らかの方策が必要なように思われます。
※参考
・兵庫県ホームページ
http://web.pref.hyogo.jp/index.html
・市民農園(家庭菜園) | 尼崎市(※「尼崎市」サイト内)
http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/nouen/083nouen.html
・姫路市|農業・園芸活動(※「姫路市」サイト内)
http://www.city.himeji.lg.jp/topic/geneki/_10968.html
・神戸市:市民農園の案内(※「神戸市」サイト内)
http://www.city.kobe.lg.jp/life/others/farm/
神戸新聞|経済|市民農園都市部で人気 応募倍率10倍超も
具体的には、
・尼崎市:
市民農園は、11ヶ所692区画(2009年4月現在)存在。
毎年の利用応募数は、定員の10倍を超える年も珍しくないが、貸し農園の数は、15年ほど前からほぼ横ばいの状態となっている。
利用者は、定年退職した60歳以上の方々が多い。
・姫路市:
市内では現在、民間の市民農園52ヶ所が運営中。(現在も少しづつ増加している)
ただし、平均利用率は98%に達し、常に10人以上が順番待ちをしている農園もある。
・神戸市:
市民農園は65ヶ所。
一部の農園では、定員以上の申し込みがある。
・上記いずれの市でも、耕作放棄地は増えている一方、市民農園の開園はあまり進んでいない。
その要因の一つに、「税金の問題」(兵庫県農政環境部)がある。
農地法では、農地の貸付先は農家と農業生産法人に限定されており、それ以外に貸した場合には、農地の相続税免除が受けられなくなる可能性がある。
しかし、農地所有者が
・利用者に耕作指導を行なう
・生産計画を作成する
等の条件を満たした場合には、相続税免除が認められる。
ただし、そのための具体的な手続きや運用が複雑であり、税務署との協議が必要となる場合も少なくない状況。
「尻込みして市民農園の開設をあきらめる人もいる」(県農政環境部)とのこと。
(各市とも、相談窓口を設けてはいる)
・兵庫県では、上記の問題への対応策として、2009年3月に「市民農園開設マニュアル」を作成。
このマニュアルでは、税務署との協議を円滑に進められるように、
・必要な要件
・手続き方法
等が詳しく解説されている。
・また、貸し農園の運営による利益は多くは無い。
農園の利用料による一定の収入は得られるが、
・休憩所の設置
・水道の完備
等の初期費用が必要となる。
また、指導の手間も必要。
等の状況が挙げられています。
ただし記事では、「おおぞうコミュニティファーム神付ふるさと村」(神戸市北区)の管理組合長の方の、
・「栽培の知識を生かしながら多くの人と交流できる市民農園の運営はやりがいがある」
とのコメントも紹介されています。
市民農園の需要が高く、また耕作放棄地も増えている一方で、貸し農園の新規開園がなかなか進まないというのは、市民農園の運営自体の魅力が、もっと高まるよう、何らかの方策が必要なように思われます。
※参考
・兵庫県ホームページ
http://web.pref.hyogo.jp/index.html
・市民農園(家庭菜園) | 尼崎市(※「尼崎市」サイト内)
http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/nouen/083nouen.html
・姫路市|農業・園芸活動(※「姫路市」サイト内)
http://www.city.himeji.lg.jp/topic/geneki/_10968.html
・神戸市:市民農園の案内(※「神戸市」サイト内)
http://www.city.kobe.lg.jp/life/others/farm/
2009年9月24日木曜日
兵庫県の「里脇観光ぶどう園」が、企業向けの滞在型市民農園など、園内遊休地の活用計画を推進
兵庫県の「里脇観光ぶどう園」(三木市口吉川町里脇)を運営する農事組合法人「里脇生産協業」が、同農園の活性化を目的として、園内遊休地の活用計画を推進しているとのこと。
神戸新聞|東播磨|観光農園活性化へ遊休地活用 三木
上記リンク先記事によると「里脇観光ぶどう園」は、ブドウやブルーベリー、ミカン等を栽培。
ただし敷地25haのうち、現在11haが遊休地となっていることから、土地の有効活用のために、
・遊休地の農園化
・農業への参入企業の誘致
の実現を目指し、取り組みを始めているそうです。
具体的には、
・参入企業の福利厚生施設向けに、農園内に温浴施設を整備する「滞在型市民農園」
等、5つのプランを立案。
これらの計画は2009年6月に、都市部と農村の共生を目指す民間団体による取り組みとして、農林水産省の「広域連携共生・対流等推進交付金」の認可を受けているとのことです。
また9月16~18日には、新たな取り組みとして、大学生や地元企業の従業員による、遊休地再生の作業体験を行なったそうです。
記事では、参加した学生の方の
・「地元の農家の方から生の声を聞いて作業ができ、いろいろと参考になった」
とのコメントが紹介されています。
滞在型市民農園が、企業の福利厚生施設として用意されるというのは、意外というか新鮮に感じました。
(このようなケースは、他にも結構あるものなんでしょうか?)
ともあれ、せっかくのぶどう園内の用地なので、野菜つくり等に有効活用されることを期待したいです。
※参考
・里脇観光ぶどう園
http://www.satowakibudou.com/
・農林水産省/平成21年度広域連携共生・対流等対策交付金の公募について
http://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/nousin/090406_1.html
神戸新聞|東播磨|観光農園活性化へ遊休地活用 三木
上記リンク先記事によると「里脇観光ぶどう園」は、ブドウやブルーベリー、ミカン等を栽培。
ただし敷地25haのうち、現在11haが遊休地となっていることから、土地の有効活用のために、
・遊休地の農園化
・農業への参入企業の誘致
の実現を目指し、取り組みを始めているそうです。
具体的には、
・参入企業の福利厚生施設向けに、農園内に温浴施設を整備する「滞在型市民農園」
等、5つのプランを立案。
これらの計画は2009年6月に、都市部と農村の共生を目指す民間団体による取り組みとして、農林水産省の「広域連携共生・対流等推進交付金」の認可を受けているとのことです。
また9月16~18日には、新たな取り組みとして、大学生や地元企業の従業員による、遊休地再生の作業体験を行なったそうです。
記事では、参加した学生の方の
・「地元の農家の方から生の声を聞いて作業ができ、いろいろと参考になった」
とのコメントが紹介されています。
滞在型市民農園が、企業の福利厚生施設として用意されるというのは、意外というか新鮮に感じました。
(このようなケースは、他にも結構あるものなんでしょうか?)
ともあれ、せっかくのぶどう園内の用地なので、野菜つくり等に有効活用されることを期待したいです。
※参考
・里脇観光ぶどう園
http://www.satowakibudou.com/
・農林水産省/平成21年度広域連携共生・対流等対策交付金の公募について
http://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/nousin/090406_1.html
2009年8月7日金曜日
埼玉県・本庄市市街地の耕作放棄地が、市民グループの手で市民農園に活用
埼玉県・本庄市の市街地にある耕作放棄地が、市民グループの手によって、2009年春から市民農園として活用されているとのこと。
ソースの搾りかす、堆肥に 本庄の市民グループ運営の市民農園
上記リンク先記事によると、この市民農園を運営するのは市民グループ「AZ(アズ)アグリ倶楽部」。
市民農園の詳細は、
・面積:約50a
・区画数:36
(1区画50m2)
・利用料:年間5,000円
となっています。
また、市内や近隣の市の企業から、堆肥の原料として、ウスターソースの絞りかすや鶏糞の提供を受けているそうです。
ちなみにこの市民農園は、国が推奨する耕作放棄地再生利用の実証試験地として、本庄市等からバックアップも受けているとのことです。
個人的には、元は畑として活用されていた土地なら、もったいないので、市民農園などへの利用がどんどん推進されるべきだと思います。
(運営の手間などは、相当かかるかもしれませんが・・・)
ソースの搾りかす、堆肥に 本庄の市民グループ運営の市民農園
上記リンク先記事によると、この市民農園を運営するのは市民グループ「AZ(アズ)アグリ倶楽部」。
市民農園の詳細は、
・面積:約50a
・区画数:36
(1区画50m2)
・利用料:年間5,000円
となっています。
また、市内や近隣の市の企業から、堆肥の原料として、ウスターソースの絞りかすや鶏糞の提供を受けているそうです。
ちなみにこの市民農園は、国が推奨する耕作放棄地再生利用の実証試験地として、本庄市等からバックアップも受けているとのことです。
個人的には、元は畑として活用されていた土地なら、もったいないので、市民農園などへの利用がどんどん推進されるべきだと思います。
(運営の手間などは、相当かかるかもしれませんが・・・)
2009年7月26日日曜日
兵庫県・神戸市のビル「白川コーポレーション」屋上で運営されている、貸し農園が好評
兵庫県・神戸市内の「落合グリーンタウン」にある3階建てビル「白川コーポレーション」の屋上に、貸し農園が設置されているとのこと。
神戸新聞|神戸|屋上全体を農園で緑化 須磨のテナントビル
上記リンク先記事によると、この屋上農園は、ビル管理会社の社長の方が2006年秋に発案して、屋上に敷いた防水タイルの上に、クレーンで土を運び、3区画の農園を造成。
ビル管理会社の従業員の方々が、業務の合間に野菜の世話を行なっているそうです。
その後、作付け面積を少しずつ増やしていき、現在は屋上全面(約3,000m2)が農園に。
また近隣の住民には、貸し農園(2m2あたり、1ヶ月1,500円)として開放。
道具の貸し出しも行い、
・街の中で、普段着・手ぶらで農業ができる
と、好評を博しているそうです。
更に2009年5月からは、テナントの関西スーパー前で週3回、1袋100円均一で野菜の販売をスタート。
また、地域の子どもを対象としたイモ掘りも企画しており、今後は、
・屋上に降る雨水を、農園の用水として活用する
・近隣住民に家庭ゴミを持ち寄ってもらい、堆肥を作る
といった取り組みも検討中とのことです。
ちなみに、農園の手入れを行なっている従業員の方の1人は「EM農法」を研究しており、この農園では、農薬や化学肥料を全く使わずに野菜を育てているとのこと。
この方が育てたダイコンとサツマイモは、JA兵庫六甲須磨支店が開いた品評会で、2007・2008と2年連続で入賞しているそうです。
また、屋上農園の設置により、ビルの光熱費が約5%下がり、冷房費の節約にもなっているとのことです。
単純に屋上農園を設置するだけでなく、貸し農園の運営や野菜の販売など、地域とのつながり強化に取り組んでいる点が、非常に興味深いです。
神戸新聞|神戸|屋上全体を農園で緑化 須磨のテナントビル
上記リンク先記事によると、この屋上農園は、ビル管理会社の社長の方が2006年秋に発案して、屋上に敷いた防水タイルの上に、クレーンで土を運び、3区画の農園を造成。
ビル管理会社の従業員の方々が、業務の合間に野菜の世話を行なっているそうです。
その後、作付け面積を少しずつ増やしていき、現在は屋上全面(約3,000m2)が農園に。
また近隣の住民には、貸し農園(2m2あたり、1ヶ月1,500円)として開放。
道具の貸し出しも行い、
・街の中で、普段着・手ぶらで農業ができる
と、好評を博しているそうです。
更に2009年5月からは、テナントの関西スーパー前で週3回、1袋100円均一で野菜の販売をスタート。
また、地域の子どもを対象としたイモ掘りも企画しており、今後は、
・屋上に降る雨水を、農園の用水として活用する
・近隣住民に家庭ゴミを持ち寄ってもらい、堆肥を作る
といった取り組みも検討中とのことです。
ちなみに、農園の手入れを行なっている従業員の方の1人は「EM農法」を研究しており、この農園では、農薬や化学肥料を全く使わずに野菜を育てているとのこと。
この方が育てたダイコンとサツマイモは、JA兵庫六甲須磨支店が開いた品評会で、2007・2008と2年連続で入賞しているそうです。
また、屋上農園の設置により、ビルの光熱費が約5%下がり、冷房費の節約にもなっているとのことです。
単純に屋上農園を設置するだけでなく、貸し農園の運営や野菜の販売など、地域とのつながり強化に取り組んでいる点が、非常に興味深いです。
愛知県知多農林水産事務所が、耕作放棄地解消のキャンペーンを開始
後継者難などによる、知多半島の耕作放棄地の増加傾向を防ぐため、愛知県知多農林水産事務所が、耕作放棄地解消のキャンペーンを開始したとのこと。
耕作放棄地:減らそう 解消へ地元県農水事務所がキャンペーン--知多半島 /愛知 - 毎日jp(毎日新聞)
上記リンク先記事によると、2008年度調査での愛知県内の耕作地面積は8万2,300haヘクタールですが、うち放棄地は4,242haに上っているとのこと。
また知多半島では、耕作地9,850haのうち、1,110haが放棄地(県内の放棄地の26%に相当)という状況。
国は2011年度までに、日本全国の放棄地(23.1万ha)のうち10万haの解消を目的として、再生利用緊急対策交付金356億円を予算化、補助事業(土壌改良や営農定着など)を推進するとのこと。
これを受けて愛知県は、2009年6月に、知多農水事務所に放棄地解消推進チームを設立し、7月10日に活動を開始。
同チームでは、
・土地所有者による耕作
・担い手や借り手による耕作
・企業などの新規参入
・市町による市民農園への利用
等の促進を目的に、市町に地域協議会の設置・交付金の活用を促し、2010年度までに耕作放棄地170haの解消を目指すとのことです。
個人的には、市民農園が開園することで、一般の方々が野菜つくりに取り組む機会が増えたらよいと思いますが、今後の動向が気になるところです。
※参考:
・知多農林水産事務所のトップページ
http://www.pref.aichi.jp/nourin-chita/
耕作放棄地:減らそう 解消へ地元県農水事務所がキャンペーン--知多半島 /愛知 - 毎日jp(毎日新聞)
上記リンク先記事によると、2008年度調査での愛知県内の耕作地面積は8万2,300haヘクタールですが、うち放棄地は4,242haに上っているとのこと。
また知多半島では、耕作地9,850haのうち、1,110haが放棄地(県内の放棄地の26%に相当)という状況。
国は2011年度までに、日本全国の放棄地(23.1万ha)のうち10万haの解消を目的として、再生利用緊急対策交付金356億円を予算化、補助事業(土壌改良や営農定着など)を推進するとのこと。
これを受けて愛知県は、2009年6月に、知多農水事務所に放棄地解消推進チームを設立し、7月10日に活動を開始。
同チームでは、
・土地所有者による耕作
・担い手や借り手による耕作
・企業などの新規参入
・市町による市民農園への利用
等の促進を目的に、市町に地域協議会の設置・交付金の活用を促し、2010年度までに耕作放棄地170haの解消を目指すとのことです。
個人的には、市民農園が開園することで、一般の方々が野菜つくりに取り組む機会が増えたらよいと思いますが、今後の動向が気になるところです。
※参考:
・知多農林水産事務所のトップページ
http://www.pref.aichi.jp/nourin-chita/
徳島県・三好市のNPO法人「ふるさと力」が、滞在型市民農園「三好タウン 愉流里」を運営中
下記リンク先記事では、関西在住の徳島県出身者らが中心で設立された、徳島県・三好市のNPO法人「ふるさと力(ちから)」の、副理事長の方が紹介されています。
近藤貞治さん(NPO法人「ふるさと力」副理事長) - 徳島新聞社
この記事の中で、「ふるさと力」が三好市に
・滞在型市民農園「三好タウン 愉流里(ゆるり)」
・家庭菜園付きの分譲住宅
を整備していることが記述されています。
私自身も、かなり自然が豊かな場所に住んでいるつもりですが、「三好タウン愉流里」が紹介されているサイト[1]を見ると、その風景には圧倒される思いがします。
※参考:
・[1]クラインガルテン四国
http://www.12hurusato.jp/k.html
近藤貞治さん(NPO法人「ふるさと力」副理事長) - 徳島新聞社
この記事の中で、「ふるさと力」が三好市に
・滞在型市民農園「三好タウン 愉流里(ゆるり)」
・家庭菜園付きの分譲住宅
を整備していることが記述されています。
私自身も、かなり自然が豊かな場所に住んでいるつもりですが、「三好タウン愉流里」が紹介されているサイト[1]を見ると、その風景には圧倒される思いがします。
※参考:
・[1]クラインガルテン四国
http://www.12hurusato.jp/k.html
神奈川県・川崎市で、農家の畑で、農法などの直接指導が受けられる「体験型農園」が人気
神奈川県・川崎市で、農家の畑で、農法などを直接指導してもらえる「体験型農園」が人気を集めているとのこと。
かながわ瓦版/就農希望者続々 : 神奈川新聞の連載 : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞
上記リンク先記事によると、川崎市農業振興課は2002年度に、体験型農園を開始。
これは、川崎市が都市型農業の経営安定のためにスタートさせた事業で、当初の実施農家は1ヶ所のみでしたが、現在は7ヶ所に拡大。
制度の詳細は、
・年間利用料:1家族当たり3万~3万5,000円
・受付:毎年1月ごろから開始
(2009年は、57の募集枠に対し、119件の応募があった。)
とのこと。
また記事では、体験型農園を始めて6年目となる「さむはら農園」(川崎市麻生区)の事例が紹介されています。
同農園では、体験型農園向けに約2,000m2の畑を持っており、約20種類の野菜(キャベツやトマト、サツマイモ、小松菜など)を栽培。
毎週日曜日には、市内33家族が訪れて、農作業を行なっているとのことです。
記事では、野菜つくりの魅力を知った参加者の方や、将来の就農を目指す方、また農法の指導をされている方の声も、豊富に 紹介されています。
現代は、日常生活や仕事の中で、言葉にしにくい不自然さを感じることが非常に多いと思うので、一般市民が農作業に取り組むことは、非常に重要な意味を持っているのかもしれません。
※参考:
・体験型農園のページ
http://www.city.kawasaki.jp/28/28nogyo/home/taiken/top.htm
・さむはら農園のページ
http://www.city.kawasaki.jp/28/28nogyo/home/taiken/samuhara/start.html
・さむはら農園 <川崎市麻生区で、毎週日曜日に農業を楽しむ体験型農業>
http://samuhara.exblog.jp/
かながわ瓦版/就農希望者続々 : 神奈川新聞の連載 : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞
上記リンク先記事によると、川崎市農業振興課は2002年度に、体験型農園を開始。
これは、川崎市が都市型農業の経営安定のためにスタートさせた事業で、当初の実施農家は1ヶ所のみでしたが、現在は7ヶ所に拡大。
制度の詳細は、
・年間利用料:1家族当たり3万~3万5,000円
・受付:毎年1月ごろから開始
(2009年は、57の募集枠に対し、119件の応募があった。)
とのこと。
また記事では、体験型農園を始めて6年目となる「さむはら農園」(川崎市麻生区)の事例が紹介されています。
同農園では、体験型農園向けに約2,000m2の畑を持っており、約20種類の野菜(キャベツやトマト、サツマイモ、小松菜など)を栽培。
毎週日曜日には、市内33家族が訪れて、農作業を行なっているとのことです。
記事では、野菜つくりの魅力を知った参加者の方や、将来の就農を目指す方、また農法の指導をされている方の声も、豊富に 紹介されています。
現代は、日常生活や仕事の中で、言葉にしにくい不自然さを感じることが非常に多いと思うので、一般市民が農作業に取り組むことは、非常に重要な意味を持っているのかもしれません。
※参考:
・体験型農園のページ
http://www.city.kawasaki.jp/28/28nogyo/home/taiken/top.htm
・さむはら農園のページ
http://www.city.kawasaki.jp/28/28nogyo/home/taiken/samuhara/start.html
・さむはら農園 <川崎市麻生区で、毎週日曜日に農業を楽しむ体験型農業>
http://samuhara.exblog.jp/
仙台市・坪沼地区で、地域おこしグループ「やるっちゃツボヌマ」が市民農園を運営中
下記リンク先記事では、福島県・仙台市南部にある農村「坪沼地区」で、4年前に結成された地域おこしグループ「やるっちゃツボヌマ」の取り組みが紹介されています。
河北新報ニュース 【連載】杜の都~明日へ提言(7)「やるっちゃツボヌマ」会長・山田義正さん(77)/地域おこし、二人三脚で
この記事の中で、「やるっちゃツボヌマ」が運営する市民農園について、
・農家が栽培を直接指導しており、現在は3期生を迎えている。
・タケノコ狩りや炭焼き、収穫祭といった、手作りの企画も実施している。
これらのイベントには、大勢の家族が訪れている。
・農園では毎週のように、農作業を楽しんでいる夫婦の姿がみられる。
最近は、移住を希望する相談もあるが、市街化調整区域の規制のため、新しい住居の確保等は容易ではない。
現在は、土地利用緩和の要望を出している。
といった内容が記述されています。
自主的な地域活性化を目指す組織が、市民農園・貸し農園を運営しているケースは、全国でかなり多いんでしょうか?
※参考:
・NOSAI宮城
http://www.nosaimiyagi.or.jp/img_sinbun/miyagibann/20061102.html
・東北農政局/教育ファーム・農林漁業体験コーナー
http://www.maff.go.jp/tohoku/syouan/syokuiku/4_farm/taiken.html
河北新報ニュース 【連載】杜の都~明日へ提言(7)「やるっちゃツボヌマ」会長・山田義正さん(77)/地域おこし、二人三脚で
この記事の中で、「やるっちゃツボヌマ」が運営する市民農園について、
・農家が栽培を直接指導しており、現在は3期生を迎えている。
・タケノコ狩りや炭焼き、収穫祭といった、手作りの企画も実施している。
これらのイベントには、大勢の家族が訪れている。
・農園では毎週のように、農作業を楽しんでいる夫婦の姿がみられる。
最近は、移住を希望する相談もあるが、市街化調整区域の規制のため、新しい住居の確保等は容易ではない。
現在は、土地利用緩和の要望を出している。
といった内容が記述されています。
自主的な地域活性化を目指す組織が、市民農園・貸し農園を運営しているケースは、全国でかなり多いんでしょうか?
※参考:
・NOSAI宮城
http://www.nosaimiyagi.or.jp/img_sinbun/miyagibann/20061102.html
・東北農政局/教育ファーム・農林漁業体験コーナー
http://www.maff.go.jp/tohoku/syouan/syokuiku/4_farm/taiken.html
徳島県の「重清北校区連合自治会」が、貸し農園などを整備
徳島県・美馬市美馬町の重清北小学校校区内の、5自治会が構成する「重清北校区連合自治会」が、地区内に炭焼き小屋と貸し農園を整備したとのこと。
炭焼き体験、呼び掛け 美馬・重清北小校区の5自治会 - 徳島新聞社
上記リンク先記事によると、このうち貸し農園については、
・場所:
重清北小学校から約1km離れた場所。
標高約600mにあり、寒暖の差が大きいため、サツマイモやカボチャ等、様々な野菜や花を育てることができる。
・全体の広さ:約20a
・農地:26区画(25~65m2)
・設備:
・水道設備
・農機具(耕運機など)
・倉庫
・休憩小屋
・水洗トイレ
など。
・希望により、地元の農業者に、耕作方法などの指導を受けることもできる。
となっています。
ちなみに重清北小学校は、2009年度末での休校が決まっていることから、周辺の5自治会(128世帯)が2007年に、地域の活気を保つ目的で連合自治会を発足。
交流拡大や環境保全、地域の盛り上げ等のため、観光農業振興に努めているとのことです。
自治体や企業ではなく、地域の自治会が運営する貸し農園という点が、非常に興味深いです。
また、寒暖の差が大きいとのことなので、美味しい野菜が育ちそうに感じます。
※参考:
・美馬地区産直軒 from TOKUSHIMA-JAPAN
http://www.web-mima.jp/
炭焼き体験、呼び掛け 美馬・重清北小校区の5自治会 - 徳島新聞社
上記リンク先記事によると、このうち貸し農園については、
・場所:
重清北小学校から約1km離れた場所。
標高約600mにあり、寒暖の差が大きいため、サツマイモやカボチャ等、様々な野菜や花を育てることができる。
・全体の広さ:約20a
・農地:26区画(25~65m2)
・設備:
・水道設備
・農機具(耕運機など)
・倉庫
・休憩小屋
・水洗トイレ
など。
・希望により、地元の農業者に、耕作方法などの指導を受けることもできる。
となっています。
ちなみに重清北小学校は、2009年度末での休校が決まっていることから、周辺の5自治会(128世帯)が2007年に、地域の活気を保つ目的で連合自治会を発足。
交流拡大や環境保全、地域の盛り上げ等のため、観光農業振興に努めているとのことです。
自治体や企業ではなく、地域の自治会が運営する貸し農園という点が、非常に興味深いです。
また、寒暖の差が大きいとのことなので、美味しい野菜が育ちそうに感じます。
※参考:
・美馬地区産直軒 from TOKUSHIMA-JAPAN
http://www.web-mima.jp/
2009年7月12日日曜日
神奈川県・伊勢原市が、放牧して土壌が改善された耕作放棄地や遊休農地を、市民農園に開放する?
神奈川県・伊勢原市で、耕作放棄地や遊休農地に牛を放牧し、雑草を食べさせることで、
・耕作地への復元
・景観保全
を狙いとする放牧事業が、今年で4年目を迎えているとのこと。
イノシシも減った?荒廃農地に和牛放牧/伊勢原 : ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞
上記リンク先記事によると、今年は、伊勢原市日向の元畑(約7,000m2)に、市内の畜産農家から借り受けた黒毛和牛2頭(11歳と6歳の雌)が、6月24日~10月の約4ヶ月間、放牧されるとのこと。
この放牧の取り組みによって、雑草が減り見通しが良い空間ができ、有害鳥獣の侵入防止につながることが判明。
また、雑草などが食べられることで付近が乾燥し、ヤマビルの生息抑制の効果もあるとみられているそうです。
更に伊勢原市では、放牧後には土地の土壌環境が改善されることから、2010年以降に市民農園として開放することも計画しているとのことです。
やはり牛の糞には、土壌を大きく改善する効果がある・・・ということでしょうか?
※参考
・伊勢原市公式ホームページ
http://www.city.isehara.kanagawa.jp/
・耕作地への復元
・景観保全
を狙いとする放牧事業が、今年で4年目を迎えているとのこと。
イノシシも減った?荒廃農地に和牛放牧/伊勢原 : ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞
上記リンク先記事によると、今年は、伊勢原市日向の元畑(約7,000m2)に、市内の畜産農家から借り受けた黒毛和牛2頭(11歳と6歳の雌)が、6月24日~10月の約4ヶ月間、放牧されるとのこと。
この放牧の取り組みによって、雑草が減り見通しが良い空間ができ、有害鳥獣の侵入防止につながることが判明。
また、雑草などが食べられることで付近が乾燥し、ヤマビルの生息抑制の効果もあるとみられているそうです。
更に伊勢原市では、放牧後には土地の土壌環境が改善されることから、2010年以降に市民農園として開放することも計画しているとのことです。
やはり牛の糞には、土壌を大きく改善する効果がある・・・ということでしょうか?
※参考
・伊勢原市公式ホームページ
http://www.city.isehara.kanagawa.jp/
アイムホームの、専用の畑を備えた賃貸用一戸建て住宅が好評
住宅メーカーの「アイムホーム」が、賃貸用一戸建て住宅「ハッピーキューブ」に、専用の畑(10~16m2)を設置し、好評を博しているとのこと。
業界ニュース : 畑付き一戸建て賃貸住宅に人気-アイムホーム(新建ハウジングWEB - 住宅ニュース)
上記リンク先記事によると、この商品は、家庭菜園や貸農園といった、野菜を育てられる場所が無い、という声に応えたもの。
具体的には、
・兵庫県宝塚市:4棟が竣工
・京都府城陽市:3棟が竣工
・2009年8月末:大阪府茨木市に2棟が完成予定
となっていますが、募集開始から1週間で予約が満杯となったほど、人気が高かったそうです。
個人的な経験では、少しでも畑から野菜が取れれば、食事の美味しさが増す(勿論、野菜を育てる楽しみも有る)ので、畑を備えた賃貸住宅が人気となるのも、理解できる気がします。
※参考
・大阪・福岡注文住宅(注文建築)/戸建賃貸・木造建築・ローコスト住宅 ハウスメーカーのアイムホーム
http://www.117imhome.com/
業界ニュース : 畑付き一戸建て賃貸住宅に人気-アイムホーム(新建ハウジングWEB - 住宅ニュース)
上記リンク先記事によると、この商品は、家庭菜園や貸農園といった、野菜を育てられる場所が無い、という声に応えたもの。
具体的には、
・兵庫県宝塚市:4棟が竣工
・京都府城陽市:3棟が竣工
・2009年8月末:大阪府茨木市に2棟が完成予定
となっていますが、募集開始から1週間で予約が満杯となったほど、人気が高かったそうです。
個人的な経験では、少しでも畑から野菜が取れれば、食事の美味しさが増す(勿論、野菜を育てる楽しみも有る)ので、畑を備えた賃貸住宅が人気となるのも、理解できる気がします。
※参考
・大阪・福岡注文住宅(注文建築)/戸建賃貸・木造建築・ローコスト住宅 ハウスメーカーのアイムホーム
http://www.117imhome.com/
2009年7月11日土曜日
千葉県「アズビオ」が、貸し農園事業に進出
千葉県の企業「アズビオ」が、新たに貸し農園事業に進出するとのこと。
アズビオ、貸農園に進出-団塊対象に会員募集:日刊工業新聞
上記リンク先記事によると、アズビオは今回、茨城県潮来市で休耕地(1万2,000m2)を賃借して、「チャレンジファーム・築地(ついじ)農園」を整備。
その詳細は、
・区画数:81区画(1区画30m2)
契約は1区画単位。
・契約期間:契約日から1年間(更新可能)
・費用
・入会金:3,000円
・利用料:年間2万5,200円
・農業従事者やアズビオの社員が、苗植えなどの営農指導を実施。
となっています。
アズビオでは、
・「週末菜園」を楽しむサラリーマン
・野菜づくりに興味のある団塊世代
を、会員に想定。
また、農業資材・機材等の販売との、相乗効果を図る狙いもあるそうです。
更に今後は、農業法人化も視野に入れており、3年以内には収穫野菜のネット販売も開始して、農業関連事業の年間売上高1億円を目標としているとのことです。
企業が運営する貸し農園ですが、地域に溶け込んで、末永く運営されることを期待したいです。
※参考
・株式会社アズビオ|芝草管理の最新理論に基づいた商品の開発と技術をお届け-築地農園(ついじのうえん)
http://www.azbio.jp/tuiji.html
アズビオ、貸農園に進出-団塊対象に会員募集:日刊工業新聞
上記リンク先記事によると、アズビオは今回、茨城県潮来市で休耕地(1万2,000m2)を賃借して、「チャレンジファーム・築地(ついじ)農園」を整備。
その詳細は、
・区画数:81区画(1区画30m2)
契約は1区画単位。
・契約期間:契約日から1年間(更新可能)
・費用
・入会金:3,000円
・利用料:年間2万5,200円
・農業従事者やアズビオの社員が、苗植えなどの営農指導を実施。
となっています。
アズビオでは、
・「週末菜園」を楽しむサラリーマン
・野菜づくりに興味のある団塊世代
を、会員に想定。
また、農業資材・機材等の販売との、相乗効果を図る狙いもあるそうです。
更に今後は、農業法人化も視野に入れており、3年以内には収穫野菜のネット販売も開始して、農業関連事業の年間売上高1億円を目標としているとのことです。
企業が運営する貸し農園ですが、地域に溶け込んで、末永く運営されることを期待したいです。
※参考
・株式会社アズビオ|芝草管理の最新理論に基づいた商品の開発と技術をお届け-築地農園(ついじのうえん)
http://www.azbio.jp/tuiji.html
岐阜県「ふる里農園美の関」の体験型農業交流施設の紹介記事
岐阜県の農業生産法人「ふる里農園美の関」が運営する体験型の農業交流施設が、開設から3年を迎え、地元以外の遠方(愛知県など)からも客が訪れるなど、売上が順調に伸びているとのこと。
中日新聞:体験型施設、家族連れに好評 農業生産法人「ふる里農園美の関」:岐阜(CHUNICHI Web)
上記リンク先記事によると、この施設の詳細は、
・敷地:6万坪(約20ha、ナゴヤドーム4つ分)
・施設:
・イチゴハウス
・トマトハウス
・ブルーベリー園
・市民農園
・直売場
・交流施設
・子ども向け遊具
・ビオトープ
・バーベキューハウス
など
となっています。
また、収穫体験は、
・リンク先記事の掲載時点(2009/6/21):ブルーベリー(1時間800円で食べ放題)
・2009/6/20~:トウモロコシとジャガイモ
・9月:里芋とサツマイモ
・10月:トマト
・12月:イチゴ摘み
・その他、梅、柿、クリなど
と、1年中、何らかの作物の収穫が楽しめるそうです。
市民農園はどのような体制で運営されているのか、記事に記述が無いのが残念です。
でも、運営スタッフが楽しみ、充実して施設を運営している雰囲気は、よく感じられる気がします。
※参考
・ふる里農園 美の関
http://minoseki.net/
中日新聞:体験型施設、家族連れに好評 農業生産法人「ふる里農園美の関」:岐阜(CHUNICHI Web)
上記リンク先記事によると、この施設の詳細は、
・敷地:6万坪(約20ha、ナゴヤドーム4つ分)
・施設:
・イチゴハウス
・トマトハウス
・ブルーベリー園
・市民農園
・直売場
・交流施設
・子ども向け遊具
・ビオトープ
・バーベキューハウス
など
となっています。
また、収穫体験は、
・リンク先記事の掲載時点(2009/6/21):ブルーベリー(1時間800円で食べ放題)
・2009/6/20~:トウモロコシとジャガイモ
・9月:里芋とサツマイモ
・10月:トマト
・12月:イチゴ摘み
・その他、梅、柿、クリなど
と、1年中、何らかの作物の収穫が楽しめるそうです。
市民農園はどのような体制で運営されているのか、記事に記述が無いのが残念です。
でも、運営スタッフが楽しみ、充実して施設を運営している雰囲気は、よく感じられる気がします。
※参考
・ふる里農園 美の関
http://minoseki.net/
2009年7月9日木曜日
大阪府が市民農園などで、遊休農地500haの活用に取り組む
大阪府が2008年から行なってきた遊休農地実態調査の結果、府内の遊休農地の総面積が、1,004haであることが判明したとのこと。
遊休農地1004ヘクタール 大阪府:産経関西(産経新聞大阪本社公式ニュースサイト)
上記リンク先記事によると、今回の調査では、宅地となる農地等(約3,000ha)を除いた土地について、
・図面上の調査
・現地踏査
を行い、正確なデータを算出。
全体の結果としては、
・遊休農地が全体農地の1/10を占めている点は、全国標準と同じ。
しかし大阪府内では、山間部に小さな遊休農地が点在している点が特徴的。
・農家では高齢化が進み、後継者不足になっているため、遊休農地は拡大しているとみられる。
とのことです。
大阪府では、遊休農地の活用を進めるために、平成29年度までに遊休農地のうち約500haを、
・市民農園の開園
・農家の規模拡大
等の用途に貸し出す方針だそうです。
また、集落単位での協議会結成・自主的なプラン策定により、
・小学生の農業体験学習
・農家の後継者育成
といった利用法の構想も寝られているとのこと。
記事では、大阪府農政室整備課の
・団塊の世代は、家庭菜園などを手がける人も多い
そのため退職後に、農業に親しむことが期待できる。
とのコメントが紹介されています。
野菜を育てるのは手間がかかりますが、その分、育てている人が受けられるメリットには、他では得難いものがあると思うので、遊休農地の市民農園への活用には期待したいです。
遊休農地1004ヘクタール 大阪府:産経関西(産経新聞大阪本社公式ニュースサイト)
上記リンク先記事によると、今回の調査では、宅地となる農地等(約3,000ha)を除いた土地について、
・図面上の調査
・現地踏査
を行い、正確なデータを算出。
全体の結果としては、
・遊休農地が全体農地の1/10を占めている点は、全国標準と同じ。
しかし大阪府内では、山間部に小さな遊休農地が点在している点が特徴的。
・農家では高齢化が進み、後継者不足になっているため、遊休農地は拡大しているとみられる。
とのことです。
大阪府では、遊休農地の活用を進めるために、平成29年度までに遊休農地のうち約500haを、
・市民農園の開園
・農家の規模拡大
等の用途に貸し出す方針だそうです。
また、集落単位での協議会結成・自主的なプラン策定により、
・小学生の農業体験学習
・農家の後継者育成
といった利用法の構想も寝られているとのこと。
記事では、大阪府農政室整備課の
・団塊の世代は、家庭菜園などを手がける人も多い
そのため退職後に、農業に親しむことが期待できる。
とのコメントが紹介されています。
野菜を育てるのは手間がかかりますが、その分、育てている人が受けられるメリットには、他では得難いものがあると思うので、遊休農地の市民農園への活用には期待したいです。
福山市の「市地産地消推進協議会」が、耕作放棄地の市民農園への活用を推進
広島県・福山市が、地産地消の推進を目的として、7月に「市地産地消推進協議会(仮称)」を発足するとのこと。
地産地消へ消費者らが協議会(中国新聞 地域ニュース)
上記リンク先記事によると、この協議会は、
・消費者団体
・ホテル・飲食・小売業の組合
・農協や生産者組織
・卸売市場
・商工会議所
等の約20団体と、福山市で構成。
食に関する施策・情報を一元化して、相乗効果の発揮が可能な組織を目指すとのことです。
2009年度には、
・耕作放棄地を活用した市民農園の拡大
・学校給食への食材利用
・地元産品をアピールするための、シンボルマーク作成
・店頭での啓発活動
等に取り組む予定。
この中でも、市内の耕作放棄地解消に注力するとのことで、具体的には、
・地域ぐるみで、耕作放棄地の再生に取り組むモデル地区9ヶ所を指定。
また除草や水路改修のための費用に対し、100万円を上限に補助を行なう。
(2009年度予算に600万円を計上)
とのこと。
野菜など作物が十分に育つ土地は、そう簡単には作れないと思うので、耕作放棄地の市民農園としての有効活用は、ぜひ推進してほしいものです。
※参考
・福山市ホームページ
http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/
地産地消へ消費者らが協議会(中国新聞 地域ニュース)
上記リンク先記事によると、この協議会は、
・消費者団体
・ホテル・飲食・小売業の組合
・農協や生産者組織
・卸売市場
・商工会議所
等の約20団体と、福山市で構成。
食に関する施策・情報を一元化して、相乗効果の発揮が可能な組織を目指すとのことです。
2009年度には、
・耕作放棄地を活用した市民農園の拡大
・学校給食への食材利用
・地元産品をアピールするための、シンボルマーク作成
・店頭での啓発活動
等に取り組む予定。
この中でも、市内の耕作放棄地解消に注力するとのことで、具体的には、
・地域ぐるみで、耕作放棄地の再生に取り組むモデル地区9ヶ所を指定。
また除草や水路改修のための費用に対し、100万円を上限に補助を行なう。
(2009年度予算に600万円を計上)
とのこと。
野菜など作物が十分に育つ土地は、そう簡単には作れないと思うので、耕作放棄地の市民農園としての有効活用は、ぜひ推進してほしいものです。
※参考
・福山市ホームページ
http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/
広島県・三原市が小坂町に、市内3番目の市民農園を開設
広島県・三原市が2009年9月に、市内では3番目となる市民農園を、小坂町にオープンするとのこと。
設備万全 秋に市民農園開設(中国新聞 地域ニュース)
上記リンク先記事によると、この市民農園の詳細は、
・利用者の募集開始:2009年8月~
・土地:事業地内の民有地(1,405m2)に、30区画(1区画35m2)を整備。
・隣接する市有地(670m2)には、
・駐車場(9台分)
・トイレ
・更衣室
等も設置。
・年間使用料:1万2,000円(水道代など込み)
・契約:1年契約(※最長5年間まで延長利用が可能)
となっています。
ちなみにこの市民農園は、広島県による整備が行なわれている、農村振興総合整備事業用地の一部を活用して行なわれる事業。
整備費は2,300万円で、三原市が、土地所有者に賃借料を支払い管理を担当し、雑草などを刈り取って貸し出すとのことです。
新しい市民農園で、野菜等が豊かに実ることを、期待したいものです。
※参考
・三原市 海・山・空 夢ひらくまち
http://www.city.mihara.hiroshima.jp/index.html
設備万全 秋に市民農園開設(中国新聞 地域ニュース)
上記リンク先記事によると、この市民農園の詳細は、
・利用者の募集開始:2009年8月~
・土地:事業地内の民有地(1,405m2)に、30区画(1区画35m2)を整備。
・隣接する市有地(670m2)には、
・駐車場(9台分)
・トイレ
・更衣室
等も設置。
・年間使用料:1万2,000円(水道代など込み)
・契約:1年契約(※最長5年間まで延長利用が可能)
となっています。
ちなみにこの市民農園は、広島県による整備が行なわれている、農村振興総合整備事業用地の一部を活用して行なわれる事業。
整備費は2,300万円で、三原市が、土地所有者に賃借料を支払い管理を担当し、雑草などを刈り取って貸し出すとのことです。
新しい市民農園で、野菜等が豊かに実ることを、期待したいものです。
※参考
・三原市 海・山・空 夢ひらくまち
http://www.city.mihara.hiroshima.jp/index.html
2009年7月7日火曜日
「滞在型市民農園」の現状・利用法に関する解説記事
下記リンク先記事では、「滞在型市民農園」の現在の状況等について解説されています。
滞在型市民農園「将来は農業…」先行体験 : ニュース : 医療と介護 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
具体的には、
・兵庫県・多可町の「フロイデン八千代」の詳細は、
・1993年にオープンした、全国初の滞在型市民農園。
・区画数:60区画
・1区画の広さ:約300m2)
・費用:入会金35万円、また農園、コテージなどの年間利用料が27万6,000円
となっている。
・滞在型市民農園は、「特定農地貸付法」(1989年制定)により、市町村やJAなどが市民農園を開設して、一般利用者に貸すことが可能になったことで、普及が始まった。
その後の法改正で、NPO等による開設も可能となり、民間の農園も登場している。
・「都市農山漁村交流活性化機構」によると、滞在型市民農園は現在、
・関東、近畿地方を中心に、全国約60ヶ所・計約1,100区画が運営中。
・年間利用料:平均約40万円
・利用者の年齢層:大半が50~60歳代
・募集倍率:平均約3倍(5年待ちのケースもある)
という状況。
等の内容が記述されています。
また記事では、
(日本市民農園連合会長・廻谷義治氏)
・滞在型市民農園を開設している市町村では、移住希望者に対して、空き農家や町営住宅を紹介している場合が多い。
・定住を考えている人は、このような支援制度を利用する有効だと思われる。
(都市農山漁村交流活性化機構広報情報センター部参事・畠山徹氏)
・滞在型市民農園の利用においては、まず旅行やドライブの際に、暮らしてみたいと思える場所を見つけておくことが重要。
・ただし、自宅と農園の往復にかかる時間と費用は、考慮する必要が有る。
具体的な方針として、
・仕事などの都合により、農園を利用できる日が限られている人:自宅から100km以内にある農園を探した方が良い。
・長期滞在が可能な「リタイア組」:田舎暮らしを満喫可能な、比較的遠い場所を選択肢に入れることも有効。
が挙げられる。
・都市農山漁村交流活性化機構では、市民農園等の情報サイト「グリーン・ツーリズム」[1]を開設しており、情報収集に活用できる。
との内容のアドバイスも記載されています。
一般的な「貸し農園」は、私の住んでいる地域でも、近年よく見かけるようになっていましたが、「滞在型市民農園」(クラインガルテン)も増えつつあるというのは、(費用自体は、決して安くは無いと思うので)正直意外に感じました。
ただ、今回の記事に紹介されている、「フロイデン八千代」利用者の方の
・旅行することを考えたら、決して高くない
・自然の中で暮らしてみたいが、別荘を持つには経済的負担が重すぎる私たちには絶好の場所
というコメントから、需要は決して少なくは無いのだろう・・・と想像させられます。
※参考
・[1]GreenTourism - グリーン・ツーリズム
http://www.ohrai.jp/gt/
滞在型市民農園「将来は農業…」先行体験 : ニュース : 医療と介護 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
具体的には、
・兵庫県・多可町の「フロイデン八千代」の詳細は、
・1993年にオープンした、全国初の滞在型市民農園。
・区画数:60区画
・1区画の広さ:約300m2)
・費用:入会金35万円、また農園、コテージなどの年間利用料が27万6,000円
となっている。
・滞在型市民農園は、「特定農地貸付法」(1989年制定)により、市町村やJAなどが市民農園を開設して、一般利用者に貸すことが可能になったことで、普及が始まった。
その後の法改正で、NPO等による開設も可能となり、民間の農園も登場している。
・「都市農山漁村交流活性化機構」によると、滞在型市民農園は現在、
・関東、近畿地方を中心に、全国約60ヶ所・計約1,100区画が運営中。
・年間利用料:平均約40万円
・利用者の年齢層:大半が50~60歳代
・募集倍率:平均約3倍(5年待ちのケースもある)
という状況。
等の内容が記述されています。
また記事では、
(日本市民農園連合会長・廻谷義治氏)
・滞在型市民農園を開設している市町村では、移住希望者に対して、空き農家や町営住宅を紹介している場合が多い。
・定住を考えている人は、このような支援制度を利用する有効だと思われる。
(都市農山漁村交流活性化機構広報情報センター部参事・畠山徹氏)
・滞在型市民農園の利用においては、まず旅行やドライブの際に、暮らしてみたいと思える場所を見つけておくことが重要。
・ただし、自宅と農園の往復にかかる時間と費用は、考慮する必要が有る。
具体的な方針として、
・仕事などの都合により、農園を利用できる日が限られている人:自宅から100km以内にある農園を探した方が良い。
・長期滞在が可能な「リタイア組」:田舎暮らしを満喫可能な、比較的遠い場所を選択肢に入れることも有効。
が挙げられる。
・都市農山漁村交流活性化機構では、市民農園等の情報サイト「グリーン・ツーリズム」[1]を開設しており、情報収集に活用できる。
との内容のアドバイスも記載されています。
一般的な「貸し農園」は、私の住んでいる地域でも、近年よく見かけるようになっていましたが、「滞在型市民農園」(クラインガルテン)も増えつつあるというのは、(費用自体は、決して安くは無いと思うので)正直意外に感じました。
ただ、今回の記事に紹介されている、「フロイデン八千代」利用者の方の
・旅行することを考えたら、決して高くない
・自然の中で暮らしてみたいが、別荘を持つには経済的負担が重すぎる私たちには絶好の場所
というコメントから、需要は決して少なくは無いのだろう・・・と想像させられます。
※参考
・[1]GreenTourism - グリーン・ツーリズム
http://www.ohrai.jp/gt/
農業ベンチャー企業「銀座農園」が、東京都内のビル屋上での貸し農園事業を開始
農業ベンチャー企業の「銀座農園」が、2009年6月下旬から、東京都内のビル屋上での貸し農園事業を開始したとのこと。
成長企業・VB/銀座農園 屋上菜園貸し出し事業化 建物の価値向上、需要に照準 - FujiSankei Business i./Bloomberg GLOBAL FINANCE
上記リンク先記事によると、貸し農園事業の第1弾として、渋谷区内にある3階建てビルの屋上に、貸し農園16区画(1区画3m2)を開設し、周辺の住民等に、菜園用として貸し出すとのことです。
また、貸し農園全体のスペースは約100m2で、うち半分をデッキにし、高級感を演出しているそうです。
(このビルの周辺には高級マンションも多い)
貸し農園の賃料は、郊外の農園よりも高く設定するものの、週末に郊外の農園に行く手間・費用を考慮した場合に、割安となる水準に設定するとのこと。
また第2弾として、港区南青山のマンション屋上での、屋上菜園のオープンを計画しているとのことです。
これに加えて銀座農園は、東京・銀座に開設している水田脇のスペースを、農産物直売所(市町村や農業法人単位での、農産物PRが可能な場所)として市町村等に貸し出す事業も、同時に開始。
具体的には2008年秋から、全国各地の新米の販売フェアを開催。
また、新米や米粉スイーツのネット通販も開始する予定だそうです。
銀座農園では、ビル屋上での市民農園の設置にあたり、千葉県の協力によって、独自配合で比重が軽く高品質な土も開発。
同社は将来的に、マンション住民専用の屋上菜園の(マンション設計段階からの)設置について、マンションの付加価値向上策として、不動産業界への働きかけも検討しているとのことです。
ちなみに今回の記事では、秋葉原でNPO法人「リコリタ」が、ビル屋上に農園を開設してミニトマト等を育て、若者の農業への関心を促進する「秋葉原菜園計画」を開始している旨も紹介されています。
都会の中で田んぼや貸し農園を運営するというのは、私にとっては驚きですが、やはり何かしら息苦しさ・違和感の有る現代において、このような、野菜などを育てる取り組みに対する欲求が、非常に高まっているのかもしれない・・・と感じます。
※参考
・銀座農園株式会社
http://www.iknowledge.jp/ginza_farm/
成長企業・VB/銀座農園 屋上菜園貸し出し事業化 建物の価値向上、需要に照準 - FujiSankei Business i./Bloomberg GLOBAL FINANCE
上記リンク先記事によると、貸し農園事業の第1弾として、渋谷区内にある3階建てビルの屋上に、貸し農園16区画(1区画3m2)を開設し、周辺の住民等に、菜園用として貸し出すとのことです。
また、貸し農園全体のスペースは約100m2で、うち半分をデッキにし、高級感を演出しているそうです。
(このビルの周辺には高級マンションも多い)
貸し農園の賃料は、郊外の農園よりも高く設定するものの、週末に郊外の農園に行く手間・費用を考慮した場合に、割安となる水準に設定するとのこと。
また第2弾として、港区南青山のマンション屋上での、屋上菜園のオープンを計画しているとのことです。
これに加えて銀座農園は、東京・銀座に開設している水田脇のスペースを、農産物直売所(市町村や農業法人単位での、農産物PRが可能な場所)として市町村等に貸し出す事業も、同時に開始。
具体的には2008年秋から、全国各地の新米の販売フェアを開催。
また、新米や米粉スイーツのネット通販も開始する予定だそうです。
銀座農園では、ビル屋上での市民農園の設置にあたり、千葉県の協力によって、独自配合で比重が軽く高品質な土も開発。
同社は将来的に、マンション住民専用の屋上菜園の(マンション設計段階からの)設置について、マンションの付加価値向上策として、不動産業界への働きかけも検討しているとのことです。
ちなみに今回の記事では、秋葉原でNPO法人「リコリタ」が、ビル屋上に農園を開設してミニトマト等を育て、若者の農業への関心を促進する「秋葉原菜園計画」を開始している旨も紹介されています。
都会の中で田んぼや貸し農園を運営するというのは、私にとっては驚きですが、やはり何かしら息苦しさ・違和感の有る現代において、このような、野菜などを育てる取り組みに対する欲求が、非常に高まっているのかもしれない・・・と感じます。
※参考
・銀座農園株式会社
http://www.iknowledge.jp/ginza_farm/
JTB関東と相模原市のボランティア団体が、地元旅館での宿泊がセットの市民農園「宿・借農園」の入園者を募集
JTB関東と神奈川県・相模原市藤野町の市民ボランティア団体「ふじの里山くらぶ」が共同で、地元旅館での宿泊がセットとなっている市民農園「宿(やど)・借(かり)農園」の入園者募集を行なっているとのこと。
農作業の後は温泉で”ゆったり”…遊休地利用へ宿泊プラン/藤野 : ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞
上記リンク先記事によると、この「宿・借農園」の詳細は、
・料金:7万8,000円(税込み)
・1年間の農園使用料(1区画80m2)
・種苗代・
・農機具の使用料
・地権者農家による、入園者に対する農業指導料
・市民農園近くの「藤野やまなみ温泉」の入浴券(15枚綴り)
が込みの料金。
※更に、農園から車で30分以内の距離にある指定旅館(現在3軒)の宿泊料(1人8,000円、15泊分)を加えたモデルプランは、税込み19万8,000円。
・市民農園:
相模原市藤野町名倉の、相模湖を見下ろせる高台に所在。
広さ約1,520m2の畑を、19区画に分けている。
となっています。
今回の「宿・借農園」の企画においては、当該地域の魅力(芸術家(陶芸家など)が移り住んでいる、都心から近い)をアピールしつつ、最近の市民農園ブームに連動するビジネスを模索していたJTBと企画会社が、2008年11月に、相模原市に対して、遊休農地の受け入れ態勢を打診。
市では、地元の市民ボランティア「ふじの里山くらぶ」(古民家ツアー等の企画を手がける団体)とともに、市内の遊休農地を探した結果、公衆トイレや駐車場が近くにある、今回の場所を選定。
地権者である農家3軒に、農地の貸し出しを依頼したところ快諾。
雑草が伸びたままになっていた遊休農地を整備して、市民農園としたとのことです。
相模原市の担当者の方は、この企画について、
・「荒廃農地を有効利用でき、地元旅館の利用促進にもつながる」
・地権者である農家が、入園者に対して農業指導を実施する「市民農園整備促進法」の農園利用方式を活用することで、農家の収入にもつながる
との期待を語っているとのことです。
ちなみに今回の記事では、JTB関東の方の、
・ドイツ語で「クラインガルテン」(小庭園)と呼ばれるコテージ付き農園は、現在日本全国に65ヶ所あり、キャンセル待ち状態となっている。
との内容のコメントが紹介されています。
温泉旅館宿泊と、貸し農園の利用をセットにした商品という点が、非常に興味深い事例です。
※参考
・「宿・借農園」(やどかりのうえん)宿泊プラン
http://www.jtbcorp.jp/scripts_hd/image_view.asp?menu=news&id=00001&news_no=1144
・全国お国自慢 ほのぼの体験
http://www.honobono-taiken.net/yadokari%20boshu%20annai.html
・藤野観光協会ホームページ - 森と湖 芸術のまち -
http://info-fujino.com/
・新市民農園方式 『宿・借農園』入園主募集のご案内
http://info-fujino.com/pdf/yadokariplan.pdf
・ふじの里山くらぶ
http://www.shokonet.or.jp/fujino-sato/
農作業の後は温泉で”ゆったり”…遊休地利用へ宿泊プラン/藤野 : ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞
上記リンク先記事によると、この「宿・借農園」の詳細は、
・料金:7万8,000円(税込み)
・1年間の農園使用料(1区画80m2)
・種苗代・
・農機具の使用料
・地権者農家による、入園者に対する農業指導料
・市民農園近くの「藤野やまなみ温泉」の入浴券(15枚綴り)
が込みの料金。
※更に、農園から車で30分以内の距離にある指定旅館(現在3軒)の宿泊料(1人8,000円、15泊分)を加えたモデルプランは、税込み19万8,000円。
・市民農園:
相模原市藤野町名倉の、相模湖を見下ろせる高台に所在。
広さ約1,520m2の畑を、19区画に分けている。
となっています。
今回の「宿・借農園」の企画においては、当該地域の魅力(芸術家(陶芸家など)が移り住んでいる、都心から近い)をアピールしつつ、最近の市民農園ブームに連動するビジネスを模索していたJTBと企画会社が、2008年11月に、相模原市に対して、遊休農地の受け入れ態勢を打診。
市では、地元の市民ボランティア「ふじの里山くらぶ」(古民家ツアー等の企画を手がける団体)とともに、市内の遊休農地を探した結果、公衆トイレや駐車場が近くにある、今回の場所を選定。
地権者である農家3軒に、農地の貸し出しを依頼したところ快諾。
雑草が伸びたままになっていた遊休農地を整備して、市民農園としたとのことです。
相模原市の担当者の方は、この企画について、
・「荒廃農地を有効利用でき、地元旅館の利用促進にもつながる」
・地権者である農家が、入園者に対して農業指導を実施する「市民農園整備促進法」の農園利用方式を活用することで、農家の収入にもつながる
との期待を語っているとのことです。
ちなみに今回の記事では、JTB関東の方の、
・ドイツ語で「クラインガルテン」(小庭園)と呼ばれるコテージ付き農園は、現在日本全国に65ヶ所あり、キャンセル待ち状態となっている。
との内容のコメントが紹介されています。
温泉旅館宿泊と、貸し農園の利用をセットにした商品という点が、非常に興味深い事例です。
※参考
・「宿・借農園」(やどかりのうえん)宿泊プラン
http://www.jtbcorp.jp/scripts_hd/image_view.asp?menu=news&id=00001&news_no=1144
・全国お国自慢 ほのぼの体験
http://www.honobono-taiken.net/yadokari%20boshu%20annai.html
・藤野観光協会ホームページ - 森と湖 芸術のまち -
http://info-fujino.com/
・新市民農園方式 『宿・借農園』入園主募集のご案内
http://info-fujino.com/pdf/yadokariplan.pdf
・ふじの里山くらぶ
http://www.shokonet.or.jp/fujino-sato/
2009年7月6日月曜日
和歌山県・白浜町が、貸し農園の普及・促進による「生きがいづくり」を検討?
和歌山県・白浜町が、
・運動
・温泉療法
・栄養教室
・生きがいづくり
等の組み合わせによる、健康づくりの支援事業を、2009年秋に開始する予定とのこと。
白浜町が健康づくり事業 まずはウオーキング - AGARA紀伊民報
上記リンク先記事によると、この取り組みではまず、ウォーキング事業を行なうとのこと。
具体的には、40歳以上の町民から500人のモニターを募集。
そして、モニターに歩数計を貸与し、歩行状況を報告してもらうとのことです。
また、この支援事業は2010年度以降も継続して実施していく方針で、
・ウォーキングと、温泉療法や栄養教室との組み合わせ
・貸し農園の普及・促進による「生きがいづくり」
(自分で育てた農作物を食べたり、販売所で販売することで、生活に張り合いを感じる人が増えているとのこと)
も検討していくそうです。
白浜町民生課によると、最近数年の同町の医療費は、高齢化に伴って年間7,000万~1億円の割合で増加。
今回の貸し農園の支援事業を継続していくことで、町民の健康に対する自己管理意識を向上し、将来的に国保税や介護保険料の負担増抑制に繋げたい狙いがあるとのことです。
私は貸し農園ではなく、実家の土地で家庭菜園に取り組んでいますが、確かに自分で植えた種や苗から、野菜が日々育っていく姿に触れると、非常に刺激になると感じています。
(勿論、収穫した野菜を食べてみると、素人が育てたものでも、新鮮というだけで非常に美味しい)
その意味で、自治体が住民に貸し農園の利用を勧めていくことは、確かに住民の健康維持にもつながるのではないでしょうか。
(ただ、腰を痛めたりすることには、気をつける必要があるとは思いますが・・・)
※参考
・和歌山県白浜町公式ウェブサイト
http://www.town.shirahama.wakayama.jp/
・運動
・温泉療法
・栄養教室
・生きがいづくり
等の組み合わせによる、健康づくりの支援事業を、2009年秋に開始する予定とのこと。
白浜町が健康づくり事業 まずはウオーキング - AGARA紀伊民報
上記リンク先記事によると、この取り組みではまず、ウォーキング事業を行なうとのこと。
具体的には、40歳以上の町民から500人のモニターを募集。
そして、モニターに歩数計を貸与し、歩行状況を報告してもらうとのことです。
また、この支援事業は2010年度以降も継続して実施していく方針で、
・ウォーキングと、温泉療法や栄養教室との組み合わせ
・貸し農園の普及・促進による「生きがいづくり」
(自分で育てた農作物を食べたり、販売所で販売することで、生活に張り合いを感じる人が増えているとのこと)
も検討していくそうです。
白浜町民生課によると、最近数年の同町の医療費は、高齢化に伴って年間7,000万~1億円の割合で増加。
今回の貸し農園の支援事業を継続していくことで、町民の健康に対する自己管理意識を向上し、将来的に国保税や介護保険料の負担増抑制に繋げたい狙いがあるとのことです。
私は貸し農園ではなく、実家の土地で家庭菜園に取り組んでいますが、確かに自分で植えた種や苗から、野菜が日々育っていく姿に触れると、非常に刺激になると感じています。
(勿論、収穫した野菜を食べてみると、素人が育てたものでも、新鮮というだけで非常に美味しい)
その意味で、自治体が住民に貸し農園の利用を勧めていくことは、確かに住民の健康維持にもつながるのではないでしょうか。
(ただ、腰を痛めたりすることには、気をつける必要があるとは思いますが・・・)
※参考
・和歌山県白浜町公式ウェブサイト
http://www.town.shirahama.wakayama.jp/
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